1 ビジネス出版賞とは?
第3回ビジネス出版賞は、新しい自己啓発・ビジネス書を生み出す賞です。

「新たな才能と出会いたい」という思いから立ち上がったスプリングインク株式会社は、今年で第10回を迎える「絵本出版賞」を主催し、数々の絵本誕生の機会をつくってきました。

絵本出版賞の他にも、写真出版賞を主催しており、「ソラリーマン」「スクールガール・コンプレックス」で知られる写真家・青山裕企さんを特別審査員に迎え、ユニークな写真集を世に送り出しています。

そのスプリングインクが募集を開始した「ビジネス出版賞」。

絵本・写真といった表現分野にとどまらず、多くの人の才能を「書籍企画」として本にしたいという思いから募集を開始いたしました。

絵本・写真の賞と同様、大賞作品は出版をいたします。

応募部門は下記の3分野です。

Ⅰ ビジネス実用部門
ビジネス・事業で取り組まれてきた想い、経験・スキル・ノウハウなど

Ⅱ 自己啓発・経営ストーリー部門
個人の人生ストーリーや知恵、会社の経営ストーリーや知恵など

Ⅲ イノベーション未来産業部門
あなたが考えた発明や方法、起業時の秘話など 

ご自身の書きたい、出版したい企画がどの部門に適しているかのイメージでの自己申告応募で問題ありません。


前回、「第2回ビジネス出版賞」(2022年3月20日  締切り)は、事業や仕事によって世の中を良くしていこうと非常に熱意溢れる作品(49点)を多く応募いただきました。

4月26日  に最終審査会を行ない、下記の通り受賞作を決定しました。

大賞 1点
最優秀賞 3点
優秀賞 5点
奨励賞 7点

おかげさまでこの度は、初の大賞作品も選ぶことができました。この賞で新たな才能が「出版」という形で読者と繋がりを持っていただける大きな一歩と感じております。

惜しくも受賞しなかった作品にも、世に出して出版したい作品が数多くありました。

また、本の出版をする際に、著者・企業の利益に支障がある編集方針はとりません。

なぜなら、「売れる」ことだけに目を奪われた本は、結果的に人を傷つけたり長く続かないということを、出版業界にいて、また多くの経営者の話を聞いて、実感しているためです。
本の出版が、社会貢献になることが理想であると考えます。



2 なぜ募集をしているのか?

私、城村典子は、長く出版社に勤める編集者でした。
最初に勤めた出版社にいる頃から、「出版の主役は著者である」と感じていました。

その間、出版業界は大きく変わりました。インターネットメディアの登場で、業界規模が変わり、「出版業界は衰退産業」だという人もいます。

ですが、私は全くそうは思いません。むしろ、他のメディアの登場で、本はより本としての役割を果たすことに集中できる、切磋琢磨できる環境にあると思います。

その状況の中で、当初思っていた「出版の主役は著者である」という思いは、ますます色濃くなってきたと感じています。

ネットの世界では、1億総クリエイターの時代です。

本は、著者の方から積極的に「本を出版したい」と思ってくれることで、忙しい編集者だけのクリエイティブではなく、著者と編集者がタッグを組んで、もっともっと面白い本ができるはずです。

これは人類にとって何よりも資産です。

ところが、長く編集者をやってはいるものの、出会える著者は限られます。

そして、多くの人が、才能を持っているのに自分が本を出せるとは思いもしていなかったり、本を出してもいいことがないと思っていたりします。

なんてもったいないことでしょう!

私は、今までも、多くの出版セミナーを主催したり、お呼ばれ講師として話をしたり、青山学院大学の非常勤講師として「出版ジャーナリズム」の授業をしていたりと活動をしていますが、まだまだ、声は届きません。

そこで、今回の賞の開設の運びとなりました。

ぜひ、この機会に、ご自身の本を書くことを、考えていただきたいのです。
ご自身の持ってる情報は、本の企画になる可能性が十分あるのです。


3 応募することで未来が広がる
私は、これまでに数多くの本の担当をしてきました。
出版社を退職したのちには、「出版エージェント」の事業とこの出版賞の事業を立ち上げ、トータルで、2,000人以上の著者とかかわり、300冊以上の著者のデビューや、刊行に携わってきました。

本は、読者の人生も変えますが、著者の人生も変えます。

出版をすることで、著者自身の才能がより明確になり、多くの人の価値になり、活躍が加速します。

しかし、ただ出版をすれば、著者の人生が変わるわけではありません。

多くの人が、本は「出版から依頼があって、出版社の意向で本を書く」ものだと思っています。

出版社は、当然、発行の責任、自社の経営存続の責任がありますから、自分達が発行したい本を刊行します。

私が、著者の方々にお伝えしているのは、主体的な著者になり、出版社とタッグを組んで、未来を創造する方法です。

未来を想像するのは、一部の権力者や、一部のマスコミではなく、ひとりひとりの市民である私たちです。

ひとりひとりが明日をより良くしようという思いがあるから未来は明るくなる。
その1つの声の上げ方が「出版」という方法です。

多くのメディアの人たちは、「出版」を著者の思い通りにするのは危険だと思っています。

なぜか、出版のセオリーを知らない人間が勝手なことをしても、本も売れないし、説明も面倒だし厄介なだけだからです。


では、どうしたらいいか。

「著者も、出版を知ったらいい」

シンプルな話だと思っています。

出版をして人生を変えている著者の共通項は、「出版の世界を知ろうとしている」こと。

もちろん、最初から知ることもできないし、知らないとしても全く問題はありません。

今回の応募をきっかけに、著者になることの一歩を踏み出していただけたら幸いです。


概要

第3回ビジネス出版賞
締切 2022年7月10日(日)  
主催 スプリングインク株式会社
共催 株式会社Jディスカヴァー


【募集部門】
Ⅰ ビジネス実用部門
Ⅱ 自己啓発・経営ストーリー部門  
Ⅲ イノベーション・未来産業部門
締切 2022年7月20日(日)必着
発表 2022年9月下旬 応募者全員に郵送通知いたします。

【入賞内容】
「大賞」全部門から1作品:受賞作品の出版化、賞状、賞金20万円
「最優秀賞」各部門1作品(合計3作品):受賞作品の出版化支援、賞状、賞
金3万円
「優秀賞」各部門3作品(合計9作品):出版化支援、賞状、賞金2万円
「奨励賞」各部門5作品(合計15作品):出版化支援、賞状、賞金1万円

【応募方法】
詳細はサイトを参照ください。
https://biz-pub.com/
1 原稿に応募票と出版企画書を添えて郵送してください。(推奨)
2 応募フォームに記載し、作品原稿と出版企画書をまとめてA4サイズPDF形式

で送付してください(※データ容量が既定値である10MBを超える場合は郵送で
ご応募ください。)。

【応募作品の仕様】
・起業家、ビジネスパーソンなどはもとより、広く一般読者を対象として、日
本語で書かれた作品とします。
・原稿は返却いたしません。
・一箇所を綴じて、通し番号を入れてください。
・出版企画書を必ず添えてください。
・作品原稿が用意できない方は、出版企画書のみでの応募も可能です。
その場合は企画内容や構成を、本の内容が想像できるようにわかりやす
く記載してください。
・ファイルデータ10MB以上の原稿は、インターネットの応募フォームから
送信できません。郵送にてお送りください。
・応募上限数:各部門それぞれ1作品に限る。(3部門合計3作品まで。上限
を超えてご応募された場合、審査の対象外となりますのでご注意ください)
・その他の詳細は、当サイトのブログにある「応募のコツ」をご覧ください。

【注意事項】
・応募資格 : 不問。プロの応募も可。
・応募票は1作品につき1枚を添えてください。(郵送の場合)
・他コンテストとの同時応募は、賞の運営に支障をきたしますので絶対にお控
えください。
・原稿返却はいたしません・大賞に選出されない場合も、販売が見込める場合
は出版を検討いたします。
・入賞作品の出版権は主催者に帰属いたします。出版しない場合は審査結果発
表から6か月後に出版権を放棄いたします。
・出版の際は出版社との契約になります。
・名前、住所、電話番号の記載がない場合、審査の対象外となりますのでご注
意ください。
・その他詳細は、当サイトの「応募に際してのご説明(Q&A)」をご覧ください

【その他】
・結果発表は応募者全員に郵送で通知いたします(9月下旬)。また、サイト上
でも発表いたします(10月中旬)。
・発表の際、審査員による講評をBlogにて随時掲載いたします。

審査   ビジネス出版賞審査委員会
主催  ビジネス出版賞実行委員会(スプリングインク株式会社内)
共催  株式会社Jディスカヴァー
協賛/協力   株式会社みらいパブリッシング、ポエムピース株式会社
スプリングインク株式会社
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-26-12 福丸ビル6階
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