プレスリリース カテゴリー:[医療機器、iPad]
2011年8月  発信
報道関係者各位

<世界初iPad型ワイヤレス内視鏡システムを開発>
これまで病院でしか受けられなかった内視鏡検査が、患者の自宅やベッドサイドでも可能に!


医療ベンチャーのリブト株式会社(千代田区 後藤 広明代表)は、内視鏡の映像をワイヤレスでリアルタイムにiPadへ送信可能な内視鏡用ビデオカメラ「エアスコープ」(一般医療機器)を世界に先駆けて開発しました。

♦ 訪問診療での内視鏡検査が可能に
エアスコープは、内視鏡からの映像情報がワイヤレスでiPadに送信され、専用のiPadアプリ上で表示されます。必要な機材は内視鏡と小型無線ユニット、iPadのみのため、これまで病院でしか受けられなかった内視鏡検査が、患者の自宅やベッドサイドでも可能になりました。

♦現場の医師らのニーズを受けて共同開発
エアスコープは、食べ物や飲み物をうまく飲み込めずに発生する誤嚥(ごえん)の診療を専門とする医師らとともに開発されました。毎年11万人もの患者が亡くなっている肺炎の原因の半数以上が高齢者の誤嚥(ごえん)が関与していると言われており、訪問診療で簡単に使えるシステムが求められていました。リブトでは、そのような課題を持つ医師らと共同で、往診等で手軽に利用できるポータブル内視鏡システムを提供すべくエアスコープを開発しました。
開発に携わった摂食嚥下領域のリーダーで鶴岡協立リハビリテーション病院の福村直毅医師は、「誤嚥性肺炎は内視鏡検査で早期に障害を発見し、リハビリを行うことで、その発生率を低減することができるが、誤嚥性肺炎を患っているような患者は体が弱いことが多く、気軽には病院に行けないという致命的な課題がありました。これまでは20kgの機材を担いで往診をしていましたが、エアスコープであれば1kgにも満たないので非常に助かる」と述べています。

エアスコープは2011年10月  からの販売を予定。誤嚥性肺炎以外にも、胃ろうチューブの交換や痰吸引等、在宅やベッドサイドでの内視鏡検査での活用が期待されています。


<製品概要>
【一般名称】内視鏡用ビデオカメラ
      (一般、特定保守)
【商品名】エアスコープAS2011
【届出番号】13B3X10117000001
【サイトURL】http://air-scope.com
<会社概要>
【代表者】後藤 広明(ゴトウ ヒロアキ)
【設 立】2007 年 12 月 25 日
【資本金】2,018 万円
【事業内容】医療機器開発ほか
【URL】http://livet.jp

<リブト株式会社について>
リブト株式会社は、「医師達のあったらいいなぁ・・・をカタチにする」をモットーとする医療系ベンチャー企業。大手医療機器メーカーで医療機器開発を手がけてきた後藤 広明(代表取締役)が大企業では対応しにくい医師達の切実なニーズに応えるべく2007年に創業。これまでに、多忙な医師の効率的な教育環境を提供する「医師向け教育事業(ドリームスコープhttp://dreamscope.jp)」や製薬・医療機器メーカーのマーケティング、販促支援等を手がけている。2009年ドリームゲートビジネスグランプリ優勝、2011年横浜ビジネスグランプリ・ファイナリスト等の受賞経験をもつ。

<本件に関するお問い合わせ>
広報担当者名 リブト株式会社 岡屋(おかや)
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