◆概 要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の学術研究院環境生命科学学域(農)の根本理子助教と同院医歯薬学域(歯)のハラ エミリオ・サトシ(Hara Emilio Satoshi)研究准教授、岡山大学病院ゲノム医療総合推進センターの遠西大輔研究教授が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「2021年度創発的研究支援事業」に採択されました。
同事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ長期的に実施する事業です。また、創発を促進するため、実施期間中は、異分野を含む多様な研究者同士が相互に触発し、切磋琢磨する「創発の場」を設けることで、破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す事業でもあります。
昨年度から実施された本事業は、計画では3年度実施され、本年度は2回目となります。研究者は3年度実施のうち2回まで応募することができます。本年度は2,314件の応募があり、書類選考と面接選考(事前評価)を経て、259件が採択され、採択率11.1%と狭き門の事業です。
岡山大学では初回実施となる昨年度から「岡山大学創発的研究タスクフォース」を結成し、那須保友研究担当理事・副学長をTF長に、宇根山絵美学術研究推進本部長・URAと松本尊道事務職員、佐藤法仁副理事・URAを副TF長とした教員と事務職員の協同チームで複数回の事業学内限定説明会や模擬面接などを実施。さらに全学からアドバイザー教員を任命し、申請書の添削なども行う手厚い伴走コンサルティングを実施しました。
また、採択された際、若手研究者の研究環境改善・支援など「独立に関する条件」に対応する整備も実施しています。岡山大学では次世代研究を先導する秀逸な若手研究者を育成するための「岡山大学若手研究者育成支援パッケージ」を、URAを中心に整備しており、今回の採択された3名の研究者を含めて若手研究者が自由で挑戦的な研究課題に地道に実施できる研究環境の整備等を全力を挙げて取り組んでいきます。
◆今回の採択を受けた研究者らのコメント
<根本理子 助教>
研究課題:がん細胞内過剰鉄を酸化鉄に変換する革新的技術の開発
コメント:申請書や面接を見てくださった先生方のおかげで創発的研究支援事業に採択していただくことができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本支援事業の下、良い成果が出せるように頑張ります。
<ハラ エミリオ・サトシ 研究准教授>
研究課題:細胞膜を基盤材料とした生体組織の修復技術の開発研究
コメント:今回の採択を大変光栄に思います。このチャンスを活かし、研究における独自の技術や概念の確立を目指します。そして、学際的アプローチにより、生物学や材料科学のみならず、多様な分野の見識を深め、激化する国際競争の中で優れた研究となるように努めます。
<遠西大輔 研究教授>
研究課題:ハイブリッド遺伝子変異の全貌解明に基づく次世代がん精密医療の開発
コメント:私は医療者として、がんのドライバー遺伝子変異を標的とするがんゲノム医療に従事しておりますが、まだまだ満足な成果が挙げられておりません。この現状を打破するために本研究では、がん免疫にも影響を与えうる遺伝子変異であるハイブリッド遺伝子変異の全貌解明を通して、新たながん医療を創出致します。本申請に際しまして、多大なるご支援を頂きました岡山大学創発的研究タスクフォース関係者の方々、またアドバイザー教員を努めていただきました医学部の豊岡伸一学部長に心より御礼申し上げます。
創発的研究支援事業における2021年度新規研究課題の決定について(JST)
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1540/index.html
創発的研究支援事業ホームページ(JST)
https://www.jst.go.jp/souhatsu/index.html
◆参考1:「2020年度創発的研究支援事業」採択の岡山大学在籍研究者
岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(医) 冨樫庸介 教授
https://www.okayama-u.ac.jp/user/med/dmb/index.html
岡山大学 学術研究院 自然科学学域(理) 道端拓朗 准教授
https://www.okayama-u.ac.jp/user/comets/
岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 楊家家 研究准教授
https://sites.google.com/view/jiajiayang-jp
◆参考2:岡山大学における大学院生・若手研究者等支援の取組
2020年度から、45歳以下の若手研究者を対象とした新たな3つの制度を開始しています。
①「学術研究支援員事業」:研究専念環境の改善の一環として、研究活動に必要な業務を行う支援者を雇用するための経費を助成
②「研究奨励金助成事業」:若手研究者の自由な発想で挑戦的な取り組みを支援することを目的に、研究代表者として獲得した外部資金の額に応じて研究費を助成
③「若手科学者アカデミー」:優れた実績を有する若手研究者と次世代の担い手となる若手研究者の組織化によるネットワーク構築と人材育成を推進
◆参考情報
・【岡山大学】槇野学長と若手研究者(創発的研究支援事業、稲盛研究助成)の懇談会を開催しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000072793.html
・【岡山大学】2021年度創発的研究支援事業学内説明会を開催しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
<創発的研究支援事業採択に関する件>
岡山大学創発的研究タスクフォース(担当:松本、布野)
(岡山大学 研究協力部 研究協力課)
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:
E-mail:ura-info◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えて下さい
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/kenkyusha/
<今回の創発的研究支援事業採択の研究者の研究内容に関する件>
岡山大学 学術研究院 環境生命科学学域(農) 根本理子 助教
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス
E-mail:mnemoto◎okayama-u.ac.jp
https://www.okayama-u.ac.jp/user/agr/profile/nougaku01_8.html
岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(歯) ハラ エミリオ・サトシ 研究准教授
〒700-8525 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス 医歯薬融合型教育研究棟7階
E-mail:haraemilio◎okayama-u.ac.jp
https://www.okayama-u.ac.jp/user/biomat/
岡山大学病院ゲノム医療総合推進センター 遠西大輔 研究教授
〒700-8525 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
E-mail:daisukeennishi◎okayama-u.ac.jp
https://cgm.hospital.okayama-u.ac.jp/
<岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
TEL:
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (2020):
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年12月 期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000374.000072793.html
岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の学術研究院環境生命科学学域(農)の根本理子助教と同院医歯薬学域(歯)のハラ エミリオ・サトシ(Hara Emilio Satoshi)研究准教授、岡山大学病院ゲノム医療総合推進センターの遠西大輔研究教授が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「2021年度創発的研究支援事業」に採択されました。
同事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ長期的に実施する事業です。また、創発を促進するため、実施期間中は、異分野を含む多様な研究者同士が相互に触発し、切磋琢磨する「創発の場」を設けることで、破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す事業でもあります。
昨年度から実施された本事業は、計画では3年度実施され、本年度は2回目となります。研究者は3年度実施のうち2回まで応募することができます。本年度は2,314件の応募があり、書類選考と面接選考(事前評価)を経て、259件が採択され、採択率11.1%と狭き門の事業です。
岡山大学では初回実施となる昨年度から「岡山大学創発的研究タスクフォース」を結成し、那須保友研究担当理事・副学長をTF長に、宇根山絵美学術研究推進本部長・URAと松本尊道事務職員、佐藤法仁副理事・URAを副TF長とした教員と事務職員の協同チームで複数回の事業学内限定説明会や模擬面接などを実施。さらに全学からアドバイザー教員を任命し、申請書の添削なども行う手厚い伴走コンサルティングを実施しました。
また、採択された際、若手研究者の研究環境改善・支援など「独立に関する条件」に対応する整備も実施しています。岡山大学では次世代研究を先導する秀逸な若手研究者を育成するための「岡山大学若手研究者育成支援パッケージ」を、URAを中心に整備しており、今回の採択された3名の研究者を含めて若手研究者が自由で挑戦的な研究課題に地道に実施できる研究環境の整備等を全力を挙げて取り組んでいきます。
◆今回の採択を受けた研究者らのコメント
<根本理子 助教>
研究課題:がん細胞内過剰鉄を酸化鉄に変換する革新的技術の開発
コメント:申請書や面接を見てくださった先生方のおかげで創発的研究支援事業に採択していただくことができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本支援事業の下、良い成果が出せるように頑張ります。
<ハラ エミリオ・サトシ 研究准教授>
研究課題:細胞膜を基盤材料とした生体組織の修復技術の開発研究
コメント:今回の採択を大変光栄に思います。このチャンスを活かし、研究における独自の技術や概念の確立を目指します。そして、学際的アプローチにより、生物学や材料科学のみならず、多様な分野の見識を深め、激化する国際競争の中で優れた研究となるように努めます。
<遠西大輔 研究教授>
研究課題:ハイブリッド遺伝子変異の全貌解明に基づく次世代がん精密医療の開発
コメント:私は医療者として、がんのドライバー遺伝子変異を標的とするがんゲノム医療に従事しておりますが、まだまだ満足な成果が挙げられておりません。この現状を打破するために本研究では、がん免疫にも影響を与えうる遺伝子変異であるハイブリッド遺伝子変異の全貌解明を通して、新たながん医療を創出致します。本申請に際しまして、多大なるご支援を頂きました岡山大学創発的研究タスクフォース関係者の方々、またアドバイザー教員を努めていただきました医学部の豊岡伸一学部長に心より御礼申し上げます。
創発的研究支援事業における2021年度新規研究課題の決定について(JST)
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1540/index.html
創発的研究支援事業ホームページ(JST)
https://www.jst.go.jp/souhatsu/index.html
◆参考1:「2020年度創発的研究支援事業」採択の岡山大学在籍研究者
岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(医) 冨樫庸介 教授
https://www.okayama-u.ac.jp/user/med/dmb/index.html
岡山大学 学術研究院 自然科学学域(理) 道端拓朗 准教授
https://www.okayama-u.ac.jp/user/comets/
岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 楊家家 研究准教授
https://sites.google.com/view/jiajiayang-jp
◆参考2:岡山大学における大学院生・若手研究者等支援の取組
2020年度から、45歳以下の若手研究者を対象とした新たな3つの制度を開始しています。
①「学術研究支援員事業」:研究専念環境の改善の一環として、研究活動に必要な業務を行う支援者を雇用するための経費を助成
②「研究奨励金助成事業」:若手研究者の自由な発想で挑戦的な取り組みを支援することを目的に、研究代表者として獲得した外部資金の額に応じて研究費を助成
③「若手科学者アカデミー」:優れた実績を有する若手研究者と次世代の担い手となる若手研究者の組織化によるネットワーク構築と人材育成を推進
◆参考情報
・【岡山大学】槇野学長と若手研究者(創発的研究支援事業、稲盛研究助成)の懇談会を開催しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000072793.html
・【岡山大学】2021年度創発的研究支援事業学内説明会を開催しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
<創発的研究支援事業採択に関する件>
岡山大学創発的研究タスクフォース(担当:松本、布野)
(岡山大学 研究協力部 研究協力課)
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:
E-mail:ura-info◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えて下さい
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/kenkyusha/
<今回の創発的研究支援事業採択の研究者の研究内容に関する件>
岡山大学 学術研究院 環境生命科学学域(農) 根本理子 助教
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス
E-mail:mnemoto◎okayama-u.ac.jp
https://www.okayama-u.ac.jp/user/agr/profile/nougaku01_8.html
岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(歯) ハラ エミリオ・サトシ 研究准教授
〒700-8525 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス 医歯薬融合型教育研究棟7階
E-mail:haraemilio◎okayama-u.ac.jp
https://www.okayama-u.ac.jp/user/biomat/
岡山大学病院ゲノム医療総合推進センター 遠西大輔 研究教授
〒700-8525 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
E-mail:daisukeennishi◎okayama-u.ac.jp
https://cgm.hospital.okayama-u.ac.jp/
<岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
TEL:
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (2020):
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年12月 期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000374.000072793.html
岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています