2012年8月8日  、「運転とカーナビに関する意識調査」をインターネットで実施し、結果を発表した。調査対象は自動車を月に1回以上運転する20~50代の男女600名で、調査期間は2012年7月17日  ~7月19日  。 それによると、カーナビの利用頻度が高い人ほど長距離運転を行う傾向にあることや、カーナビを頼りにしている利用者の9割近くが自己判断も必要としていること、半数以上が現場と地図データの不一致を経験していることなどが分かった。
では、iPhone用カーナビアプリ「コンシェルパス for CarNavi」を提供するミックウェアの調査によると、自動車を月1回以上運転する人に「新しいカーナビを購入するとしたら、どんな点を重要視しますか?」と聞くと、トップは「最新地図への適時更新」で62.8%。以下、「リーズナブルな価格」が60.2%、「正確なルート案内」が49.8%、「地図の見やすさ」が44.5%、「スムーズな検索」が39.0%で続いた。
 カーナビを頼りにしている人に「ルート検索機能に対する信用度」を尋ねると、「全幅の信頼を置いている」はわずか12.7%。「時折、自己判断を織り交ぜる必要あり」(76.0%)や「自己判断が中心」(10.3%)、「あまり信頼できない」(1.0%)を合わせると、9割弱のドライバーが自己判断を交えているようだ。
 ちなみに、「カーナビの地図情報に従って行った場所が、別の建物や更地に変わってしまっていた経験がある」という人は50.8%と、2人に1人以上だった。
 具体的なエピソードを聞くと、「『目的地に到着しました』と言われた時、山以外、何も見えない崖だった」(長野県・33歳女性)、「カーナビでは海の中を走っていることになっているが、新しくできた道を快適に走っていて、自分の居場所が分からなくなった」(大阪府・54歳女性)、「カーナビで弁当屋を検索して向かったらつぶれていた。コンビニも同様のことがある」(埼玉県・37歳女性)などが挙がった。
 インターネットによる調査で、対象は自動車を月1回以上運転する20~50代の男女600人(男性300人、女性300人)。調査期間は7月17日  から19日。