2022年4月1日 、Risky Melodyは結成から丸8周年を迎える。バンドを結成した頃は、ガールズバンドが次々と誕生しては、ライブハウスシーンの中へ新しい動きを描き始めていた。刺激を受けあいながら競い合っていたバンドたちも、時を経るごとに次々と表舞台から姿を消していった。シーンの衰退に歩調を合わせたわけではないが、Risky Melodyも4周年を迎えた頃、ヴォーカルのALICE以外が卒業。新たにメンバーを集め、今の第二期Risky Melodyをスタートさせている。たとえ同じ志を持つバンド仲間が減ろうとも、つねにRisky Melodyは新たにバンドたちを探し出し、声をかけ、イベントも積極的に行いながらガールズバンドシーンの活性化のために努力し続けてきた。そんな努力を一気に踏みにじったのが、コロナ禍による様々な規制だった。
たくさんのアーティストたちと同じように、Risky Melodyも望むべき形での活動は今も出来ていない。逆風の中、昨年秋より最新アルバム「ESPERANZA」を手に全国ツアーを行うなど、彼女たちなりに抵抗の姿勢を見せながら、コロナ禍以降の新しいバンドの進め方/ライブの続け方を模索し続けてきたし、今も模索し続けている。
アルバム「ESPERANZA」のツアーのファイナル公演を、Risky Melodyは2022年1月 に渋谷CLUB QUATTROで行った。そのときの入場方法が、アルバム「ESPERANZA」を持ってくれば無料でライブを観れる形だった。一人でも多くの人たちにライブを観て欲しい想いを持っていた彼女たちは、無料公演にしても良いと思っていた。でも、そうしなかったのには理由があった。
そこには、進化を遂げたRisky Melodyの姿を詰め込んだ作品だからこそ、一人でも多くの人に届けたい想いも含まれていたが、それ以上に「一つのルールを設けることで、より参加意欲を刺激したい」メンバーらの気持ちが反映していた。
2022年4月1日 、Risky Melodyは赤羽ReNY alphaを舞台に「VOLCANO」と題した結成8周年公演を行う。この日は、入場が無料になる(ドリンク代は別途必要)。そのうえで設けた一つのルールが、「カンパ制」ということ。ヴォーカルのALICEは、以下のように答えてくれた。
ALICE せっかくの8周年公演というおめでたい日ですから、一人でも多くの人たちに観てもらえるなら「無料公演」でも良かったんです。実際、8周年公演も、ドリンク代はかかりますけど、チケット代は無料になっています。ただ、普通に無料公演を行うよりも、参加する側もゲーム感覚じゃないけど、楽しみがあったほうがいいじゃないですか。そこから、ライブを見たあとに「カンパを募ろう」ということにしました。つまり、ライブを観たあとに、チケット代をお客さん一人一人に決めてもらおうと。「これは10万円の価値がある」と思ったら10万円カンパしていただければいいし、「500円だな」と思ったら500円でいい。もちろん「払う価値はない」と思ったら0円でも構いません。最初から「お金ないので」ということで0円の気持ちで来ていただいても大丈夫です。むしろ、そういう遊び心を持って今回の8周年公演をみんなへ届けたかったんですよね。
もちろん、会場費を含め、いろんな経費はバンド側で負担をするので、カンパの多いほうが嬉しいのは事実です。でも、コロナ禍以降、会場ごとに制限人数も決められているぶん、今まで通りだと赤字になってしまうからと言って、足りない金額分をチケット代に上乗せする形をRisky Melodyとしては取りたくなかった。今のRisky Melodyは、なるべくお客さんに負担をかけずにライブを楽しんでもらえるようにと、新しいライブのあり方をいろいろと模索しています。その一環として取ったのが、今回の「カンパ制」なんです。
Risky Melodyが仕掛けた、遊び心を持った8周年公演。そこには、こんな思いも込められていた。
ALICE 7周年公演に付けたタイトルが「REBOOT」。つまり、「再起動」という意味でした。そこには、コロナ禍を乗り越え、ここからRisky Melodyは再起動して走り続けるという意志を込めていましたし、その日からの1年間、「REBOOT」というテーマを軸に据えた活動をしてきました。そこで生まれたエレクトロでラウドでスピーディなスタイルが、Risky Melodyに新しい可能性の扉を開けば、そのスタイルが、アルバム「ESPERANZA」の中にも新しい要素として反映していきました。
4月1日 に行う8周年公演に名付けたのが、「VOLCANO」。つまり,「火山」という意味。地中深くに溜まっていたマグマが一気に噴火する姿と、コロナ禍でずっと鬱積されてきた世の中の人たちの感情を、Risky Melodyのライブや音源に触れることで一気に噴火させたいし、今年はそういう活動をしていく。その意志を示す言葉として「VOLCANO」と名付けました。
この日のライブは、みんなの溜まった感情を発散させる場にしていきますし、これからのライブも、そういう場にどんどんしていきます。その始まりの景色を、ぜひみんなに目の前で観てもらいたい。それと、3月25日 より、わたしがコロナ禍前に行っていたイベント「Hotty & Rhythm」も再開します。3月下旬より、ふたたび積極的にライブを通して攻めていくので、これからの活動を楽しみにしていてください。
少しでも興味を示したなら、まずは行動を起こしてもらいたい。そして、ライブハウスで鬱積した感情をRisky Melodyの音楽を通して思い切り発散してほしい。
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
Risky Melody『REBOOT』(Music Video)
▶️Risky Melody 8th Anniversary ONE-MAN LIVE◀️
君と僕となら越えていける2022
「VOLCANO」
2022年4月1日(金) 赤羽ReNY alpha
OPEN/START 17:30/18:30
[TICKETとご予約について]
・チケット料金は今回、当日お客様ご本人に決めていただきます。
その為、入場料は無料です。(ドリンク料金のみかかります)
・ご予約必須となっておりますのでTiGETで必ずご予約をお願いします。
・入場順はご予約番号順になります
Risky Melody Web
https://risky-melody.com/
Risky Melody twitter
https://twitter.com/_Risky_Melody_
Risky Melody 公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/RiskyMelody
たくさんのアーティストたちと同じように、Risky Melodyも望むべき形での活動は今も出来ていない。逆風の中、昨年秋より最新アルバム「ESPERANZA」を手に全国ツアーを行うなど、彼女たちなりに抵抗の姿勢を見せながら、コロナ禍以降の新しいバンドの進め方/ライブの続け方を模索し続けてきたし、今も模索し続けている。
アルバム「ESPERANZA」のツアーのファイナル公演を、Risky Melodyは2022年1月 に渋谷CLUB QUATTROで行った。そのときの入場方法が、アルバム「ESPERANZA」を持ってくれば無料でライブを観れる形だった。一人でも多くの人たちにライブを観て欲しい想いを持っていた彼女たちは、無料公演にしても良いと思っていた。でも、そうしなかったのには理由があった。
そこには、進化を遂げたRisky Melodyの姿を詰め込んだ作品だからこそ、一人でも多くの人に届けたい想いも含まれていたが、それ以上に「一つのルールを設けることで、より参加意欲を刺激したい」メンバーらの気持ちが反映していた。
2022年4月1日 、Risky Melodyは赤羽ReNY alphaを舞台に「VOLCANO」と題した結成8周年公演を行う。この日は、入場が無料になる(ドリンク代は別途必要)。そのうえで設けた一つのルールが、「カンパ制」ということ。ヴォーカルのALICEは、以下のように答えてくれた。
ALICE せっかくの8周年公演というおめでたい日ですから、一人でも多くの人たちに観てもらえるなら「無料公演」でも良かったんです。実際、8周年公演も、ドリンク代はかかりますけど、チケット代は無料になっています。ただ、普通に無料公演を行うよりも、参加する側もゲーム感覚じゃないけど、楽しみがあったほうがいいじゃないですか。そこから、ライブを見たあとに「カンパを募ろう」ということにしました。つまり、ライブを観たあとに、チケット代をお客さん一人一人に決めてもらおうと。「これは10万円の価値がある」と思ったら10万円カンパしていただければいいし、「500円だな」と思ったら500円でいい。もちろん「払う価値はない」と思ったら0円でも構いません。最初から「お金ないので」ということで0円の気持ちで来ていただいても大丈夫です。むしろ、そういう遊び心を持って今回の8周年公演をみんなへ届けたかったんですよね。
もちろん、会場費を含め、いろんな経費はバンド側で負担をするので、カンパの多いほうが嬉しいのは事実です。でも、コロナ禍以降、会場ごとに制限人数も決められているぶん、今まで通りだと赤字になってしまうからと言って、足りない金額分をチケット代に上乗せする形をRisky Melodyとしては取りたくなかった。今のRisky Melodyは、なるべくお客さんに負担をかけずにライブを楽しんでもらえるようにと、新しいライブのあり方をいろいろと模索しています。その一環として取ったのが、今回の「カンパ制」なんです。
Risky Melodyが仕掛けた、遊び心を持った8周年公演。そこには、こんな思いも込められていた。
ALICE 7周年公演に付けたタイトルが「REBOOT」。つまり、「再起動」という意味でした。そこには、コロナ禍を乗り越え、ここからRisky Melodyは再起動して走り続けるという意志を込めていましたし、その日からの1年間、「REBOOT」というテーマを軸に据えた活動をしてきました。そこで生まれたエレクトロでラウドでスピーディなスタイルが、Risky Melodyに新しい可能性の扉を開けば、そのスタイルが、アルバム「ESPERANZA」の中にも新しい要素として反映していきました。
4月1日 に行う8周年公演に名付けたのが、「VOLCANO」。つまり,「火山」という意味。地中深くに溜まっていたマグマが一気に噴火する姿と、コロナ禍でずっと鬱積されてきた世の中の人たちの感情を、Risky Melodyのライブや音源に触れることで一気に噴火させたいし、今年はそういう活動をしていく。その意志を示す言葉として「VOLCANO」と名付けました。
この日のライブは、みんなの溜まった感情を発散させる場にしていきますし、これからのライブも、そういう場にどんどんしていきます。その始まりの景色を、ぜひみんなに目の前で観てもらいたい。それと、3月25日 より、わたしがコロナ禍前に行っていたイベント「Hotty & Rhythm」も再開します。3月下旬より、ふたたび積極的にライブを通して攻めていくので、これからの活動を楽しみにしていてください。
少しでも興味を示したなら、まずは行動を起こしてもらいたい。そして、ライブハウスで鬱積した感情をRisky Melodyの音楽を通して思い切り発散してほしい。
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
Risky Melody『REBOOT』(Music Video)
▶️Risky Melody 8th Anniversary ONE-MAN LIVE◀️
君と僕となら越えていける2022
「VOLCANO」
2022年4月1日(金) 赤羽ReNY alpha
OPEN/START 17:30/18:30
[TICKETとご予約について]
・チケット料金は今回、当日お客様ご本人に決めていただきます。
その為、入場料は無料です。(ドリンク料金のみかかります)
・ご予約必須となっておりますのでTiGETで必ずご予約をお願いします。
・入場順はご予約番号順になります
Risky Melody Web
https://risky-melody.com/
Risky Melody twitter
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Risky Melody 公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/RiskyMelody