◆概 要
日本では「団地」と呼称される鉄筋コンクリート造の積層集合住宅は、戦後の東西冷戦による国家間の対立にもかかわらず、イデオロギー的分断を越えて世界のあらゆる場所に建設された――あたかも国際共通言語のように。
本シンポジウムでは、団地が特に重要な社会的役割を果たした日本、韓国、ソ連の各国で、団地という空間やそこにおける生活様式の推移が、映画というメディアにおいてどのように描き出されてきたのかを論じる。その上で、各国映画の団地イメージには、どのような異なる/共通の問題があったのかを明らかにしていく。
【開催日時】
2022年 2月 5日(土)15:00~18:00
【開催方式】
オンライン(Zoomウェビナー)
【プログラム】
15:00~15:40 趣旨説明・発表1
本田 晃子「ソ連映画に見る集合住宅フルシチョーフカ、ブレジネフカ」
15:40~16:20 発表2
今井 瞳良「団地映画は日本の戦後を映してきた」
16:20~17:00 発表3
崔 盛旭「独裁の団地から団地の独裁へ――映画に見る韓国の屈折した「住居」政治」
17:00~17:10 休憩(10分)
17:10~18:00 全体討議・質疑応答
【発表者】
今井 瞳良(いまい・つぶら)
京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了、博士(人間・環境学)。現在、山形県立米沢女子短期大学講師。専門は日本映画、団地表象論。主著に『団地映画論 居住空間イメージの戦後史』(水声社、2021年)。
崔 盛旭(ちぇ・そんうく)
明治学院大学大学院博士課程修了、博士(映画史)。現在、明治学院大学他非常勤講師。専門は日韓映画史。主著に『今井正 戦時と戦後のあいだ』(クレイン、2013年)など。ニュースサイト「サイゾーウーマン」でコラム「崔盛旭の『映画で学ぶ、韓国近現代史』」を連載中。
本田 晃子(ほんだ・あきこ)
東京大学総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。現在、岡山大学社会科学研究科准教授。主著に『天体建築論 レオニドフとソ連の紙上建築時代』(東大出版会、2014年)、『都市を上映せよ ソ連映画が築いたスターリニズムの建築空間』(東大出版会、 2022年近刊)など。
【コメンテイター】
大山 顕(おおやま・けん)
千葉大学工学部卒。松下電器産業(現・パナソニック)退職後、写真家、ライターとして活動。主著に『工場萌え』(石井哲との共著、東京書籍、2007年)、『団地の見究』(東京書籍、2008年)、『団地団~ベランダから見渡す映画論~』(共著、キネマ旬報社、2012年)、『新写真論 スマホと顔』(ゲンロン、2020年)など。
【対象者】
どなたでもご参加いただけます。
【参加費】
無 料
【お申込み】
下記より参加登録をお願いします。(先着500名迄)
https://zoom.us/webinar/register/WN_QCnaq92LQHapTmX1k1I5NQ
【主 催】
岡山大学文学部プロジェクト研究「イメージの人文学」
科学研究費若手研究「ソ連およびポスト・ソ連期のロシアにおいてメディア上の都市表象が果たした役割の研究」(18K12229)
【ポスター】
https://www.let.okayama-u.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/01/1c3f78b06df389baab8057dfb956d91b.pdf
◆参 考
・岡山大学文学部
https://www.let.okayama-u.ac.jp/
・山形県立米沢女子短期大学
http://www.yone.ac.jp/
・明治学院大学
https://www.meijigakuin.ac.jp/
◆本件お問い合わせ先
岡山大学 社会文化科学学域(文) 准教授 本田晃子
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
E-mail:ahonda◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (2020):
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年1月 期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000433.000072793.html
岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています
日本では「団地」と呼称される鉄筋コンクリート造の積層集合住宅は、戦後の東西冷戦による国家間の対立にもかかわらず、イデオロギー的分断を越えて世界のあらゆる場所に建設された――あたかも国際共通言語のように。
本シンポジウムでは、団地が特に重要な社会的役割を果たした日本、韓国、ソ連の各国で、団地という空間やそこにおける生活様式の推移が、映画というメディアにおいてどのように描き出されてきたのかを論じる。その上で、各国映画の団地イメージには、どのような異なる/共通の問題があったのかを明らかにしていく。
【開催日時】
2022年 2月 5日(土)15:00~18:00
【開催方式】
オンライン(Zoomウェビナー)
【プログラム】
15:00~15:40 趣旨説明・発表1
本田 晃子「ソ連映画に見る集合住宅フルシチョーフカ、ブレジネフカ」
15:40~16:20 発表2
今井 瞳良「団地映画は日本の戦後を映してきた」
16:20~17:00 発表3
崔 盛旭「独裁の団地から団地の独裁へ――映画に見る韓国の屈折した「住居」政治」
17:00~17:10 休憩(10分)
17:10~18:00 全体討議・質疑応答
【発表者】
今井 瞳良(いまい・つぶら)
京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了、博士(人間・環境学)。現在、山形県立米沢女子短期大学講師。専門は日本映画、団地表象論。主著に『団地映画論 居住空間イメージの戦後史』(水声社、2021年)。
崔 盛旭(ちぇ・そんうく)
明治学院大学大学院博士課程修了、博士(映画史)。現在、明治学院大学他非常勤講師。専門は日韓映画史。主著に『今井正 戦時と戦後のあいだ』(クレイン、2013年)など。ニュースサイト「サイゾーウーマン」でコラム「崔盛旭の『映画で学ぶ、韓国近現代史』」を連載中。
本田 晃子(ほんだ・あきこ)
東京大学総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。現在、岡山大学社会科学研究科准教授。主著に『天体建築論 レオニドフとソ連の紙上建築時代』(東大出版会、2014年)、『都市を上映せよ ソ連映画が築いたスターリニズムの建築空間』(東大出版会、 2022年近刊)など。
【コメンテイター】
大山 顕(おおやま・けん)
千葉大学工学部卒。松下電器産業(現・パナソニック)退職後、写真家、ライターとして活動。主著に『工場萌え』(石井哲との共著、東京書籍、2007年)、『団地の見究』(東京書籍、2008年)、『団地団~ベランダから見渡す映画論~』(共著、キネマ旬報社、2012年)、『新写真論 スマホと顔』(ゲンロン、2020年)など。
【対象者】
どなたでもご参加いただけます。
【参加費】
無 料
【お申込み】
下記より参加登録をお願いします。(先着500名迄)
https://zoom.us/webinar/register/WN_QCnaq92LQHapTmX1k1I5NQ
【主 催】
岡山大学文学部プロジェクト研究「イメージの人文学」
科学研究費若手研究「ソ連およびポスト・ソ連期のロシアにおいてメディア上の都市表象が果たした役割の研究」(18K12229)
【ポスター】
https://www.let.okayama-u.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/01/1c3f78b06df389baab8057dfb956d91b.pdf
◆参 考
・岡山大学文学部
https://www.let.okayama-u.ac.jp/
・山形県立米沢女子短期大学
http://www.yone.ac.jp/
・明治学院大学
https://www.meijigakuin.ac.jp/
◆本件お問い合わせ先
岡山大学 社会文化科学学域(文) 准教授 本田晃子
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
E-mail:ahonda◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (2020):
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年1月 期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000433.000072793.html
岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています