太田家/囁揺的音楽集団AsMR/月照ラスの3バンドを筆頭に、いくつものバンド/ユニット/ソロアーティストが所属しているMashup Records。同レーベルが、2023年1月 より太田家/囁揺的音楽集団AsMR/月照ラスの3バンドを中心に据えたイベント「-異彩-」を定期開催する。
その第一弾が、2023年1月31日(火) に渋谷DESEOで催す「Mashup LIVE -異彩- streaming by GALPO LIVE SHOW Vol.1」。ゲストに、ガールズフィスト!!!!GT 南松本高校パンクロック同好会。オープニングアクトに、気まぐれ喫茶ツキシロ(月城七星)も参加。当日は、ニコニコチャンネル「GALPO LIVE SHOW」で生配信も行われる。次回の「Mashup LIVE -異彩- streaming by GALPO LIVE SHOW Vol.2」は、2月28日(火) に渋谷DESEOで開催。ゲストに、中恵光城の出演も決まっている。
このたびイベント「 -異彩-」定期開催を祝い、太田彩華(太田家)・Milli(囁揺的音楽集団AsMR)・em(月照ラス) と、主軸となる3バンドのヴォーカリストが集結。イベントの見どころをミニインタビューという形でお届けしたい。
――みなさんよく知っている間柄。良ければ、隣に座っている方のバンドの魅力を紹介していただいても良いですか。
em じゃあ、僕からいきますね。とても親しみやすいメンバーさんばかりが揃っている太田家の魅力は、自分の気持ちを代弁するようにいつも歌ってくれるバンドであるところ。太田家は「文学的青春パンクバンド」をコンセプトに掲げているように、メンバーそれぞれが青春を燃やすように活動をしています。太田家のライブに足を運ぶお客さんたちも、そんな太田家の音楽に心救われている人たちが多いのだろうなと見ていて感じます。ライブが始まったとたん、お客さんの表情がウキウキしだすんですね。あの嬉しそうな表情を間近で見ていると、僕も同じ気持ちに染まれる。本当に大好きなバンドです。
太田彩華 その言葉、めちゃくちゃ嬉しいです。太田家のメンバーみんなも、観てくれる人たちの笑顔を見るたびにめちゃくちゃ嬉しくなっています。太田家は、みんなの気持ちに寄り添えるバンドであることを目標に活動をしています。もし一人一人がつらい気持ちを抱えているなら、太田家の音楽を通して寄り添ってあげたいし、背中を押してあげたい。そんなバンドであり続けたいなと思っています。
囁揺的音楽集団AsMRも月照ラスも、演奏が始まったら一切MCを入れることなく、最後まで心地好い緊張感を持って世界観を描き出すバンド。そこが共通しているところだとわたしは感じています。そのうえで囁揺的音楽集団AsMRについて語るなら、このバンドは本当に世界観を大切にしています。それぞれのプレイヤーがテクニカルな演奏を見せ、1曲の中にもいろんな音楽的な要素を組み込んで世界観を構築しているんですね。バンド名にAsMRと名付けているように、ASMR(人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よい、脳がゾワゾワするといった反応・感覚)的な音もいろいろ組み込んで楽曲が成り立っています。太田家はパッションを大切にしていますけど。囁揺的音楽集団AsMRはパッションだけでは成立し得ない、とても構築された音楽を作り出すバンド。聞くたびに、いろんな発見があるから聴き飽きないです。
Milli メンバー自身が「どっからこの音が生まれてるの?」と驚くくらい(笑)、囁揺的音楽集団AsMRは緻密に構築した音楽性があったうえで、そこへ各自が即興で自由にいろんな音や語りを加えていくから、自分たちでも毎回どんな音楽として生まれるのかを楽しんでいます。そのライブ感こそが、囁揺的音楽集団AsMRの魅力だと思う。
月照ラスさんですが、バンドサウンドがめちゃめちゃ格好いいです。わたしも、囁揺的音楽集団AsMRと平行し、藤嶋美伶としてもソロ活動をやっていますが、emさんも、普段は上間江望としてソロ活動もやっている方。普段の江望さんが醸しだす可愛さも月照ラスの中へ組み込みながら。アンニュイな感じというか、ジェンダーレスな雰囲気に女性としても強く惹かれてしまいます。そして、見ている人たちの思いを有りのままに受け入れる懐の深さが魅力です。
em 上間江望としては、前向きなパワーを伝えたいと思って活動をしていますけど。月照ラスのときには性別に関係なく、人間としてステージに立っていたいなと思っています。だから、ジェンダーレスな音楽性という言葉は、ほんと嬉しかったです。
――この3バンドが集まり、今年はイベント「 -異彩-」を通して定期的にライブ共演していくわけですよね。
太田彩華 ほぼ毎月のように行います。中心となる3バンドそれぞれ色も個性も異なるからこそ、毎回どんなライブを各バンドが見せていくのか楽しみです。イベントには、毎回この3バンドに加え、異なるゲストさんが出演します。1月31日 の公演には、太田家がよくご一緒しているガールズフィスト!!!!GT 南松本高校パンクロック同好会(以下、南松本高校パンクロック同好会)さんが出演します。南松本高校パンクロック同好会さんは明るくて可愛いらしく、しかもパンキッシュなバンド。イベント自体も、南松本高校パンクロック同好会さんの色へ寄せていく雰囲気になりそうです。2月28日 のイベントには、歌手・声優として活動している中恵光城さんが出演します。中恵光城さんは、今回は重めの楽曲でセトリを組むと公言されています。この日は、イベント全体の色も中恵光城さん寄りになりそうです。
「-異彩-」の面白さが、出演してくださるゲストさんのカラーによって、イベント自体の色が変わっていくこと。各バンドとも、そのときのゲストさんの色に合わせた選曲をしそうだから、各バンドともに色の異なるライブを毎回楽しめると思います。
em 1月31日 のイベントには、上間江望としてのライブ活動のときによくご一緒している月城七星ちゃんが、気まぐれ喫茶ツキシロというバンドで登場します。こちらも、イベントへどんな風に色を添えてゆくのか楽しみです。すでに1月31日 のタイムテーブルも発表になっていますけど。3バンドの出演順も、毎回変わります。それぞれが、「トップバッターのときはこういうライブを作ってイベントを幕開けよう」「トリなら、それに相応しい構成を作ろう」と考えていくから、そこもこのイベントの魅力になっていきそうだよね。
――1月31日 に行うイベント「-異彩- Vol.1」、自分のバンドとイベント全体の見どころも教えてください。
em 月照ラスは、一度ライブが始まったらずっと世界観に浸ってもらえる構成を毎回心がけています。ベースのrinちゃんの押し引きのバランスの取れた演奏はめちゃめちゃ格好いいから、そのプレイにも注目してください。この日は、新曲も初披露します。それが、どんな表情なのかも楽しみにしていてください。イベント全体としては、ゲストさんの演奏も含め、喜怒哀楽すべての感情をつかみとれるイベントになりそうだと感じています。
太田彩華 太田家はですね、だいたい1月に、その年の太田家の活動を示す新曲を制作している事が多いんです。太田家にとって、この日が今年最初のライブだからこそ、太田家も新曲を初披露します。イベント全体としては、タイトルの「-異彩-」通り、ゲストさんも含め、それぞれが異彩を放ったバンドたちばかり。1バンドごとに多種多彩な音楽の色を味わえるから、触れ幅の広さも含め、飽きることなく夢中になって観てもらえるところが魅力だと思います。
Milli 囁揺的音楽集団AsMRは、これまでの活動を集大成となったONENMAN GATE(ワンマン公演)を1月8日 に行い、最初の扉を開けることが出来ました。そして、今回の「-異彩-」は、次の扉へ向かっての新たな一歩となる大切なものなので、メンバーも意気込んでいますイベント全体としてのお話ですが、3バンドとも音楽性は異なりますが、すべてのバンドが、根底に「音楽で人の心を支えたいし、救いたい」という信念を持って活動をしています。同じ新年を持ったバンドの異なる表現を楽しんでもらいたいと思います。
TEXT:長澤智典
「Mashup LIVE -異彩- streaming by GALPO LIVE SHOW Vol.1」
1月31日(火)
開場18:00/開演18:25
@渋谷DESEO
https://r.funity.jp/mashuplive_0131
配信
その第一弾が、2023年1月31日(火) に渋谷DESEOで催す「Mashup LIVE -異彩- streaming by GALPO LIVE SHOW Vol.1」。ゲストに、ガールズフィスト!!!!GT 南松本高校パンクロック同好会。オープニングアクトに、気まぐれ喫茶ツキシロ(月城七星)も参加。当日は、ニコニコチャンネル「GALPO LIVE SHOW」で生配信も行われる。次回の「Mashup LIVE -異彩- streaming by GALPO LIVE SHOW Vol.2」は、2月28日(火) に渋谷DESEOで開催。ゲストに、中恵光城の出演も決まっている。
このたびイベント「 -異彩-」定期開催を祝い、太田彩華(太田家)・Milli(囁揺的音楽集団AsMR)・em(月照ラス) と、主軸となる3バンドのヴォーカリストが集結。イベントの見どころをミニインタビューという形でお届けしたい。
――みなさんよく知っている間柄。良ければ、隣に座っている方のバンドの魅力を紹介していただいても良いですか。
em じゃあ、僕からいきますね。とても親しみやすいメンバーさんばかりが揃っている太田家の魅力は、自分の気持ちを代弁するようにいつも歌ってくれるバンドであるところ。太田家は「文学的青春パンクバンド」をコンセプトに掲げているように、メンバーそれぞれが青春を燃やすように活動をしています。太田家のライブに足を運ぶお客さんたちも、そんな太田家の音楽に心救われている人たちが多いのだろうなと見ていて感じます。ライブが始まったとたん、お客さんの表情がウキウキしだすんですね。あの嬉しそうな表情を間近で見ていると、僕も同じ気持ちに染まれる。本当に大好きなバンドです。
太田彩華 その言葉、めちゃくちゃ嬉しいです。太田家のメンバーみんなも、観てくれる人たちの笑顔を見るたびにめちゃくちゃ嬉しくなっています。太田家は、みんなの気持ちに寄り添えるバンドであることを目標に活動をしています。もし一人一人がつらい気持ちを抱えているなら、太田家の音楽を通して寄り添ってあげたいし、背中を押してあげたい。そんなバンドであり続けたいなと思っています。
囁揺的音楽集団AsMRも月照ラスも、演奏が始まったら一切MCを入れることなく、最後まで心地好い緊張感を持って世界観を描き出すバンド。そこが共通しているところだとわたしは感じています。そのうえで囁揺的音楽集団AsMRについて語るなら、このバンドは本当に世界観を大切にしています。それぞれのプレイヤーがテクニカルな演奏を見せ、1曲の中にもいろんな音楽的な要素を組み込んで世界観を構築しているんですね。バンド名にAsMRと名付けているように、ASMR(人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よい、脳がゾワゾワするといった反応・感覚)的な音もいろいろ組み込んで楽曲が成り立っています。太田家はパッションを大切にしていますけど。囁揺的音楽集団AsMRはパッションだけでは成立し得ない、とても構築された音楽を作り出すバンド。聞くたびに、いろんな発見があるから聴き飽きないです。
Milli メンバー自身が「どっからこの音が生まれてるの?」と驚くくらい(笑)、囁揺的音楽集団AsMRは緻密に構築した音楽性があったうえで、そこへ各自が即興で自由にいろんな音や語りを加えていくから、自分たちでも毎回どんな音楽として生まれるのかを楽しんでいます。そのライブ感こそが、囁揺的音楽集団AsMRの魅力だと思う。
月照ラスさんですが、バンドサウンドがめちゃめちゃ格好いいです。わたしも、囁揺的音楽集団AsMRと平行し、藤嶋美伶としてもソロ活動をやっていますが、emさんも、普段は上間江望としてソロ活動もやっている方。普段の江望さんが醸しだす可愛さも月照ラスの中へ組み込みながら。アンニュイな感じというか、ジェンダーレスな雰囲気に女性としても強く惹かれてしまいます。そして、見ている人たちの思いを有りのままに受け入れる懐の深さが魅力です。
em 上間江望としては、前向きなパワーを伝えたいと思って活動をしていますけど。月照ラスのときには性別に関係なく、人間としてステージに立っていたいなと思っています。だから、ジェンダーレスな音楽性という言葉は、ほんと嬉しかったです。
――この3バンドが集まり、今年はイベント「 -異彩-」を通して定期的にライブ共演していくわけですよね。
太田彩華 ほぼ毎月のように行います。中心となる3バンドそれぞれ色も個性も異なるからこそ、毎回どんなライブを各バンドが見せていくのか楽しみです。イベントには、毎回この3バンドに加え、異なるゲストさんが出演します。1月31日 の公演には、太田家がよくご一緒しているガールズフィスト!!!!GT 南松本高校パンクロック同好会(以下、南松本高校パンクロック同好会)さんが出演します。南松本高校パンクロック同好会さんは明るくて可愛いらしく、しかもパンキッシュなバンド。イベント自体も、南松本高校パンクロック同好会さんの色へ寄せていく雰囲気になりそうです。2月28日 のイベントには、歌手・声優として活動している中恵光城さんが出演します。中恵光城さんは、今回は重めの楽曲でセトリを組むと公言されています。この日は、イベント全体の色も中恵光城さん寄りになりそうです。
「-異彩-」の面白さが、出演してくださるゲストさんのカラーによって、イベント自体の色が変わっていくこと。各バンドとも、そのときのゲストさんの色に合わせた選曲をしそうだから、各バンドともに色の異なるライブを毎回楽しめると思います。
em 1月31日 のイベントには、上間江望としてのライブ活動のときによくご一緒している月城七星ちゃんが、気まぐれ喫茶ツキシロというバンドで登場します。こちらも、イベントへどんな風に色を添えてゆくのか楽しみです。すでに1月31日 のタイムテーブルも発表になっていますけど。3バンドの出演順も、毎回変わります。それぞれが、「トップバッターのときはこういうライブを作ってイベントを幕開けよう」「トリなら、それに相応しい構成を作ろう」と考えていくから、そこもこのイベントの魅力になっていきそうだよね。
――1月31日 に行うイベント「-異彩- Vol.1」、自分のバンドとイベント全体の見どころも教えてください。
em 月照ラスは、一度ライブが始まったらずっと世界観に浸ってもらえる構成を毎回心がけています。ベースのrinちゃんの押し引きのバランスの取れた演奏はめちゃめちゃ格好いいから、そのプレイにも注目してください。この日は、新曲も初披露します。それが、どんな表情なのかも楽しみにしていてください。イベント全体としては、ゲストさんの演奏も含め、喜怒哀楽すべての感情をつかみとれるイベントになりそうだと感じています。
太田彩華 太田家はですね、だいたい1月に、その年の太田家の活動を示す新曲を制作している事が多いんです。太田家にとって、この日が今年最初のライブだからこそ、太田家も新曲を初披露します。イベント全体としては、タイトルの「-異彩-」通り、ゲストさんも含め、それぞれが異彩を放ったバンドたちばかり。1バンドごとに多種多彩な音楽の色を味わえるから、触れ幅の広さも含め、飽きることなく夢中になって観てもらえるところが魅力だと思います。
Milli 囁揺的音楽集団AsMRは、これまでの活動を集大成となったONENMAN GATE(ワンマン公演)を1月8日 に行い、最初の扉を開けることが出来ました。そして、今回の「-異彩-」は、次の扉へ向かっての新たな一歩となる大切なものなので、メンバーも意気込んでいますイベント全体としてのお話ですが、3バンドとも音楽性は異なりますが、すべてのバンドが、根底に「音楽で人の心を支えたいし、救いたい」という信念を持って活動をしています。同じ新年を持ったバンドの異なる表現を楽しんでもらいたいと思います。
TEXT:長澤智典
「Mashup LIVE -異彩- streaming by GALPO LIVE SHOW Vol.1」
1月31日(火)
開場18:00/開演18:25
@渋谷DESEO
https://r.funity.jp/mashuplive_0131
配信