FEEL J株式会社は、2024年元旦に能登を襲った震災および9月21日  の豪雨災害の復興支援を目的に、産学共同で開発した「光る!ウルシの木のオーナメント」を販売し、この商品の売上の一部を、漆芸技術者が中心となり能登半島の震災復興に取り組む団体「チームうるし」に寄付します。

「チームうるし」は漆に関する専門知識を有する団体です。輪島市を中心とする被災地で、漆芸関係者の生活と事業復旧に尽力しています。今回寄付対象となる商品は、日本の漆文化を未来に繋ぐことを目的とする「ウルシの木の活用プロジェクト」による産学共同開発の商品であり、日本の伝統産業に関心を持つ学生たちがそのデザインを手掛けた作品です。

「ともに支える、ともに復興へ」という思いをのせて、キャッチフレーズは「Together for Noto」としました。多くの方々に、この商品の購入を通じて、共に災害復興を支える一助となっていただきたいと考えています。


【販売商品について】
商品名:光る!ウルシの木のオーナメント
販売価格:1430円(税込)
販売期間:2024年10月  ~
販売ページ「ウルシピクニック」:https://urushipicnic.thebase.in/items/76655943
売上の一部寄付先:復興支援団体「チームうるし」
情報リリース:2024年10月17日  

このオーナメントは、漆を採取した後のウルシの伐採木を使用し、サステナブルな商品として開発されました。ナチュラルな黄色い木の風合いが魅力で、ブラックライトを当てると天然の色素が蛍光色に光る特徴を持っています。クリスマスオーナメントやアロマウッド、チャームとしても活用でき、軽量でインテリアにも適しています。手作業で仕上げられており、温もりを感じるデザインが特長です。学生がデザインを担当し、福祉作業所が製作に関わっています。商品購入を通じて、日本の伝統産業の支援と、能登の震災復興を支援する取り組みの両方に参加することができます。


【「ウルシの木の活用プロジェクト」について】
このプロジェクトは、ウルシの伐採木を資源として活用し、日本の伝統文化である漆を未来に繋ぐため、産学が協力して取り組んでいるプロジェクトです。詳細はプロジェクトのウェブサイトをご覧ください。
→ウルシの木の活用プロジェクト:https://www.urushipicnic.com/urushinoki-project


【「チームうるし」について】
漆の専門家が主体となって結成された復興支援団体で、能登半島地震および豪雨災害で被災した輪島市を中心に、被災地の漆芸関係者の生活と生産の復旧活動をおこなっています。活動内容は、被災した住居や仕事場の清掃、洗浄、家財や漆芸道具の運び出し、支援物資の提供などで、専門的な知識を活かした効果的な復旧活動をおこなっています。
→チームうるし:https://www.instagram.com/team_urushi/


【FEEL J株式会社について】
FEEL J株式会社は、漆の文化を育てるウルシスト®加藤千晶が代表を務め、木と漆のサステナブルな文化の継承と発展を目指す企業です。日本橋の人形町駅から徒歩3分の場所に位置する「漆文化醸造LAB(ラボ)」を拠点としています。このラボは、漆文化の未来を創造する場として、金継ぎ教室をはじめとする各種ワークショップが開催されるほか、新感覚のオリジナル漆器ブランド「アール・ド・テロワール」などを体験できるショールームでもあります。日本の漆文化を新たな観点からとらえなおし、漆器のある暮らしの魅力と価値を提案しています。
詳細は、当社のウェブサイトをご覧ください。
→ウルシスト®千晶のうるしのはなし:https://www.feelj.jp/
→漆文化醸造LAB:https://www.feelj.jp/read/detail/urushibunkajozolab.html
→金継ぎ教室:https://www.feelj.jp/post-1778/