2022年7月11日(月)  

報道関係各位


【この国の芸術:「日本美術史」を脱帝国主義化する オンライン連続講義(全10回)】開催のお知らせ

2022年8月  から12月までの全10回。企画者:小田原のどか、山本浩貴

■概要

『この国の芸術[近代日本]:「日本美術史」を脱帝国主義化する』は、2023年月曜社より刊行予定の論集+インタビュー集です。編著者は小田原のどかと山本浩貴、参加者は千葉慶、穂積利明、飯山由貴、加藤弘子、北原 惠、琴 仙姫、北澤憲昭、吉良智子、小金沢 智、小泉明郎、國盛麻衣佳、菊池裕子、馬 定延、中嶋 泉、長津結一郎、大坂紘一郎、嶋田美子、富澤ケイ愛理子、吉國元(アルファベット順、敬称略)、デザイナーは真崎嶺です。

2022年8月  から12月にかけて、本書の寄稿者有志11名による全10回のオンライン連続講義を開催します。「日本美術史」にこれまでとは異なる角度から光を当て、ここに記述されることを避けられてきた存在を可視化するとともに、なぜそれらが避けられてきたのかに迫ります。各回の司会は、書籍の企画者である小田原のどかと山本浩貴が務めます。 美術を専門的に学ぶ方はもちろん、これから美術を知りたいという方も、ぜひ気軽にご参加ください。

本企画の背景については、書籍の版元である月曜社ウェブサイト「小田原のどか×山本浩貴対談「この国の芸術をめぐって」をお読みください。➡http: /getsuyosha.jp/20220711/

<講義概要>
各回19:00〜
※日時・内容などは変更になる場合がございます。ご了承ください。

[第1回]8月10日(水)  「日本美術史の脱中心化:アイヌ、沖縄」(講師=加藤弘子+富澤ケイ愛理子)
[第2回]8月31日(水)  「「工芸」から「この国」の「日本美術史」を脱帝国化する:ジェンダー、伝統、サステナビリティ」(講師=菊池裕子)
[第3回]9月7日(水)  「炭鉱と美術:旧産炭地が育んだ美術表現の固有性と戦後日本美術に対する影響」(講師=國盛麻衣佳)
[第4回]9月27日(火)  「天皇制モニュメントはどこまで読みほどくことができるか:八紘之基柱を例に」(講師=千葉慶)
[第5回]10月14日(金)  「帝国の美術史のなかの女流美術家奉公隊(仮)」(講師=吉良智子)
[第6回]10月28日(金)  「帝国の記憶:震災、戦争、公害(仮)」(講師=小田原のどか)
[第7回]11月11日(金)  「障害のある人の芸術活動を批判的障害学の観点から再考する(仮)」(講師=長津結一郎)
[第8回]11月25日(金)  「なぜ私は「日本人慰安婦像になってみ」なければいけなかったのか」(講師=嶋田美子)
[第9回]12月8日(木)  「反帝国の芸術家としての四國五郎:エコロジー・エスニシティ・ジェンダーが交差するインターセクショナルな視点から(仮)」(講師=山本浩貴)
[第10回]12月22日(木)  「天皇/ご一家の視覚表象とジェンダー(仮)」(講師=北原恵)


メインイメージ 制作:真崎嶺

※講義の安全な開催のため、「ハラスメント防止ガイドライン」を定めています。チケット詳細ページ[Peatix]をご覧ください➡https://konokuni.peatix.com/


<開催方法>
zoomウェビナーにて開催いたします。
(第1回、10回は当日配信のみ、録画の公開はありません。第2~8回は講義から1ヶ月間限定で録画の公開をいたします)

<チケット/受講料>
【全10回】一般18,000円 学生6000円 ※通しチケットは期間限定販売となります。
【各回単発】一般2,000 円 学生700 円

※学割対象者には、大学あるいは研究機関等に非常勤で勤務している者、または非正規雇用の形態で就労している労働者を含みます。学割チケット購入に際し、学生証の提示や、就労状況についての証明は必要ありません。


チケット詳細[Peatix]➡https://konokuni.peatix.com/
企画詳細➡https://www.odawaranodoka.com/konokuni
企画者対談記事[月曜社]➡http://getsuyosha.jp/20220711/


■本件に関するお問い合わせ先

この国の芸術 オンライン連続講義実行委員会

企画詳細URL:https://www.odawaranodoka.com/konokuni
企画者対談記事[月曜社]➡http://getsuyosha.jp/20220711/

担当:小田原
E-Mail: