創業120周年を迎える日比谷 松本楼(代表取締役:小坂 文乃、本店:〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園 1-2、電話 )は、恒例の【カレーチャリティー】を2023年9月25日(月)  に開催する運びとなりました。
この催しは、本年で第 51回目を迎えます。第1回目から50回目まで本イベントでカレーを召上がられた方は、延べ108,790名となり、その賛同寄付金及び当店の寄付金の合計は、29,610,795円になりました。<10 円カレー>としておなじみでしたが、時代もかわり、寄付先に少しでも多くお渡ししたいと考え、今年からは日比谷松本楼の創業年数と同じ金額以上のご寄付をお願いすることにいたします。本年は創業年数 120 年にあわせ、120 円以上のご寄付でカレーを召し上がって頂きます。チャリティの精神をご理解いただきご賛同いただいた寄付金は、当店の寄付金と併せて全額を公益財団法人 メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン(理事長 八木昌実) に寄付させていただきます。 メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンは難病のこどもたちの夢を叶えることを唯一の目的とした国際的ボランティアの団体です。(www.mawj.org)
日比谷松本楼は1903(明治 36)年、日比谷公園とともに生まれました。公園内のレストランとしては日本を代表するものの一つとされております。
国政の場に近い関係上、政治家、文化人、名士の方々の会合がしばしばもたれております。また、その一方では庶民が気軽に西洋料理を食べられるレストランとして、親しまれてまいりました。明治から昭和初期にかけて“松本楼でカレーライスを食べてコーヒーを飲む”ということが大変ハイカラなものとされておりました。
そのような中、1971(昭和 46)年 11 月 19 日沖縄返還デモのあおりで日比谷本店が不幸にも放火され焼失致しました。2年後の1973(昭和48)年9 月25日に、多くの方々のご支援により本店の再建に至ることができました。二代目社長小坂光雄が社会のご恩に少しでも報いるべく感謝の心をこめて、カレーのチャリティーを発案し、以来 50 年にわたり、実施致して参りました。
昔からおなじみのカレーを召し上がって頂き、チャリティーを行うというこの行事は多くの方々に親しまれ、この秋で 51年目を迎えることになりました。
報道関係の皆様には、趣旨をご理解いただきまして広く報道していただければ幸いです。事前のご取材や問い合わせ、当日のご取材など喜んで対応させていただきます。