株式会社JMC(本社:東京都港区、代表取締役社長:坂本 憲志)は、東京都のバーチャル・ラーニング・プラットフォーム事業に係るプラットフォーム構築・運営事業者(事業プロモーター)に選出されました。

「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム」(以下「VLP」)は、日本語指導が必要な児童・生徒や不登校の児童・生徒に対して、オンライン上の仮想空間(メタバース)を活用した新たな居場所・学びの場として、東京都が整備し、提供します。JMCは事業プロモーターとして東京都と協定を締結、大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:北島義斉)、レノボ・ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜山太郎)と連携してVLP事業を推進いたします。


背景・目的
東京都の公立学校では以下のような実態があります。

・日本語指導が必要な児童・生徒数:4,377人(令和4年度)

・不登校の児童・生徒数:2万1,536人(令和3年度)

日本語指導が必要な児童・生徒数、不登校の児童・生徒数は全国的にも毎年増加傾向にあります。初期指導を終えた児童・生徒への継続的な支援、安心できる・居心地の良い環境の整備が急務となっています。VLPでは「なれる」「つながる」「ひろがる」をコンセプトに事業を展開します。子供たちが無理なく利用できる環境、保護者にも寄り添った最適なプラットフォームを目指します。

VLPの特長
深い没入感が得られる3Dメタバース環境で、以下のようなコミュニケーションがとれます。

アバターコミュニケーション
アクションによる表現
テキストチャット、ボイスチャットでコミュニケーションができるほか、会話が苦手な児童・生徒はアクション(「頭を抱える」「大喜び」などのエモート)で意思を伝えられます。

授業
授業エリア
「オンライン授業はこちら」を押すと、オンライン会議システムにつながり、授業に参加できます。

グループワーク
グループトークエリア
少人数でのグループトークが可能です。

作品展・ポスターセッション
作品掲示エリア
画像やPDFを掲示エリアに貼り付け、作品発表や自己紹介ができます。

JMCは教育の情報化の専門企業として35年にわたり、学校へのシステム導入、運用・保守、 ICT支援員事業に深く携わってきました。そこで培ったノウハウを生かし、 VLPの利活用促進、継続的な運用改善に力を尽くします。

2023年9月22日(金)