2024年5月30日(木)
株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼社長CEO:有本隆浩/以下MS-Japan 証券コード:6539)は、全国の管理部門・士業人材に調査を実施いたしましたのでお知らせいたします。
この度、MS-Japanが運営する管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career(エムエスキャリア)」は、【USCPA登録者・全科目合格者の雇用実態】を発表いたしました。
本調査は、管理部門・士業に特化した転職サービス「MS Agent」で2021年4月1日 ~2024年3月31日 に登録があったUSCPA登録者・全科目合格者のデータをもとに、調査結果をまとめています。
なお、本調査ではUSCPAのライセンスを取得している方を「USCPA登録者」、全科目合格後にライセンスを取得していない方を「USCPA全科目合格者」としています。
USCPA登録者・全科目合格者の雇用実態」調査サマリー
◆USCPA登録者・全科目合格者共に「30代」が最多。それぞれ全体の3分の1以上を占める結果に
・「20代以下」はUSCPA登録者が10.4%、全科目合格者が30.9%と大きな差
◆一般企業に勤めている割合は、USCPA登録者が67.9%、全科目合格者が78.0%と10.0%の差
・USCPA登録者は6分の1が「監査法人」で勤務
◆現年収の平均はUSCPA登録者が928万円、全科目合格者が710万円
・年代が上がるにつれて現年収も高くなる傾向
◆USCPA以外に保有している資格No.1は、登録者・全科目合格者共に「日商簿記2級」
・全科目合格者は半数以上が「日商簿記2級」を保有
調査結果の詳細
「UCSPA登録者・全科目合格者の雇用実態レポート2024」
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12507.html
調査結果
①【USCPA登録者・全科目合格者共に「30代」が最多】
始めに、USCPA登録者・全科目合格者はどの年代に多いのかを調査しました。
USCPA登録者の多い年代は「30代」で全体の33.3%を占めていました。
「40代」が25.0%、「50代以上」が31.3%と近しい割合ですが、「20代以下」は10.4%と他の年代の半分以下となりました。
USCPA全科目合格者においても、最多は「30代」で37.7%でした。
一方で、USCPA登録者では最も割合が少なかった「20代以下」は、全科目合格者の場合30.9%と2番目に多い結果でした。
USCPAと正式に名乗るためには、試験に合格するだけではなくライセンスを取得しなければいけません。ライセンス取得には出願した州によって定められている実務経験などが必要なため、20代はその要件をこれから満たしていく人が多いと考えられます。
また、国内のみで働く予定でライセンスを取得しない選択をしている方も一定数いるでしょう。
②【一般企業に勤めている割合は、USCPA登録者が67.9%、全科目合格者が78.0%】
次に、USCPA登録者・全科目合格者の勤務先の業種を調査しました。
USCPA登録者の勤務先で多いのは「製造」の20.0%で、次点で「監査法人」が17.2%、「金融」が14.8%と続きました。
また、一般企業に勤めているUSCPA登録者は全体の67.9%を占める結果となりました。
USCPA全科目合格者は多い順に「製造」が20.5%、「金融」が15.4%、「IT・通信」が8.8%でした。
また、一般企業に勤めている方の割合は全体の78.0%と、USCPA登録者と比較して10.1%多いことが分かりました。
営業など会計関連ではない職種からUSCPAを取得して監査法人へのキャリアを目指す方も多くいるため、このような結果になったと考えられます。
③【現年収の平均はUSCPA登録者が928万円、全科目合格者が710万円】
続いて、USCPA登録者・全科目合格者の現年収を年代別にまとめました。
全体の現年収平均は、USCPA登録者が928万円、USCPA全科目合格者が710万円と210万円の差がありました。これは、前述の通りUSCPA登録者よりもUSCPA全科目合格者の方が比較的年収の低い20代の割合が多いことが理由の一つとして言えるでしょう。
また、各年代別で見ても、USCPA登録者の方がUSCPA全科目合格者よりも高いことが分かります。
さらに、USCPA登録者・全科目合格者の年収分布を見てみましょう。
USCPA登録者は「1,000万円以上」が最多で37.7%とUSCPA全科目合格者と比較して19.8%の差がありました。
対してUSCPA全科目合格者の最多は「400万~599万円」の32.1%という結果でした。
④【USCPA以外に保有している資格No.1は、登録者・全科目合格者共に「日商簿記2級」】
最後に、USCPA以外に保有している資格を調べてみました。
USCPA登録者においては、多い順に「日商簿記2級」が32.1%、「日商簿記1級」が13.4%、「公認内部監査人(CIA)」が11.0%という結果になりました。
USCPA全科目合格者は、「日商簿記2級」を保有している方が51.1%と全体の半数以上を占める結果となりました。
また、「日商簿記2級」と大きく差はありますが、次点で「日商簿記3級」が10.5%、「日商簿記1級」が7.7%と、TOP3が全て日商簿記でした。
本調査の全結果はこちらの記事でご確認ください。
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12507.html
調査概要
2021年4月1日 ~2024年3月31日 に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあったUSCPA登録者・全科目合格者
(USCPAのライセンスを取得している方を「USCPA登録者」、全科目合格後にライセンスを取得していない方を「USCPA全科目合格者」として集計)
調査主体:株式会社MS-Japan(https://www.jmsc.co.jp/)
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。
※調査結果の掲載・利用時につき、本調査で公開しているサムネイル・結果グラフ画像の使用を許可いたします。
■■本リリースの転載・利用に関するお願い■■
本調査結果を掲載・利用される場合は、出典「MS-Japan調べ(https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12507.html)」と明記をお願いいたします。
MS-Japan(エムエスジャパン)
https://www.jmsc.co.jp/
創業より30年以上に渡り、経理・財務・人事・総務・法務・経営企画といった「経営管理部門」と、弁護士・公認会計士・税理士などの「士業」に特化し、人材紹介事業・メディア事業を行っています。
「人」と「情報」のマッチングをキーワードに、個人、企業、または社会の方々が当社と関わる中で、困っていること、悩んでいることを解決できる「心のサービス」をご提供しています。
総合転職サービス「MS Career(エムエスキャリア)」
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管理部門と士業に特化した、業界最大級の求人数を誇る転職サービス。「人材紹介」「求人検索」「スカウトサービス」の3サービスを展開。
特に人材紹介では、経営管理領域で圧倒的なシェアを誇っており、創業より30年以上に渡り培った経験とノウハウを生かし、ご希望のキャリアや条件に応じて転職のプロがサポートいたします。
X(旧Twitter)にて転職・キャリアに関する有益な情報も発信中。(https://twitter.com/MSJapan7373)
ビジネスメディア「Manegy(マネジー)」
https://www.manegy.com/
企業の経営管理領域と士業領域に特化したビジネスメディアです。
同領域に特化した人材紹介サービスで培ったノウハウを持ち管理部門と士業を知り尽くしたMS-Japanが運営する同メディアでは日々業務に役立つ情報やコンテンツを更新しています。
株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼社長CEO:有本隆浩/以下MS-Japan 証券コード:6539)は、全国の管理部門・士業人材に調査を実施いたしましたのでお知らせいたします。
この度、MS-Japanが運営する管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career(エムエスキャリア)」は、【USCPA登録者・全科目合格者の雇用実態】を発表いたしました。
本調査は、管理部門・士業に特化した転職サービス「MS Agent」で2021年4月1日 ~2024年3月31日 に登録があったUSCPA登録者・全科目合格者のデータをもとに、調査結果をまとめています。
なお、本調査ではUSCPAのライセンスを取得している方を「USCPA登録者」、全科目合格後にライセンスを取得していない方を「USCPA全科目合格者」としています。
USCPA登録者・全科目合格者の雇用実態」調査サマリー
◆USCPA登録者・全科目合格者共に「30代」が最多。それぞれ全体の3分の1以上を占める結果に
・「20代以下」はUSCPA登録者が10.4%、全科目合格者が30.9%と大きな差
◆一般企業に勤めている割合は、USCPA登録者が67.9%、全科目合格者が78.0%と10.0%の差
・USCPA登録者は6分の1が「監査法人」で勤務
◆現年収の平均はUSCPA登録者が928万円、全科目合格者が710万円
・年代が上がるにつれて現年収も高くなる傾向
◆USCPA以外に保有している資格No.1は、登録者・全科目合格者共に「日商簿記2級」
・全科目合格者は半数以上が「日商簿記2級」を保有
調査結果の詳細
「UCSPA登録者・全科目合格者の雇用実態レポート2024」
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12507.html
調査結果
①【USCPA登録者・全科目合格者共に「30代」が最多】
始めに、USCPA登録者・全科目合格者はどの年代に多いのかを調査しました。
USCPA登録者の多い年代は「30代」で全体の33.3%を占めていました。
「40代」が25.0%、「50代以上」が31.3%と近しい割合ですが、「20代以下」は10.4%と他の年代の半分以下となりました。
USCPA全科目合格者においても、最多は「30代」で37.7%でした。
一方で、USCPA登録者では最も割合が少なかった「20代以下」は、全科目合格者の場合30.9%と2番目に多い結果でした。
USCPAと正式に名乗るためには、試験に合格するだけではなくライセンスを取得しなければいけません。ライセンス取得には出願した州によって定められている実務経験などが必要なため、20代はその要件をこれから満たしていく人が多いと考えられます。
また、国内のみで働く予定でライセンスを取得しない選択をしている方も一定数いるでしょう。
②【一般企業に勤めている割合は、USCPA登録者が67.9%、全科目合格者が78.0%】
次に、USCPA登録者・全科目合格者の勤務先の業種を調査しました。
USCPA登録者の勤務先で多いのは「製造」の20.0%で、次点で「監査法人」が17.2%、「金融」が14.8%と続きました。
また、一般企業に勤めているUSCPA登録者は全体の67.9%を占める結果となりました。
USCPA全科目合格者は多い順に「製造」が20.5%、「金融」が15.4%、「IT・通信」が8.8%でした。
また、一般企業に勤めている方の割合は全体の78.0%と、USCPA登録者と比較して10.1%多いことが分かりました。
営業など会計関連ではない職種からUSCPAを取得して監査法人へのキャリアを目指す方も多くいるため、このような結果になったと考えられます。
③【現年収の平均はUSCPA登録者が928万円、全科目合格者が710万円】
続いて、USCPA登録者・全科目合格者の現年収を年代別にまとめました。
全体の現年収平均は、USCPA登録者が928万円、USCPA全科目合格者が710万円と210万円の差がありました。これは、前述の通りUSCPA登録者よりもUSCPA全科目合格者の方が比較的年収の低い20代の割合が多いことが理由の一つとして言えるでしょう。
また、各年代別で見ても、USCPA登録者の方がUSCPA全科目合格者よりも高いことが分かります。
さらに、USCPA登録者・全科目合格者の年収分布を見てみましょう。
USCPA登録者は「1,000万円以上」が最多で37.7%とUSCPA全科目合格者と比較して19.8%の差がありました。
対してUSCPA全科目合格者の最多は「400万~599万円」の32.1%という結果でした。
④【USCPA以外に保有している資格No.1は、登録者・全科目合格者共に「日商簿記2級」】
最後に、USCPA以外に保有している資格を調べてみました。
USCPA登録者においては、多い順に「日商簿記2級」が32.1%、「日商簿記1級」が13.4%、「公認内部監査人(CIA)」が11.0%という結果になりました。
USCPA全科目合格者は、「日商簿記2級」を保有している方が51.1%と全体の半数以上を占める結果となりました。
また、「日商簿記2級」と大きく差はありますが、次点で「日商簿記3級」が10.5%、「日商簿記1級」が7.7%と、TOP3が全て日商簿記でした。
本調査の全結果はこちらの記事でご確認ください。
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12507.html
調査概要
2021年4月1日 ~2024年3月31日 に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあったUSCPA登録者・全科目合格者
(USCPAのライセンスを取得している方を「USCPA登録者」、全科目合格後にライセンスを取得していない方を「USCPA全科目合格者」として集計)
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