株式会社ブロードバンドタワー(東京都港区、代表取締役執行役員社長 大和 敏彦、以下 ブロードバンドタワー)と、プライベート及びパブリッククラウド基盤のリーディングカンパニーであるMorphlabs, Inc.(米カリフォルニア州、CEO ウィンストン・ダマリロ、以下 Morphlabs社)は、クラウドコンピューティング分野での戦略的アライアンスの締結に合意しました。


Morphlabs社は、オープンな設計思想で開発されたクラウドソリューションプロバイダーとしてビジネスをスタートし、Amazon Web Service(AWS)上で、全世界約4,000社以上の顧客にサービスを提供しています。 また、データセンターや一般企業内の大規模クラウドを対象とした、クラウド環境を短期間で実現するために必要な機能を網羅した制御用アプライアンス「mCloud Controller」や、パブリッククラウドを活用して、必要なときに必要なだけシステムを構築することができる「mCloud On Demand」など、多数のクラウドシステム構築・運用から蓄積されたノウハウを活かし、幅広いソリューションを提供しています。

ブロードバンドタワーとMorphlabs社は、2009年末よりPaaSプラットフォームプロジェクトで共同開発を始めておりましたが、本年11月には、Morphlabs社の「mCloud Controller」を利用したブロードバンドタワーのPaaSサービス「FLEX-PaaS」のトライアルサービスも成功裏に完了させました。 このPaaSプラットフォーム共同開発により、ブロードバンドタワーは高度なクラウドデータセンター基盤を保有・運用できるようになり、お客様のニーズを満たす、より最適なクラウドサービスを提供することが可能になります。


Morphlabs社のCEOであるウィンストン・ダマリロは、「今回の提携で、Morphlabs社の持つ最先端のクラウド技術と、ブロードバンドタワーが持つファシリティ/ネットワーク技術及びサービス運用ノウハウが組み合わされます。 両社の共通の目的は、インフラからアプリケーションまでの完全なクラウドコンピューティングサービスを提供することです。」と述べています。
 
ブロードバンドタワーの代表取締役執行役員社長で、Morphlabs社のストラテジック・アドバイザーに先頃就任した大和 敏彦は、「昨年からの共同開発により、自動冗長化機能や自動修復機能を有する高信頼性と、構築/管理などの完全自動化を実現する、ブロードバンドタワー独自のPaaSプラットフォームが完成しました。 そして、この戦略的アライアンスをより緊密な協業体制とするために、ブロードバンドタワーは、Morphlabs社に対し100万ドルの出資を行います。」と述べています。


今回の戦略的アライアンスは、Morphlabs社とブロードバンドタワーの既存のパートナーシップをより強化するものです。 両社は、今後、グローバルなビジネス展開を視野に入れ事業拡大に努め、エンタープライズクラウドコンピューティング市場において、リーダーシップを確立してまいります。



■ 株式会社ブロードバンドタワーについて
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http://www.bbtower.co.jp/
ブロードバンドタワーは、高度な運用技術と信頼性の高いハウジングサービス、インターネット接続サービス、およびホスティングサービスなどのiDCサービスを提供しています。アクセスの良い都心にインターネットデータセンターをはじめとしたネットワークインフラストラクチャー資産を有し、複数のインターネット関連企業から高い信頼を得ています。 また企業向けストレージを展開するアイシロン・システムズの1次販売代理店として幅広くストレージソリューションを提供しています。


■ Morphlabs社について
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http://www.mor.ph/ja/
Morphlabs社は、企業やサービスプロバイダーに対して、1)耐障害構造、2)自由自在なスケーリング、3)多岐にわたった運用の自動化などを実現するクラウド環境を提供します。本社は米カリフォルニア州マンハッタンビーチにあり、フィリピンおよび日本にも拠点があります。 Morphlabs社は、Fortune500企業、ISV、世界中のベンチャーなどに、革新的なソリューションを提供するグローバル・テクノロジ・リーダであるGlobal Gateway Innovation Exchange (G2iX)グループの一員です。