2023年10月3日  
報道機関各位


環境方針策定及びエコアクション21認証取得
―地球環境に良い事とは何かを考え、事業活動を通じて貢献する―

株式会社日比谷アメニス(本社:東京都港区 代表取締役:伊藤幸男)とグループ7社は、環境方針を7月に策定し、国内外における持続可能な社会づくりに向けた、炭素中立・自然再興・循環経済や、ウェルビーイング・地方創生・DXなどの社会的動きに対応するため、様々な環境を創り育てる「花とみどり」に取り組む企業として、10月より開始した第53期経営計画において、経営方針としてその推進を位置づけました。
また、エコアクション21認証(2023年9月21日・登録番号0013990)を取得し、事業活動における二酸化炭素や産業廃棄物の排出削減、環境に優しい施工、資材調達、管理運営の促進に向けて取り組みを開始しました。
 日比谷アメニスグループとして環境経営を推進するため、グループ各部門から構成される環境経営戦略委員会を設置し、基本方針や戦略、啓発活動などに関し企画・立案・提言を行い、各部門と対話しながら環境経営目標と環境経営計画を策定し、2024年10月  (第54期)より具体的な数値目標管理を開始します。委員会における審議事項は取締役会に付議・報告され事業活動に反映させていきます。
さらに、協力会社、地域の方々、NPOや有識者など、広く連携協働し目標や計画の達成を目指していきます。


環境方針の取組み

炭素中立(カーボンニュートラル)
日比谷アメニスグループは、すべての生物と共存をしていくため、気候変動対策に取り組みます。
施工・維持管理・公園運営・事業所活動など、あらゆる面で省エネ・再エネ導入を進めてCO2排出量を削減するとともに、樹木のCO2吸収固定効果、木質バイオマスの利用や植栽土壌へのCO2貯留効果も活用します。気候変動対策としてのみどりの役割を再認識した事業活動を行うことで、炭素中立に貢献します。

自然再興(ネイチャーポジティブ)
環境への影響を抑える従来型の環境保護へのアプローチでは、もはや生物多様性の損失を防ぐことはできません。そこで日比谷アメニスグループは、生物多様性の損失を止め、さらに回復させる行動を様々な事業分野で推進していきます。地域在来の植物の利用や雨水の再利用、生きものの生息地をつくり育てる活動、そしてそれらの活動から得られる自然の魅力・大切さを様々な人と共有する取り組みを通じて、人と自然が共生する社会の実現に貢献します。

循環経済(サーキュラーエコノミー)
日比谷アメニスグループは快適空間の創造を目指す企業として、樹木をはじめ花、水、土といった自然の素材を扱ってきました。これらの素材の調達から施工、維持管理というライフサイクルの各段階において、適切な管理計画の策定を行い資源の保全を図ります。また、企業活動の全般において廃棄物の削減と適正な処理を徹底し、環境負荷を低減させます。これらの取組を通して持続可能な社会と循環経済の実現に貢献します。

ウェルビーイング
誰もが「花とみどり」に癒された経験があると思います。しかし実際、私たちの心と身体にどのような豊かさをもたらしているのでしょうか。花とみどりの価値を、世の中へわかりやすく伝えていくことも、日比谷アメニスグループの大切な役割だと考えています。さらに、事業活動に関わる誰もが幸せに働くことができる環境を整えることで、花とみどりの持つ価値を引き出す空間を創造し、ウェルビーイングな社会の実現に貢献します。

地方創生
東京一極集中のリスクや弊害が指摘され、地方創生はわが国の重要な課題と言われています。日比谷アメニスグループは「花とみどり」の空間を創り、活かすという事業を通じ快適空間の創造を行ってきました。そのノウハウに基づき、みどりのフィールドを軸としてその土地の歴史・文化や風土の特色を的確に捉え、地域のステークホルダーとともに新たな賑わいや魅力を創出する取組みを行うことで、持続可能で豊かな地域づくりに貢献します。