ブライダルプロデュース会社の(株)フェアリー・テイル(以下、当社/所在地:香川県高松市瓦町2丁目2-8/代表取締役:藤田徳子)は、「アフターコロナ」時代の結婚式・披露宴の新しい形として、「オンライン結婚式」の提案を始めます。

■3密を避け、カップルと両親のみの式の様子を参列予定者などに同時中継
新型コロナウイルス感染拡大で、多人数が一堂に会する結婚式の中止や延期が相次いでいます。当社でも、今年3月から半年間に予定されていた約30件の結婚式が、キャンセルや延期、規模縮小になりました。
こうした中で、5月3日  、高松市の史跡高松城跡玉藻公園披雲閣でカップルと両家の両親だけが参列し「3密」を避けて神前結婚式が行われました。当社では、この結婚式の様子を動画で撮影して生中継するとともに、オンライン会議アプリ(Zoom)によってお互いの姿を見ながら会話できる、香川県で初めての「オンライン結婚式」を実施しました。
当日は、挙式・披露宴に参列できなかった両家の家族・親戚や友人などにも式場の様子を同時に見ていただき、式の後には双方向で会話や祝福のメッセージを交換していただきました。当人たちと両親、また画面の向こうの家族・親族・友達も一様に幸せな感動のひとときを共有することができました。

■アフターコロナ時代の新しい結婚式の可能性
今回、コロナウイルスの緊急事態の禍中で、初めての「オンライン結婚式」に取り組んだことで、コロナウイルスが終息した後の、新たな時代の結婚式の可能性が数多く発見できました。
「オンライン結婚式」は、様々な事由により結婚式を諦めざるを得ない「結婚式弱者」の方々に希望を与えます。高齢の祖父母、病を患う家族や友人にとっては、自宅や病室に居ながらも、「参列者」として喜びを共有し、祝福を贈ることができます。コスト面を心配して規模縮小を図りたい方や、大人数で集うことを苦手とする若者、リアル社会よりSNS社会を重視するスマホ世代の若者にとっても、「オンライン結婚式」は親和性のあるスタイルだと思います。
今後、当社では、Wi-Fi環境の調整や、だれでも容易にアクセスできるオンライン列席者マニュアルの作成など、今回の実績をもとに、更に改善・改良を重ねていきます。そして、「アフターコロナ時代」には、結婚式弱者の方に寄り添え、新しい時代に結婚するSNS・スマホ世代の若者たちのニーズに沿った、「オンライン結婚式」のパッケージ販売の実現を目指したいと考えます。

■オンライン結婚式 参列者の声
新婦の祖父(93歳) 「足が弱く欠席予定だったが、孫のきれいな花嫁姿を見れて本当に良かった。」

■新郎新婦の感想
新郎:『オンラインで結婚式をしよう!』と提案された際には、想像もできなかった。親戚も友達も画面越しでこの場にはいなかったけど、結婚を祝ってくれる気持ちが伝わってきて、とても嬉しかった。『つながった』って感じです!
新婦:披露宴を諦め参列者は両親のみとなり、かなりテンションが下がっていた時、『オンラインで皆さんに参列してもらいませんか?』と提案されました。画面に友だちが見えて、祝福を言葉をかけてもらえた時には、感激して涙が止まりませんでした。新型コロナの大変な時なのに、みんなが喜んでくれて、うれしく思っています。

■プロデューサー 藤田徳子より
今回の結婚式で印象的なのは祭主が当日仰った、「とても密な結婚式でした。作法や儀式を重んずる立場にありますが、作法以上に人々の心がここに密に集まりました」という言葉。結婚式の従来の価値観とはまったく異なるものでしたが、今回、私自身、「本当の良い結婚式とは何か?」を見つめる機会になりました。
今回の結婚式では、当初、披露宴も予定されていました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響のもと、大人数が会する結婚式が悪のように扱われるようになりました。世の中の流れと共に、どんどん状況が悪化していく中でも、いつも前向きで、明るく、爽やかな花嫁さんに、私の方が励まされ、「結婚式は決して悪いことではない」、「今だからできること何かしてあげたい」とふと思いつき、オンライン結婚式を提案しました。
離れて暮らす親族や友人の方々とも、同じ時間を共有し、幸福を分け合うことができる「オンライン結婚式」。今後、withコロナ、afterコロナの新しい時代に向けて、結婚式のひとつの選択肢になると確信しました。

5月3日  に実施したオンライン結婚式の詳細はこちら
 http://www.fairytale.co.jp/news/pressrelease/entry-859.html
 
【本件に関するお問い合わせ先】
(株)フェアリー・テイル 代表取締役 藤田徳子
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URL:http://www.fairytale.co.jp