みなさんこんにちは

格闘技は好きですか?

最近はBreakingDown9が開催され、若者を中心に非常に格闘技(?)が盛り上がりを見せています。

同大会は格闘技と喧嘩の絶妙な中間を攻めており、人間の心理をうまくついている気がします。というのも、格闘技が好きでない人でも人の喧嘩を見るのって面白いですよね。そんな野次馬精神を刺激する同大会ですが、似たような野次馬精神を刺激するお店が、どうやら蒲田にOPENするとの噂を聞きつけ、蒲田の夜を徘徊し噂の真偽を確かめてみました。



8月某日、東京都大田区のディープな町【蒲田】に取材班は訪れた。
京浜東北線の品川駅から3駅、東口と西口が存在する蒲田はパチンコ屋、居酒屋、風俗店、ドン・キホーテ、キャバクラ、スナックとまぁなんでも揃う大人の百貨店みたいな町である。

20時を過ぎたあたりで、強面な人たちもチラホラ見かける。まさに蒲田は善悪混合の豊かな街である、というのが第一印象だ。



今回の取材目的は、アウトロー界隈で噂になっている【クラブとスパーリング専門ジムが併設されているお店】の調査であるが、いきなり難航を極めた。
というのも、蒲田にはクラブが存在しないというのだ。(クラブ - 音楽に合わせてダンスを行う施設 by Wikipedia)

ましてや、スパーリング専門ジムなんて都内でも聞いたことがない。

格闘技は基礎練習があってこそのスパーリングであるし、格闘技ジムに通ってもスパーリングなんて一般会員はさせてもらえない。

ん〜困った、そこで取材班は強面な人たちに勇気を持って聞き込み調査を行うことにした。

「蒲田でスパーリングしながらお酒を飲んだり、EDMが流れるクラブを探しているのですが・・・」
聞き込み調査を続けていると、どうやらそのお店の名前は【6F】(ロクエフ)という名前で、完全会員制で住所非公開のためまさに知る人ぞ知る生粋の秘密基地らしい。

調査を進めていくと、蒲田駅西口から徒歩1分の雑居ビルにあるらしいが、何度も通っているはずなのにお店を確認することはできなかった。完全会員制というだけのことはあるな、と取材班一同は感じた。



お店のことを知る人を発見
調査開始から2時間、ついにお店のことを知る人を見つけることに成功した。

その方は、蒲田の工学院キャンパスに通う学生さんで所沢さん(仮名)21歳。詳しく話を伺ってみた。

取材班(以下、取)「【6F】というお店をご存知ですか?」

所沢(以下、タイソン)「はい、知っています。蒲田のクラブですね」

取「どういったクラブですか?」

タイソン「六本木とか渋谷に(クラブ)あるじゃないですか?あんな感じですね」

取「なるほど、箱の大きさはどのくらいですか?」

タイソン「立ち席とソファー席、それと個室のVIP席があって、席数は暗くてちょっとわからないですけど、まぁ十分な広さです」

取「スパーリングジムが併設されていると聞いたのですが、本当ですか?」

タイソン「併設というか、お店の中心にリングが設置されていて昼の部と夜の部で業態が変わっています。昼の部はスパーリング専門ジムで、夜の部はクラブに変わります。夜の部でもリングを使うことできて、素人同士の喧k、いや、試合が行われるって感じですね」

取「なるほど、イメージができました。だいぶアウトロー感が否めないですが、実際はどんな雰囲気ですか?」

タイソン「そうですね、店内は暗くてレーザーライトとかでまさにクラブって感じで、リングには照明が当てられていて、選手は嫌でも目立ってしまう感じですかね。EDM(テンションアゲ↑↑な音楽ジャンル)がガンガン流れる中、喧k、試合されてますけど、しっかりレフェリーとかセキュリティの人がいるので、割と安全面や治安面はしっかりしてるって感じです。」

取「料金体系はどうでしょうか?ぼったくりとかはないですか?」

タイソン「入店時にチャージ料金が1,000円かかって、フードとかドリンクは全て事前にチケットを買うチケット制になっています。500円チケットが5枚綴りになっていて、2,500円でチケットを最初に買って、オーダー時に渡すって感じで全メニューが500円と1,000円という価格設定です。」

取「良心的な価格設定ですね。テキーラとか置いてある感じですか?」

タイソン「もちろん、テキーラもありますし、カクテル、ビールとか、逆に日本酒とかはないので、オシャレ系なドリンクが豊富でどれも安いです。蒲田は学生や若者が多いのでそこは助かります」

取「若者向けの料金設定になっているのなら安心して楽しめますし、チケットで前払い制というのも、音楽とお酒に酔っても安心ですね。スパーリングはどんな感じですか?

タイソン「基本はボクシングルールの2分1R制です。選手同士の合意のもと、キックやMMAもできます。グローブと金◯ガード、ヘッドギアはテコンドー用が用意されているのでマウスピースは不要です。」

取「選手はどういた方がエントリーされているのでしょうか?」

タイソン「夜の部は、お客さんの中から飛び込みで試合をするので、素人の方がほとんどです。昼の部は、スパーリング会員にならないと入店できませんが、夜の部はクラブ会員になればスパーリングもできます。」

取「非常に興味が出ていました。今から連れて行ってもらうことはできますか?」

タイソン「今は、店舗の改装工事中なので入れませんが、完全会員制なので会員になる必要があります。2023年9月30日  OPEN予定で会員になるには現在CAMPFIREで募集をかけているので、確認してみてください。」

取「ありがとうございます。早速確認してみます。」



調べれば調べるほど、興味が尽きないお店だった
こうして取材班は、十分な収穫を得ることができデスクへと戻り、実際に会員募集を行っているCAMPFIREを見てみることにした。

以下に今回の取材の調査報告をまとめる。



店名:6F SPARRING&MUSIC CLUB(ロクエフ スパーリング&ミュージック クラブ)

住所:東京都大田区蒲田(完全会員制のため住所非公開だが、蒲田駅西口徒歩1分は確認済み)

昼の部:スパーリング専門ジム(平日17:00〜19:00、土日祝10:00〜18:00)

夜の部:クラブ(19:00〜)

業態:スパーリング専門ジムとクラブと複合施設

会員申込方法:CAMPFIREでのみ募集中



公式X(twitter)

https://twitter.com/FightClubKamata





取材班より編集後記

若者を中心に格闘技は観戦する側から参加する側へと移りつつある。SNSの時代に逆行するような行動を伴うリアルを感じる行為。その代表的な同店が今後どのようなムーブメントを巻き起こすのか、今後も注目してゆきたい。