映画『ひとくず』の監督・上西雄大が主宰する映像劇団テンアンツによる舞台『ヌーのコインロッカーは使用禁止』が来月10月8日  より「劇」小劇場(下北沢)で上演されます。同名作品は既に映画化され、来年2022年に公開予定です。
主演のヌーを演じるのは、映像劇団テンアンツの徳竹未夏・古川藍。2チーム編成で上演。
同じ役でありながら全く違うヌーを演じる二人。毎回チーム編成されるテンアンツの舞台は、毎回劇団のファンが両チームを観劇するので、全回ほぼ満席状態。お早目のご予約をお勧めします。

【あらすじ】
発達障害のヌーは、生まれてすぐ母親からコインロッカーに捨てられた過去をもつ。自分と母を繋ぐ唯一無二の
コインロッカーを守ることは、彼女にとって大切な日課だった。そんなヌーは絵を描くことが大好きで、いつも
スケッチブックを手に歩いていた。ある日、刑務所から出所した男・黒迫と出会う。黒迫が気まぐれにヌーの絵
を SNS にアップしたところ評判となり絵を高値で売ろうとするが、ヌーの純心さに触れ、親交を深めていく。
そんな折、ヌーが病気で倒れてしまう……。

本作は、発達障害の話に感銘を受けた上西が脚本を書きあげ、自身が主宰する劇団テンアンツで 2018 年に舞台初上演。その後、『ひとくず』の次に映画として製作された。ヌーのイメージは、発達障害でありながらも素晴らしい絵を描く青年、山﨑宥さんがモデルになっており、劇中のヌーが描く絵にも協力しています。

また,同じ「劇」小劇場にて,10月16日(木)  には,この春上演され連日ソールドアウトで涙を飲んだ方続出だった「コオロギからの手紙」の劇映画を特別上映致します。こちらも併せてご注目ください。


【公演詳細】
公演日程:2021年10月8日(金)  ~15日(金),17日(日)
会場:「劇」小劇場(東京・下北沢)


【本公演のお問い合わせ先】
映像劇団テンアンツ  
メール:
電話:
ホームページ: http://10ants.jp/