音楽を日々の暮らしの中の活力にしている人たちを、ライブという空間の中、好きな音楽に触れながら素直な自分になりたい人たちを、音楽を愛し続けている人たちを、自分の音楽で元気づけられたら…。愛沢絢夏は、その信念だけを胸に音楽を届け続けている。
昨年から愛沢絢夏を筆頭とするTEAM AIZAWAは、どんな状況下だろうと、愛沢絢夏の音楽を愛し、愛沢絢夏の音楽を信じ、愛沢絢夏の音楽を心の拠り所にする人たちのために、徹底した感染対策を敷きながらライブ活動を続けてきた。
世の中の状況に振り回され、何十回予定を延期や中止にしたことか。何度、お客さんのいない環境(無観客ライブ配信)でライブをやったことか。ライブハウスを取り巻く環境や条件の変化に合わせ、それでも音楽に触れたい人たちのため、愛沢絢夏とチームは、そのときの最善の方法で「愛沢絢夏の想い(音楽)」を、愛沢絢夏を求める人たちのもとへ届けてきたし、今も届けている。
愛沢絢夏は、1月16日(土) に新しいシングル「OVER LIMIT」を発売する。いや、発売という言葉は違うな。希望する人たちに無料で配布する。3月には、東名阪を舞台に限定60分の無料ワンマン公演を行なう。愛沢絢夏のライブを体験している人ならおわかりだろうが、たった60分でも、何時もそこには、互いに気力や体力の限界まで求めあう熱狂が生まれている。
今回の動きについて、愛沢絢夏が文章を寄せてくれた。少し長くなるが、ぜひ目を通してもらいたい。
「2019年10月25日 、声帯ポリープ手術のため活動を休止しなきゃいけなくなって、それまで年間100本のペースでライブをしていた自分がリハビリ期間も入れて4ヶ月半もライブが出来なくなっちゃうって初めての経験で
声が変わってしまったらどうなるんだろう?
みんなに置いていかれるんじゃないか?
戻った時に「誰?」ってなったら?
歌えないことの不安が毎日のしかかってきました。
手術後の目標だった「3月8日 渋谷AUBE」の復活の日、でもそこまでに声が回復しなかったら…実際にライブで歌うくらいのチカラで歌うってことまでが間に合わなくて、ライブが近づくに連れて「やっと歌える」っていう気持ちと同じくらい「本当に大丈夫なのか」って不安が迫ってきちゃって。
不安に押しつぶされそうになってる時に追い打ちをかけるかのように同時に迫ってきたコロナの自粛ムード…「復帰の日は延期になっちゃうの?」ってまた不安が上乗せされて毎日がしんどかったのを覚えてるよ。
それで3月8日 は万全の感染対策で挑む!ってボスが言ってくれて、ステージに立った瞬間にみんなの顔を見て「待っててもらえた」「ただいま!」っていろんな感情がこみ上げてきてね、しかもサプライズで2020年の誕生日は代官山UNITでワンマンって無謀な目標をボスが用意してくれてて、復活ツアーも始まって「これで頑張って進んで行ける!」って思った矢先に「緊急事態宣言」で、復活ツアーもUNITのワンマンも無くなった。
やっと歌える!って思った瞬間から未知のウイルスに未来を寸断されて、自分の大好きなライブハウスや音楽が世間から非難されるようになって「このままもう歌えなくなっちゃうんじゃないかなぁ」って、ずっとずっと不安と戦い続けてた。「このまま実家に帰ろうか」って何回も悩んだよ、でもそんな時に愛沢絢夏を支えてくれたのは「みんな」のツイートやリプでした。
ライブが出来なかったからたくさん曲が出来ました。
でもその曲はどれもその時の私の気持ちが乗っていたから「前向き」な歌じゃなかったんだよね…。作ってはボツにして作ってはボツにしてを繰り返して、ずっと新曲も出来ないって悩み始めてスランプになっちゃってさ(笑)
でも悪いことだけじゃなくてさ、この時期だから気付けたことや見えたこともありました。
それが分かってやっと皆んなに胸を張って届けられる曲がやっと完成しました。
不安しかなくて前を向くことが出来なかった2020年。
限界を超えていこう!そんな思いを込めた「OVER LIMIT」は、
みんなが支えてくれたから出来た曲。
みんなが居てくれたから生まれた曲。
初めてみんなと一緒に作った曲になりました。
2021年はみんなでこの曲を歌って未来に向かって進んで行けるように。
CRAZEも含めたチームAIZAWAが音楽シーンを守って行けるように。
この曲は愛沢絢夏から2021年のみんなへ恩返しとして贈り物にしました。
まだまだ愛沢絢夏を知らない人にも届けてもらって、もっとたくさんの人が元気になればいいな。
そしてこんな状況で骨身を削って感染予防対策を頑張っている大好きなライブハウスなのにさ、ライブハウスが怖いとか、ライブハウスはちょっと…って思っている人が多くいると思うんだよね…。そんな人が少しでも気になってフラッと来てくれて「なんだ、ライブハウスって予防もしっかりしてるし全然大丈夫じゃん!」ってなってもらえたらいいな…って思って「入場無料の東名阪ワンマンツアー」をすることにしました。
愛沢絢夏のフロアはライブハウスの中でも安全なフロアだと信頼してます。
その愛沢絢夏のワンマンだったらちょっとまだ不安な人でも安心して来てもらえると思ってます。
だからあえてワンマンのツアーにしました。
もしかしたらまた延期になっちゃうかもしれないけど、そしたら笑って振替日に楽しもうね!
2020年 支えてくれたみんなへ。
2021年 守りたいものの全てに。
みんなのOVER LIMITが繋がりますように」
(愛沢絢夏)
彼女の言葉を通し、あなたは何を感じただろうか。
「だから、愛沢絢夏のライブに行こう」とは言わない。
こういう想いを持ってステージに立っている一人のアーティストがいる。
その事実だけを受け止めて欲しい。
そのうえで動くも、動かないも、受け止めた人の自由だから。
PHOTO by, 大川茉莉 @MariOokawa
TEXT:長澤智典
愛沢絢夏
https://a-ayaka.com/
https://twitter.com/aa_official1
https://www.youtube.com/channel/UCZHM54-895Jw4sYQtgwNZ5A
昨年から愛沢絢夏を筆頭とするTEAM AIZAWAは、どんな状況下だろうと、愛沢絢夏の音楽を愛し、愛沢絢夏の音楽を信じ、愛沢絢夏の音楽を心の拠り所にする人たちのために、徹底した感染対策を敷きながらライブ活動を続けてきた。
世の中の状況に振り回され、何十回予定を延期や中止にしたことか。何度、お客さんのいない環境(無観客ライブ配信)でライブをやったことか。ライブハウスを取り巻く環境や条件の変化に合わせ、それでも音楽に触れたい人たちのため、愛沢絢夏とチームは、そのときの最善の方法で「愛沢絢夏の想い(音楽)」を、愛沢絢夏を求める人たちのもとへ届けてきたし、今も届けている。
愛沢絢夏は、1月16日(土) に新しいシングル「OVER LIMIT」を発売する。いや、発売という言葉は違うな。希望する人たちに無料で配布する。3月には、東名阪を舞台に限定60分の無料ワンマン公演を行なう。愛沢絢夏のライブを体験している人ならおわかりだろうが、たった60分でも、何時もそこには、互いに気力や体力の限界まで求めあう熱狂が生まれている。
今回の動きについて、愛沢絢夏が文章を寄せてくれた。少し長くなるが、ぜひ目を通してもらいたい。
「2019年10月25日 、声帯ポリープ手術のため活動を休止しなきゃいけなくなって、それまで年間100本のペースでライブをしていた自分がリハビリ期間も入れて4ヶ月半もライブが出来なくなっちゃうって初めての経験で
声が変わってしまったらどうなるんだろう?
みんなに置いていかれるんじゃないか?
戻った時に「誰?」ってなったら?
歌えないことの不安が毎日のしかかってきました。
手術後の目標だった「3月8日 渋谷AUBE」の復活の日、でもそこまでに声が回復しなかったら…実際にライブで歌うくらいのチカラで歌うってことまでが間に合わなくて、ライブが近づくに連れて「やっと歌える」っていう気持ちと同じくらい「本当に大丈夫なのか」って不安が迫ってきちゃって。
不安に押しつぶされそうになってる時に追い打ちをかけるかのように同時に迫ってきたコロナの自粛ムード…「復帰の日は延期になっちゃうの?」ってまた不安が上乗せされて毎日がしんどかったのを覚えてるよ。
それで3月8日 は万全の感染対策で挑む!ってボスが言ってくれて、ステージに立った瞬間にみんなの顔を見て「待っててもらえた」「ただいま!」っていろんな感情がこみ上げてきてね、しかもサプライズで2020年の誕生日は代官山UNITでワンマンって無謀な目標をボスが用意してくれてて、復活ツアーも始まって「これで頑張って進んで行ける!」って思った矢先に「緊急事態宣言」で、復活ツアーもUNITのワンマンも無くなった。
やっと歌える!って思った瞬間から未知のウイルスに未来を寸断されて、自分の大好きなライブハウスや音楽が世間から非難されるようになって「このままもう歌えなくなっちゃうんじゃないかなぁ」って、ずっとずっと不安と戦い続けてた。「このまま実家に帰ろうか」って何回も悩んだよ、でもそんな時に愛沢絢夏を支えてくれたのは「みんな」のツイートやリプでした。
ライブが出来なかったからたくさん曲が出来ました。
でもその曲はどれもその時の私の気持ちが乗っていたから「前向き」な歌じゃなかったんだよね…。作ってはボツにして作ってはボツにしてを繰り返して、ずっと新曲も出来ないって悩み始めてスランプになっちゃってさ(笑)
でも悪いことだけじゃなくてさ、この時期だから気付けたことや見えたこともありました。
それが分かってやっと皆んなに胸を張って届けられる曲がやっと完成しました。
不安しかなくて前を向くことが出来なかった2020年。
限界を超えていこう!そんな思いを込めた「OVER LIMIT」は、
みんなが支えてくれたから出来た曲。
みんなが居てくれたから生まれた曲。
初めてみんなと一緒に作った曲になりました。
2021年はみんなでこの曲を歌って未来に向かって進んで行けるように。
CRAZEも含めたチームAIZAWAが音楽シーンを守って行けるように。
この曲は愛沢絢夏から2021年のみんなへ恩返しとして贈り物にしました。
まだまだ愛沢絢夏を知らない人にも届けてもらって、もっとたくさんの人が元気になればいいな。
そしてこんな状況で骨身を削って感染予防対策を頑張っている大好きなライブハウスなのにさ、ライブハウスが怖いとか、ライブハウスはちょっと…って思っている人が多くいると思うんだよね…。そんな人が少しでも気になってフラッと来てくれて「なんだ、ライブハウスって予防もしっかりしてるし全然大丈夫じゃん!」ってなってもらえたらいいな…って思って「入場無料の東名阪ワンマンツアー」をすることにしました。
愛沢絢夏のフロアはライブハウスの中でも安全なフロアだと信頼してます。
その愛沢絢夏のワンマンだったらちょっとまだ不安な人でも安心して来てもらえると思ってます。
だからあえてワンマンのツアーにしました。
もしかしたらまた延期になっちゃうかもしれないけど、そしたら笑って振替日に楽しもうね!
2020年 支えてくれたみんなへ。
2021年 守りたいものの全てに。
みんなのOVER LIMITが繋がりますように」
(愛沢絢夏)
彼女の言葉を通し、あなたは何を感じただろうか。
「だから、愛沢絢夏のライブに行こう」とは言わない。
こういう想いを持ってステージに立っている一人のアーティストがいる。
その事実だけを受け止めて欲しい。
そのうえで動くも、動かないも、受け止めた人の自由だから。
PHOTO by, 大川茉莉 @MariOokawa
TEXT:長澤智典
愛沢絢夏
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