東京工芸大学(学長:若尾真一郎、所在地:東京中野区)では、映画監督の演出方法を学ぶための公開講座「ディレクターズ・ディレクション・ライブ」を開催します。
映像業界で活躍中の監督たちに、東京工芸大学撮影スタジオで1 シーンを作り上げていただき、その過程を受講者に公開します。受講者は、リハーサル、撮影、編集、上映の各行程での監督の指示、ねらいの説明、キャストやスタッフとの話し合い等々、彼らの表情や音声はもちろん、今どのような画面を撮っているのかも知ることができます。
撮影するシーンのシナリオは、3分程度のものを学生から公募し、監督に1本選んでいただきました。
演出法は監督によって様々です。それは監督固有の手法であるとも言えますが、共通するもの、基本的に守らなければ人に理解してもらえない手法というものもあります。これを見極めるために、2人の監督にお越しいただき、計2回のシリーズで構成しております。

講師紹介:磯村一路 監督
早稲田大学卒業後、デザイン会社に勤務する傍ら、新宿のジャズ喫茶などで映画の上映会を主催していた。そのゲストで来ていた若松孝二監督に声をかけられ、1977年から助監督として師事。以後、神代辰巳、崔洋一、高橋伴明監督らの作品に携わる。
1979年「レイプゾーン/犯しの履歴書」で監督デビュー。1989年に「ギャツビー 僕らはこの夏ネクタイをする!」で一般作品を初監督。1996年の周防正行監督作品「SHALL WE ダンス?」では、イギリスロケのプロデューサーを担当。1998年の「がんばっていきまっしょい」は、主演の田中麗奈らに対するものも含め、その年の映画賞を総なめにした。

講師紹介:榎戸耕史 監督
1952年茨城県生まれ。上智大学文学部卒。フリーランスの助監督として相米慎二、長谷川和彦、寺山修司らの助監督を務める。
1988年「ふたりぼっち」で監督デビュー。以後、映画、TVドラマ、ドキュメンタリー等、幅広く活躍中。2003年、森崎東監督の「ニワトリはハダシだ」では、プロデューサーを担当している。2007年より桜美林大学総合文化学群教授。

開催概要
第1回 磯村一路 監督
2月9日(土)   13:00~ リハーサル
2月10日(日)   13:00~ 撮影
シナリオ:「引いては寄せて」東京工芸大学映像学科1年 田中瞬
会場:東京工芸大学中野キャンパス 1号館B2F映像学科撮影スタジオ

第2回 榎戸耕史 監督
2月16日(土)   13:00~ リハーサル
2月17日(日)   13:00~ 撮影
シナリオ:「照らす」東京工芸大学映像学科1年 田中瞬
会場:東京工芸大学中野キャンパス 1号館B2F映像学科撮影スタジオ

第3回 作品上映と質疑応答 磯村一路・榎戸耕史 両監督
3月20日(水)   13:00~
会場:東京工芸大学中野キャンパス 芸術情報館

会場所在地: 東京都中野区本町2-9-5  丸ノ内線・大江戸線 中野坂上駅より徒歩約7分
時  間:(各回とも) 開場:12時30分 / 開演:13時00分

● どなたでもご参加いただけます。予約不要ですので、当日会場にお越しください。
● 席に限りがあります。満席の場合は入場をお断りする場合があります
● 駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください

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