テーマは「地域救急医療と医療再生  ~地域救急と医療機関の在り方を考える~」
日本の医療は様々な問題を抱えています。
医療者の間でも認識の違いや意見の違いが多くみられますし、医療者同士の対立も珍しくありません。少なくとも、医療行政の方針を決める厚生労働省がそれらの問題に踏み込んでくる事は少なく、我々は我々自身の手で解決する方法を探していかなければなりません。

今回、医療再生フォーラムは、医療職種を限らず、診療科を限らず、そもそも医療者かどうかも問わず、様々な立場から「今、医療世界でホットな話題、あるいは体制に影響のある話題を賛否両面から議論して、一人一人に考えるきっかけを持ってもらう事」を目的に企画開催を意図しております。


【目的】
「医療崩壊」が叫ばれはじめてから、多くの時間が経ちました。この医療崩壊の原因は単一のものではなく、医療制度に関わる様々な要因が考えられます。そして、中でも深刻な問題が、医師や看護師をはじめとする医療従事者の不足があげられるのではないでしょうか?

現状、世界一と云われる日本の医療制度は献身的な医療現場のスタッフ一人一人の頑張りによって支えられております。「医療」は社会になくてはならない社会資源であるため、医療人の頑張りによって維持されるという状況を打破し、健全な社会インフラとして機能すべきだと考えております。

医師といえども、他の医療職種の方々の表面的な仕事は理解していても、実際の現場で困っている事まで把握しているケースは稀です。30年前くらいより「チーム医療」という言葉があるにも関わらず、未だに達成できていないのが、何よりも医療世界における意志疎通の難しさを表しているのではないでしょうか?

今回、我々が「医療再生フォーラム」を立ち上げた理由は、まずは、これまで不十分だった医療者による医療ビジョンの議論を深める必要があると考えたからです。私たちは勤務医や開業医、さまざまな医療職種や診療科、臨床と基礎といった様々な垣根を超えて医療再生を目指す議論の場を作り、患者や市民と相互理解も深めて、日本の医療再生への道筋を明らかにしたいと考えます。


【開催概要】
日 時:2013年2月24日(日)  13:00~16:30
場 所:主婦会館エフプラザ(四ツ谷駅徒歩3分)
参加費:2,000円(サポーター、学生無料)
定 員:200名
テーマ:地域救急医療と医療再生  ~地域救急と医療機関の在り方を考える~
主 催:一般社団法人医療再生フォーラム21
対 象:今大会テーマに興味のある全ての方(医療資格者でなくても、参加可能です)
申 込:下記より申込み登録をお願い致します。
   https://ssl.form-mailer.jp/fms/4768e3db229980

その後、17:00~19:00懇親会あり
参加費:5,000円
定 員:30名
恒例の懇親会です。
シンポジストの先生方も参加して頂いておりまして、毎回、大いに盛り上がっております。
シンポジスト紹介と当日のスケージュール
シンポジスト(敬称略、承諾順)
    上原 淳 (川越救急クリニック 院長)
    阪本雄一郎(佐賀大学医学部付属病院 救急医学講座 教授・救命救急センター長)
    伊藤賀敏 (済生会千里病院 心臓血管センター長 兼 心血管内治療室 室長)
    亀崎高夫 (茨城西南医療センター 病院長)
    梅村 聡 (予定、医師、参議院議員)