サステナブル人材育成プログラム、サステナブル・ビジネス・カレッジを運営する一般社団法人サステナブル・ビジネス・ハブ(所在地:京都市、代表理事:沼野利和)は、ZENBIRD(東京都中央区、編集長:Roger Ong)と提携し、2021年9月  からスタートするWEBセミナーSDGs×日本文化シリーズを英語レポートとして海外に配信します。全4回のセミナーでは、カーボンニュートラルや循環型ビジネスなどのテーマを日本文化や歴史を切り口に未来に向けた示唆を取りあげ、日本語のWEBセミナーの内容はZENBIRDから英語WEBマガジンで海外に発信していきます。セミナー第1弾は9月29日  に「サステナブル人材育成x日本文化」をテーマに開催し、以降月1回の開催を予定しています。


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「WEBセミナーSDGs×日本文化シリーズ(全4回) ~日本をリデザインするために~」
https://www.sbh.or.jp/2021/09/06/sbh2021pr/

【背景】
SDGsを推進する上で日本文化や歴史を知る事は大きな意味があります。
近年、カーボンニュートラルや地域循環共生圏の実現、SDGsの達成に向けて、多くの企業がサステナビリティ経営への転換を進めています。また、新型コロナウイルスの影響で人々のライフスタイルや働き方が大きく変わり、これまでの大都市集中型社会から地域分散型社会へと変化する可能性が高まっています。一方で、日本には世界でも有数の長寿企業が存在し文化的価値観を何百年と継承される「道」という仕組みがあるのも日本独自です。各地に昔から点在する里山は地域循環共生圏の見本と言えます。また江戸時代、輸入に頼らず経済がなりたっていた世界有数の大都市江戸の生活には、現代にも通じる循環型社会の知見が数多く存在します。さらに近年、日本各地の自然豊かな地域での起業も増えています。その多くが地域の歴史や風土、文化に根付いた持続可能な事業を展開しています。アフターコロナの時代を見据え、この様な日本各地の自然や地域風土や文化に基づいたサステナビリティ社会のあり方、事業のあり方を考えるきっかけとして本セミナーを企画しました。
さらに、今回ビジネスや観光の視点から日本の社会課題への取り組みに興味を持つ海外の方向けに英語による情報発信を手がけているZENBIRDの協力を得て、今回のセミナーの内容をZENBIRDのWEBマガジンから英語で発信します。今回の取組で日本の持つ魅力、社会問題解決に向けた独自の視点を国内外に発信できればと考えています。



【セミナー概要】
日本文化や歴史を切り口に、サステナビリティ経営において関心の高い4つのテーマ「サステナブル人材育成」「脱炭素」「循環型経済」「分散型社会」を取り上げます。本セミナーは、サステナビリティ経営・ESG・CSR・サステナビリティ推進担当者・カーボンニュートラル・循環型ビジネスなどの担当者、行政やNGO、NPOの方で地域循環共生圏やカーボンニュートラル、サーキュラー・エコノミーの実現を目指す方等を対象としています。

開催方法:オンライン(Zoom)
参加費:各回1,000円(税込)
申し込み方法:Webサイトよりお申し込みください(https://sbh2021-01.peatix.com

開催日時(開催時間はすべて19:30~21:00):
第1回:9月29日(水)   サステナブル人材教育 × 日本文化
第2回:10月19日(火)   脱炭素(カーボンニュートラル) × 日本文化
第3回:11月4日(木)    循環型経済(サーキュラーエコノミー) × 日本文化 
第4回:12月2日(木)    分散型社会 × 日本文化


【セミナー各回の概要】

第1回:サステナブル人材開発x日本文化

従来の拡大成長を目指す経営戦略から持続可能な経営に多くの企業は舵を切っています。成長と持続可能が相反するなかで企業活動に関わる一人ひとりがどの様な価値観を持ち企業の現場レベルでどう活かすのかという課題が生まれています。一方で社会の変化の中で人々の消費や生活の行動や求める価値も変化しています。企業や行政と社会がどの様な共通の価値を理解しそれを形にしていく人材が求められています。日本文化をベースにサステナブル人材開発を行っているサステナブル・ビジネス・カレッジの活動を通し、これからのサステナブル人材に求められる要件を紐解いていきます。

第2回:脱炭素(カーボンニュートラル)x日本文化

気象温暖化、自然資源の有効活用化でカーボンニュートラル推進は全世界で喫緊の課題です。日本政府も2050年カーボンニュートラル宣言をした事は記憶に新しいところです。脱炭素に向けた動きは現代の社会構造や価値観にも影響するだけにこれまでの考えに囚われない思考も必要になってきます。グローバルに広がっているカーボンニュートラルの最新の動向を踏まえた上で日本の古来からの生活様式からカーボンニュートラル社会に向けた考え方や仕組みを学んでいきます。

第3回:循環型経済(サーキュラーエコノミー)x日本文化

循環型経済実現に向けて、個人から企業、国レベルで様々な動きが進んでいます。最新のグローバルでの動向、サーキュラーエコノミービジネスモデルとエドノミーと呼ばれる日本で百数十年前まで当たり前に存在してた江戸の循環型社会や仕組みを比較することで日本由来の循環型経済モデルの可能性を解いていきます。

第4回:分散型社会x日本文化

日本の各地で行われる祭りには何百年と継承されてきたものも少なくありません。一方で祭が衰退している現状もある中で祭を維持、復興を目指す祭エンジンの活動を通し、祭がもつ地域社会に対する意味合い、交流人口や移住人口と祭との関係を紐解き、コロナ禍で大都市中心から地方分散型社会への変化の先に日本社会がそしてそこで生活する人々がどの様に向き合っていくのかを紐解いてきます。

※各回の内容や論点については今後変更する可能性があります。


【WEBセミナーSDGs×日本文化シリーズについて】

1:サスナブル経営において今、関心の高い4大テーマを取りあげます
今回取りあげる4つのテーマは、(1)サステナブル人材育成、(2)サーキュラー・エコノミー、(3)カーボンオフセット、(4)分散型社会の重要な4つのテーマを取りあげています。多くの企業ではサステナブル経営の方針は決まりつつある中での現場レベルでの理解浸透や推進役となる人材の不足といった課題、SXと呼ばれるように従来のリニア経済モデルからサーキュラー経済モデルへの事業転換における課題、2050年カーボンオフセット宣言に向けた大きな社会変革、コロナ禍で一気にクローズアップされた分散型社会について日本文化や歴史の切り口で理解を深めていきます。月1回4ヶ月でこの4つのテーマを学んでいただけます。

2:日本文化から学ぶことでSDGsの本質が見えてくる
SDGsやサステナブル経営など今回取りあげているテーマはこれまでも多く取りあげられています。今回のセミナーでは全てのテーマを日本文化と掛け合わせた独自の切り口で本質に迫ります。日本文化の文脈で考えることでSDGsなどがより自分事として考えるきっかけを得られることを紹介します。これまで、日本文化の切り口で学ばれた多くの方が、日々見過ごしてきたこと、身の回りの日常の風景やこれまで経験の中から各テーマに繋がる考えや示唆を見い出されてきました。今回の参加者にも日本文化の切り口の効果について感じてもらえると考えています。

3:日本文化と各テーマについて専門性の高いユニークな講師陣
4つのテーマを日本文化の切り口でクロスオーバーに展開できる講師陣が担当します。担当する講師は、それぞれのテーマ分野でのビジネス面での実務経験はもちろん、文化面での社会活動の実践者の両面を踏まえたまた日本の事例だけでなく海外の事例からも共通点を引き出す広い知見をもった講師も揃えています。講師の経験や知見は受講者のそれぞれの立場で抱えている課題や悩みの解決の糸口となるはずです。当日は質疑応答の時間もありますので直接質問をする機会も持てます。

登壇者(予定)
種田 成昭
一般社団法人サステナブル・ビジネス・ハブ理事
TANEDA代表

北林 功
一般社団法人サステナブル・ビジネス・ハブ 理事/リサーチャー
COS KYOTO株式会社 代表取締役/コーディネーター
一般社団法人Design Week Kyoto実行委員会 代表理事

加藤 遼
一般社団法人サステナブル・ビジネス・ハブ 理事・プロデューサー
IDEAS FOR GOOD Business Design Lab. 所長
内閣官房シェアリングエコノミー 伝道師

沼野利和
一般社団法人サステナブル・ビジネス・ハブ代表理事
グロービス経営大学院准教授
公益財団法人小笠原流煎茶道 教授・評議員

加藤 佑
ハーチ株式会社代表
IDEAS FOR GOOD創刊者

那須清和
Circular Economy Hub編集長

宮田 宣也
一般社団法人明日襷(アシタスキ)代表理事

伊藤 里加子
一般社団法人サステナブル・ビジネス・ハブ アシスタントプロデューサー
株式会社エフアイシーシー メディアプロモーション事業部プロデューサー



【会社概要】
会社名:一般社団法人サステナブル・ビジネス・ハブ
所在地:京都市下京区東境町186番地2スターウィン 烏丸七条301
代表理事:沼野 利和
事業内容:日本文化、寺社、国内外の地場産業や企業がもつ持続・循環する仕組みの調査及び研究および、研究にもとづいた企業等への戦略コンサルタント、教育や研修プログラムの企画、運営及び実施
URL:https://www.sbh.or.jp

【提携メディア概要】
メディア名:Zenbird
運営会社:ハーチ株式会社
代表取締役:加藤 佑 / 編集長:Roger Ong
URL:https://zenbird.media

お問い合わせ:
一般社団法人サステナブル・ビジネス・ハブ(担当:沼野利和)
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