ITインフラのソリューション・ディストリビュータである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、電機・建築設備の販売・施工やエネルギー事業などを手がけるナラサキ産業株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長 石川 孝)が、ネットワールドが国内総代理店である韓国ハンドリームネット(Handreamnet Co.,Ltd.)のL2セキュリティスイッチ「SGシリーズ」を導入して社内ネットワークを再構築し、本格稼働開始したことを発表します。
「SGシリーズ」は、特許技術によりLAN内のトラフィック分布やパケット情報を分析して有害トラフィックを検知し、その発生源であるウィルス/ワームに感染したPCをネットワークから自動的に遮断し、脅威の繁殖やDDoS攻撃、盗聴などを阻止する新しいコンセプトのL2スイッチです。
標準バンドルの管理ツールにより、遠隔拠点のスイッチも含めて、ループ障害の発生やクライアントの疑わしい振る舞いなどを一元的にリアルタイムに把握できるようになり、問題が発生した場合の対処作業の負荷が大幅に軽減されました。また、「SGシリーズ」の導入により、図面の保存もなく構成が不明だった支店のネットワークを可視化することにより、管理が容易になりました。
導入・サポートは、ネットワールドのパートナーである株式会社日立情報システムズ(本社:東京都港区)が担当しました。
◆ 導入の背景
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創業110余年のナラサキ産業は、電機・建築設備、FA、高機能材料、産業機械・農業施設、建設機械・資材など幅広い領域で事業を展開し、太陽光発電システムなどの環境関連事業も強化しています。業態が異なる各事業部門の業務システムは、それぞれ固有の要件を満たし効率化や生産性向上を最大限に追求していますが、全社的には、安定性とセキュリティの確保を重視しています。中でも、全社業務を支えるネットワークは安定性の向上が重要ですが、年度末の人事異動時期などに発生するネットワークのループ障害により、業務に支障をきたすことがあり、ループ検知・遮断機能を持つスイッチの導入などを検討していました。また、DoSやARPスプーフィングなどへの対策の重要性から、これらの課題を同時に解決するソリューションとして「SGシリーズ」に注目し、昨年10月にネットワールドが「SGシリーズ」の取扱いを開始後すぐに試験導入しました。
その結果、既存のスイッチと置き換えるだけで簡単に導入でき、ネットワークの専門家が不在でも、複雑な設定不要で、グラフィカルな管理画面で課題だったループ箇所の瞬時特定が可能になり、高度なセキュリティ機能も併せて利用できる事が評価され、本格導入に至りました。
◆「SGシリーズ」導入の成果
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「SGシリーズ」は運用管理ツール「Visual Node Manager(VNM)」が標準バンドルされており、どのポートにどの端末がつながっているかを簡単に確認でき、有害なトラフィックを検知・遮断可能です。以前は、問題のありそうなスイッチのポートを手作業で1つずつチェックしていましたが、「VNM」の画面で問題箇所を特定して対処できるため、作業負荷が大幅に軽減されました。ループの影響も各フロアの「島」レベルに抑えられるため、広範囲にわたって業務が止まる心配もなくなりました。
また、来客時に持ち込みPCを会議室で接続するなど、通常と違う動きがあった時に、それらを管理者側でリアルタイムに把握でき、ウィルスなどによりクライアントに疑わしい振る舞いがあった時にも、すぐに検知・遮断する体制が整いました。
ナラサキ産業は、現在、東京本社を中心に北海道本社・支店にも、冗長化電源を搭載した48ポートモデル「SG2048G/2」を1台、24ポートモデルの「SG2024G」を4台、8ポートモデルの「SG2008G」を1台導入していますが、「VNM」により、すべてのSGシリーズの情報を、東京本社で一括管理しています。
北海道の支店は、床下の配管にLANケーブルが通っているうえに、ネットワーク図面が保存されておらず、構成が不明でしたが、「SGシリーズ」を導入したことにより、どのポートにどのIPアドレスのマシンがつながっているかを可視化することができました。
ナラサキ産業では、今後、他の拠点に対してもSGシリーズを展開し、全社ネットワークの可視化をさらに進めていく計画です。また、シンクライアントの導入など、ITインフラの整備・高度化のために様々な取り組みを進めていく予定であり、幅広いソリューションを持つネットワールドの提案に期待が寄せられています。
※導入構成イメージ図を以下でご覧いただけます。
http://www.networld.co.jp/news/press2011/0901.htm
「SGシリーズ」は、特許技術によりLAN内のトラフィック分布やパケット情報を分析して有害トラフィックを検知し、その発生源であるウィルス/ワームに感染したPCをネットワークから自動的に遮断し、脅威の繁殖やDDoS攻撃、盗聴などを阻止する新しいコンセプトのL2スイッチです。
標準バンドルの管理ツールにより、遠隔拠点のスイッチも含めて、ループ障害の発生やクライアントの疑わしい振る舞いなどを一元的にリアルタイムに把握できるようになり、問題が発生した場合の対処作業の負荷が大幅に軽減されました。また、「SGシリーズ」の導入により、図面の保存もなく構成が不明だった支店のネットワークを可視化することにより、管理が容易になりました。
導入・サポートは、ネットワールドのパートナーである株式会社日立情報システムズ(本社:東京都港区)が担当しました。
◆ 導入の背景
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創業110余年のナラサキ産業は、電機・建築設備、FA、高機能材料、産業機械・農業施設、建設機械・資材など幅広い領域で事業を展開し、太陽光発電システムなどの環境関連事業も強化しています。業態が異なる各事業部門の業務システムは、それぞれ固有の要件を満たし効率化や生産性向上を最大限に追求していますが、全社的には、安定性とセキュリティの確保を重視しています。中でも、全社業務を支えるネットワークは安定性の向上が重要ですが、年度末の人事異動時期などに発生するネットワークのループ障害により、業務に支障をきたすことがあり、ループ検知・遮断機能を持つスイッチの導入などを検討していました。また、DoSやARPスプーフィングなどへの対策の重要性から、これらの課題を同時に解決するソリューションとして「SGシリーズ」に注目し、昨年10月にネットワールドが「SGシリーズ」の取扱いを開始後すぐに試験導入しました。
その結果、既存のスイッチと置き換えるだけで簡単に導入でき、ネットワークの専門家が不在でも、複雑な設定不要で、グラフィカルな管理画面で課題だったループ箇所の瞬時特定が可能になり、高度なセキュリティ機能も併せて利用できる事が評価され、本格導入に至りました。
◆「SGシリーズ」導入の成果
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「SGシリーズ」は運用管理ツール「Visual Node Manager(VNM)」が標準バンドルされており、どのポートにどの端末がつながっているかを簡単に確認でき、有害なトラフィックを検知・遮断可能です。以前は、問題のありそうなスイッチのポートを手作業で1つずつチェックしていましたが、「VNM」の画面で問題箇所を特定して対処できるため、作業負荷が大幅に軽減されました。ループの影響も各フロアの「島」レベルに抑えられるため、広範囲にわたって業務が止まる心配もなくなりました。
また、来客時に持ち込みPCを会議室で接続するなど、通常と違う動きがあった時に、それらを管理者側でリアルタイムに把握でき、ウィルスなどによりクライアントに疑わしい振る舞いがあった時にも、すぐに検知・遮断する体制が整いました。
ナラサキ産業は、現在、東京本社を中心に北海道本社・支店にも、冗長化電源を搭載した48ポートモデル「SG2048G/2」を1台、24ポートモデルの「SG2024G」を4台、8ポートモデルの「SG2008G」を1台導入していますが、「VNM」により、すべてのSGシリーズの情報を、東京本社で一括管理しています。
北海道の支店は、床下の配管にLANケーブルが通っているうえに、ネットワーク図面が保存されておらず、構成が不明でしたが、「SGシリーズ」を導入したことにより、どのポートにどのIPアドレスのマシンがつながっているかを可視化することができました。
ナラサキ産業では、今後、他の拠点に対してもSGシリーズを展開し、全社ネットワークの可視化をさらに進めていく計画です。また、シンクライアントの導入など、ITインフラの整備・高度化のために様々な取り組みを進めていく予定であり、幅広いソリューションを持つネットワールドの提案に期待が寄せられています。
※導入構成イメージ図を以下でご覧いただけます。
http://www.networld.co.jp/news/press2011/0901.htm