農事組合法人茶屋ファーム(本社:富山県南砺市利賀村、代表理事:吉田信一郎、以下茶屋ファーム)は、Borracho(代表:木田昇二郎)に委託し、利賀村産そば粉を100%使用した新メニュー『そばティーヤ』を開発した。

 『そばティーヤ』とは、蕎麦打ちの生地をつくる要領で手でこねて、それからプレス機で1枚1枚丹念に円形に仕上げたもの。2024年9月8日  までに富山県南砺市利賀村で開催された演劇祭『SCOTサマーシーズン2024』の飲食ブースにBorrachoが出店し、富山県産ジビエ・イノシシ肉を使用した『シシニタスwithそばティーヤ』と豚肉を使用した『カルタニスwithそばティーヤ』を提供。そば粉欠品により一時売り切れとなるほど好評を博した。

 Boraccho代表の木田はゲストハウスも経営しており、宿泊客に提供するメニューを模索していたところに、茶屋ファームからのメニュー開発依頼が重なった。テキーラを愛飲する木田は、そば粉を使ってテキーラに合うつまみを作れないかと考えたところから『そばティーヤ』が生まれ、宿泊客に試食をしてもらいながら完成度を高めた。 

 販売は当面の間Borrachoがイベント出店をメインに行い、さっそく今月の26日、27日に富山県南砺市利賀村で開催される『新そば祭り in TOGA』において、天ぷらをのせた新メニューも提供し1,500食の販売を目指す。村民に試食してもらったところ、「ほとんど天そば。」「食べ応えがすごくある。」といった感想があがった。木田代表は「現在、天つゆをジュレにするなど、より食べ歩きしやすいような改良を試行している。ぜひ、そばティーヤで利賀の新そばを味わいながら祭りを楽しんでほしい。」と語る。