~子どもにYouTubeを見せている?アンケート結果から見る現代の育児事情~
0歳〜12歳の子どもたちや現代育児において、YouTubeや動画の視聴は避けて通れない話題です。子どもたちがどのようにデジタルコンテンツと関わっているのかを明らかにするため、今回のぐーちょ(https://goocho.jp/)ではアンケートを実施しました。
■アンケート調査概要
調査対象:0歳~12歳の子を持つ親
調査日:2024年07月17日 〜2024年07月31日
調査方法:インターネットによるアンケート取得
調査人数:100人
【YouTubeをよく見る年齢層は?】
アンケートでは、91%の親が子どもにYouTubeを見せていると回答しました。
YouTubeや動画を視聴している子どもは、7歳が全体の13.1%を占めています。次いで10歳(11.2%)、5歳・8歳・9歳(それぞれ8.4%)の順番です。
年齢が上がるにつれて視聴率が高くなる傾向が見られます。
■YouTubeを
見せている:91%
見せていない:9%
(見ている子供合計:98名)
■YouTubeを見ている子供の年齢比
0歳:9(8.4%) 1歳:5(4.7%)
2歳:4(3.7%) 3歳:8(7.5%)
4歳:5(4.7%) 5歳:9(8.4%)
6歳:7(6.5%) 7歳:14(13.1%)
8歳:9(8.4%) 9歳:9(8.4%)
10歳:12(11.2%) 11歳:5(4.7%)
12歳:4(3.7%) 未回答:2(1.9%)
【YouTube見せている時間は1日2時間以内】
視聴時間についてのアンケート結果は、1〜2時間が最も多く36.6%、次いで1時間以内が31.7%です。2〜3時間が14.9%、3〜4時間は4%、4〜5時間は3%、それ以上視聴している子どもは1%でした。多くの家庭で1〜2時間程度の視聴が一般的であることがわかります。
■見せていると答えた方は、1日何時間見せていますか
1時間以内:32(31.7%)
1~2時間:37(36.6%)
2~3時間:15(14.9%)
3~4時間:4(4%)
4~5時間:3(3%)
それ以上:1(1%)
未回答:8(7.9%)
子供の人数:101名
▼YouTubeのコンテンツに合わせてアプローチしよう
YouTubeには個性を伸ばす番組や学習番組など、子ども向けのコンテンツが充実しています。家事をしている間に、利用している方も多いのではないでしょうか。
しかし、子ども向けのコンテンツでも、使い方を間違えると発達を妨げる可能性が指摘されています。だからといって、デメリットしかないわけではありません。
【YouTubeは何で観ている?視聴デバイスの傾向】
子どもがYouTubeを視聴するデバイスの種類についても調査しました。YouTubeを視聴する代表的なデバイスには、テレビ・スマホ・タブレットが挙げられます。実際に、子どもはどのデバイスでYouTubeを楽しんでいるのでしょうか。
結果は、テレビが最も多く33%、次いでスマホが31%、タブレットが27%です。パソコンで視聴している子どもはわずか1%でした。
テレビが依然として主流である一方、スマホやタブレットの利用も増えていることがわかります。次では、子どもとデバイスの関係について解説します。
■子供の年齢とデバイスの集計
・0歳:テレビ1名/スマホ3名
・1歳:テレビ3名/スマホ2名
・2歳:テレビ2名/ タブレット2名
・3歳:テレビ3名/スマホ1名/タブレット2名
・4歳:テレビ1名/スマホ2名/タブレット1名
・5歳:テレビ2名/スマホ2名/タブレット2名
・6歳:テレビ2名/スマホ1名/タブレット3名
・7歳:テレビ6名/スマホ5名/タブレット3名
・8歳:テレビ4名/スマホ5名/タブレット1名
・9歳:テレビ4名/スマホ2名
・10歳:テレビ2名/スマホ3名/タブレット5名
・11歳:テレビ1名/スマホ1名/タブレット3名
・12歳: スマホ2名/タブレット2名
▼年齢による視聴習慣の違い
・0~2歳児のYouTubeはテレビが人気
0歳から2歳の子どもは、テレビやスマホが選ばれています。家庭内ではテレビでの視聴が一般的です。スマホは携帯性がよく手軽に持ち運べるため、親が子どもを抱っこしながら見せることができます。
・3~6歳ではタブレットも選ばれている
3歳から6歳の子どもは、自分でデバイスを操作することが増えます。タブレットは画面が大きく、操作が簡単なため、親が安心して子どもに使わせることができるデバイスとして選ばれることが多いようです。
・7~12歳の就学児はスマホが注目されている
7歳から12歳の子どもは、自分の好みや興味に基づいてデバイスを選ぶことが増えます。テレビは家族での視聴に適しており、スマホやタブレットは個人での視聴に適しているデバイスです。
特にタブレットは、学習アプリやゲームなど多様なコンテンツにアクセスできるため人気です。自分のスマホを持つ子どもが増える時期でもあるため、YouTubeを見る際はスマホを使用するケースが増えます。
【子どもが見ているYouTubeは安全?視聴制限の現状】
親が子どもの視聴時間や内容を管理するために、特定のデバイスを選ぶケースがあります。例えば、テレビは親が一緒に視聴することが多いため、視聴内容を管理しやすいのが理由のひとつです。
一方、スマホやタブレットは個別に使用されることが多いため、視聴時間や内容の制限を考慮しなくてはいけません。YouTubeには子どもの育成に有害なコンテンツもあるため、親の管理と視聴制限は必須の事項です。
▼視聴制限の現状
視聴制限についてのアンケート結果では、51%の家庭が視聴制限をかけている一方、41%の家庭は制限をかけていないことがわかりました。制限をかけている家庭では、視聴時間や視聴内容に対する管理が行われており、子どもの健全な発達をサポートしています。
■見せていると答えた方は、制限をかけていますか?
かけている:51%
かけていない:41%
未回答:8%
「視聴している家庭の声」
YouTubeの視聴には、学習効果や成長をサポートするメリットがあります。一方で、視聴時間が長くなることによる健康への心配や、視聴内容による良くない影響なども報告されています。
・たまさん(女性)子ども1歳
目や脳の発達に影響がないか不安。
・ターロットさん(女性)子ども2歳
見せないとぐずることが多くなった。
・アイコトマトさん(女性)子ども1歳
外でも見たがってぐずることです、すぐ真似するので、悪いことまで吸収して真似をします。
「視聴していない家庭の声」
視聴していない家庭では、代わりにおもちゃや絵本、外遊びなどを提供していることがわかりました。これにより、子どもたちはデジタルコンテンツ以外の遊びや学びの機会を得ています。
視聴しないことのメリットとしては、子どもの目や体への負担が少ない、親子のコミュニケーションが増えるなどの声が寄せられました。
一方で、デジタルコンテンツに触れる機会が少ないため、情報リテラシーの向上が遅れる可能性があります。また、子どもが友達との話題についていけないとの声も寄せられました。
・さくら(女性)子ども6歳
図書館から借りた絵本、知育玩具、NHKのEテレを視聴しています。私や夫のパソコンやスマホが占領されない点が良かったです。困ったところは、子どもが学校の友達との話題について行けない点です。
・りょうこった(男性)子ども0歳
絵本を読んであげています。早くからYouTubeや動画に興味があると、視力が悪くなったりするんじゃないかと思うのでよかったです。
・たいやき弁当(女性)子ども5歳・8歳
レゴやシルバニアファミリーなどのおもちゃで遊ばせるようにしています。YouTubeを見せなくて良かったと思う点は、視力の低下を防ぐことができるところです。
【YouTube育児の未来】
今回のアンケート結果から、YouTubeや動画の視聴が現代の育児において重要な要素となっていることがわかりました。視聴時間やデバイスの選択、視聴制限の有無など、家庭ごとに異なる対応が見られます。
今後の育児においては、デジタルコンテンツとの有意義な関わり方を見つけ、適切なアプローチをすることが重要です。視聴時間の管理や視聴内容の選別、親子のコミュニケーションを大切にし、子どもの健全な発達をサポートするための工夫が求められます。
■運営メディア「ぐーちょ」
モノ選びに困ったときに、様々な商品やサービスを詳しく解説して、あなたにピッタリのモノを探すお手伝いをしています。
https://goocho.jp/
■参考記事
子どもにYouTubeを見せている?育児の新常識と安全な楽しみ方
https://goocho.jp/105612
https://goocho.jp/13325
0歳〜12歳の子どもたちや現代育児において、YouTubeや動画の視聴は避けて通れない話題です。子どもたちがどのようにデジタルコンテンツと関わっているのかを明らかにするため、今回のぐーちょ(https://goocho.jp/)ではアンケートを実施しました。
■アンケート調査概要
調査対象:0歳~12歳の子を持つ親
調査日:2024年07月17日 〜2024年07月31日
調査方法:インターネットによるアンケート取得
調査人数:100人
【YouTubeをよく見る年齢層は?】
アンケートでは、91%の親が子どもにYouTubeを見せていると回答しました。
YouTubeや動画を視聴している子どもは、7歳が全体の13.1%を占めています。次いで10歳(11.2%)、5歳・8歳・9歳(それぞれ8.4%)の順番です。
年齢が上がるにつれて視聴率が高くなる傾向が見られます。
■YouTubeを
見せている:91%
見せていない:9%
(見ている子供合計:98名)
■YouTubeを見ている子供の年齢比
0歳:9(8.4%) 1歳:5(4.7%)
2歳:4(3.7%) 3歳:8(7.5%)
4歳:5(4.7%) 5歳:9(8.4%)
6歳:7(6.5%) 7歳:14(13.1%)
8歳:9(8.4%) 9歳:9(8.4%)
10歳:12(11.2%) 11歳:5(4.7%)
12歳:4(3.7%) 未回答:2(1.9%)
【YouTube見せている時間は1日2時間以内】
視聴時間についてのアンケート結果は、1〜2時間が最も多く36.6%、次いで1時間以内が31.7%です。2〜3時間が14.9%、3〜4時間は4%、4〜5時間は3%、それ以上視聴している子どもは1%でした。多くの家庭で1〜2時間程度の視聴が一般的であることがわかります。
■見せていると答えた方は、1日何時間見せていますか
1時間以内:32(31.7%)
1~2時間:37(36.6%)
2~3時間:15(14.9%)
3~4時間:4(4%)
4~5時間:3(3%)
それ以上:1(1%)
未回答:8(7.9%)
子供の人数:101名
▼YouTubeのコンテンツに合わせてアプローチしよう
YouTubeには個性を伸ばす番組や学習番組など、子ども向けのコンテンツが充実しています。家事をしている間に、利用している方も多いのではないでしょうか。
しかし、子ども向けのコンテンツでも、使い方を間違えると発達を妨げる可能性が指摘されています。だからといって、デメリットしかないわけではありません。
【YouTubeは何で観ている?視聴デバイスの傾向】
子どもがYouTubeを視聴するデバイスの種類についても調査しました。YouTubeを視聴する代表的なデバイスには、テレビ・スマホ・タブレットが挙げられます。実際に、子どもはどのデバイスでYouTubeを楽しんでいるのでしょうか。
結果は、テレビが最も多く33%、次いでスマホが31%、タブレットが27%です。パソコンで視聴している子どもはわずか1%でした。
テレビが依然として主流である一方、スマホやタブレットの利用も増えていることがわかります。次では、子どもとデバイスの関係について解説します。
■子供の年齢とデバイスの集計
・0歳:テレビ1名/スマホ3名
・1歳:テレビ3名/スマホ2名
・2歳:テレビ2名/ タブレット2名
・3歳:テレビ3名/スマホ1名/タブレット2名
・4歳:テレビ1名/スマホ2名/タブレット1名
・5歳:テレビ2名/スマホ2名/タブレット2名
・6歳:テレビ2名/スマホ1名/タブレット3名
・7歳:テレビ6名/スマホ5名/タブレット3名
・8歳:テレビ4名/スマホ5名/タブレット1名
・9歳:テレビ4名/スマホ2名
・10歳:テレビ2名/スマホ3名/タブレット5名
・11歳:テレビ1名/スマホ1名/タブレット3名
・12歳: スマホ2名/タブレット2名
▼年齢による視聴習慣の違い
・0~2歳児のYouTubeはテレビが人気
0歳から2歳の子どもは、テレビやスマホが選ばれています。家庭内ではテレビでの視聴が一般的です。スマホは携帯性がよく手軽に持ち運べるため、親が子どもを抱っこしながら見せることができます。
・3~6歳ではタブレットも選ばれている
3歳から6歳の子どもは、自分でデバイスを操作することが増えます。タブレットは画面が大きく、操作が簡単なため、親が安心して子どもに使わせることができるデバイスとして選ばれることが多いようです。
・7~12歳の就学児はスマホが注目されている
7歳から12歳の子どもは、自分の好みや興味に基づいてデバイスを選ぶことが増えます。テレビは家族での視聴に適しており、スマホやタブレットは個人での視聴に適しているデバイスです。
特にタブレットは、学習アプリやゲームなど多様なコンテンツにアクセスできるため人気です。自分のスマホを持つ子どもが増える時期でもあるため、YouTubeを見る際はスマホを使用するケースが増えます。
【子どもが見ているYouTubeは安全?視聴制限の現状】
親が子どもの視聴時間や内容を管理するために、特定のデバイスを選ぶケースがあります。例えば、テレビは親が一緒に視聴することが多いため、視聴内容を管理しやすいのが理由のひとつです。
一方、スマホやタブレットは個別に使用されることが多いため、視聴時間や内容の制限を考慮しなくてはいけません。YouTubeには子どもの育成に有害なコンテンツもあるため、親の管理と視聴制限は必須の事項です。
▼視聴制限の現状
視聴制限についてのアンケート結果では、51%の家庭が視聴制限をかけている一方、41%の家庭は制限をかけていないことがわかりました。制限をかけている家庭では、視聴時間や視聴内容に対する管理が行われており、子どもの健全な発達をサポートしています。
■見せていると答えた方は、制限をかけていますか?
かけている:51%
かけていない:41%
未回答:8%
「視聴している家庭の声」
YouTubeの視聴には、学習効果や成長をサポートするメリットがあります。一方で、視聴時間が長くなることによる健康への心配や、視聴内容による良くない影響なども報告されています。
・たまさん(女性)子ども1歳
目や脳の発達に影響がないか不安。
・ターロットさん(女性)子ども2歳
見せないとぐずることが多くなった。
・アイコトマトさん(女性)子ども1歳
外でも見たがってぐずることです、すぐ真似するので、悪いことまで吸収して真似をします。
「視聴していない家庭の声」
視聴していない家庭では、代わりにおもちゃや絵本、外遊びなどを提供していることがわかりました。これにより、子どもたちはデジタルコンテンツ以外の遊びや学びの機会を得ています。
視聴しないことのメリットとしては、子どもの目や体への負担が少ない、親子のコミュニケーションが増えるなどの声が寄せられました。
一方で、デジタルコンテンツに触れる機会が少ないため、情報リテラシーの向上が遅れる可能性があります。また、子どもが友達との話題についていけないとの声も寄せられました。
・さくら(女性)子ども6歳
図書館から借りた絵本、知育玩具、NHKのEテレを視聴しています。私や夫のパソコンやスマホが占領されない点が良かったです。困ったところは、子どもが学校の友達との話題について行けない点です。
・りょうこった(男性)子ども0歳
絵本を読んであげています。早くからYouTubeや動画に興味があると、視力が悪くなったりするんじゃないかと思うのでよかったです。
・たいやき弁当(女性)子ども5歳・8歳
レゴやシルバニアファミリーなどのおもちゃで遊ばせるようにしています。YouTubeを見せなくて良かったと思う点は、視力の低下を防ぐことができるところです。
【YouTube育児の未来】
今回のアンケート結果から、YouTubeや動画の視聴が現代の育児において重要な要素となっていることがわかりました。視聴時間やデバイスの選択、視聴制限の有無など、家庭ごとに異なる対応が見られます。
今後の育児においては、デジタルコンテンツとの有意義な関わり方を見つけ、適切なアプローチをすることが重要です。視聴時間の管理や視聴内容の選別、親子のコミュニケーションを大切にし、子どもの健全な発達をサポートするための工夫が求められます。
■運営メディア「ぐーちょ」
モノ選びに困ったときに、様々な商品やサービスを詳しく解説して、あなたにピッタリのモノを探すお手伝いをしています。
https://goocho.jp/
■参考記事
子どもにYouTubeを見せている?育児の新常識と安全な楽しみ方
https://goocho.jp/105612
https://goocho.jp/13325