刀剣は、武士にとっては実践的な武器であるとともに、権威の象徴、精神的支柱でもあります。刀剣を通して歴代の所有者たちの人間性や史実を見ることができるのも、刀剣の魅力なのかもしれません。今回は、地元備前の刀をはじめ、武将たちが愛した刀剣類を展示いたします。刀剣の一振りひとふりの魅力を心行くまで御鑑賞ください。
展示資料
・太刀 銘 義光
・太刀 銘 助宗(信玄の父・武田信虎ゆかりのもの)
・太刀 銘〔表〕備州長船常家〔裏〕應永元年二月日(謙信の息子・上杉景勝(五大老のひとり)ゆかりのもの)
・刀 銘〔表〕備州長船行光〔裏〕明徳元年六月日(島津家ゆかりのもの)
・刀 銘〔表〕横山七良右衛門尉祐定〔裏〕備前国長船住(池田家ゆかりのもの)
・なぎなた〔裏〕備前國住雲次
・脇差 銘〔表〕 家次〔裏〕鳥屋入政重花押(金象嵌)(宇喜多家家臣・本多政重ゆかりのもの)
ほか、合わせて11点

2024年7月13日  ~開始
期間中は無休