2020年2月29日  (土曜)に横浜市中区大和町でヒューマンライブラリー・人間図書館 が開催されます。
 ヒューマンライブラリーは、障がい者や社会的マイノリティを抱える人に対する偏見を減らし、相互理解を深めることを目的に、デンマークで始まった試みです。人を本に見立てて、読者に貸し出すという形で、本の人と読み手の人が対話します。
 横浜山手やってみよう会の「障害に理解のあるまちづくりチーム」を母体に昨年春結成された任意団体「山手オープンタウン」は、障害のある人もない人も、普通に交流し、生活できる町づくりをめざし活動しています。
 その一つの試みとして、今回大和町の山手アートプラットホーム2階をお借りして、いろいろな障害をもつ4人に本になってもらうヒューマンライブラリーを企画しました。家族や身近な人に障害を持つ人がいない場合、障害をもつ人のことを知らずに過ごしてきてしまうことが多いのではないでしょうか。
 障害者と一口に言っても、障害の中身も、人としての人生経験や価値観も、それぞれ違います。その人がどんな人なのか、何を感じながら生きているのか、話を聞いて、お互いに知り合う、そんなイベントにできたらと考えています。
 知らない人との出会いを。ぜひ、2月29日  、大和町でのヒューマンライブラリーにご参加ください。

■ヒューマンライブラリー・人間図書館 概要
開催日: 2020年2月29日  (土曜)
開催時間: 14:00~16:30、開場 13:30
開催地: 山手アートプラットホーム2F(〒231-0846 神奈川県横浜市中区大和町2丁目33−2)
入場料: ¥300
主催: 山手オープンタウン、麦田地域ケアプラザ
協賛: 山手アートプラットホーム
お問い合わせ: 麦田地域ケアプラザ(

■私たちが、今日の4冊です。
● アッピー「オモロい毎日を目指して。ウイリアムズ症候群の私」
 ウィリアムズ症候群によくある症状を紹介しながら、障がいを克服していくための一工夫を紹介します。
● シリュウ「弱点は強みだ。片腕の手品師」
 私が何故手品師になったのか?子供の頃、交通事故に遭ってから、障害を得て、パフォーマーの世界に出会い、それを目指すまでの話。
● らぴ「光と闇のジェットコースター人生。双極症の私」
 過去を持たない、先も見えない、「今」を生きる。双極症と記憶障害の七変化する自分に戸惑いながら、最高の自分と最低の自分を繰り返しつつ、どっちも私。
● 雄介「わかりにくい障害」
 足だけじゃない全身に麻痺がある僕のことを知ってほしい。悪戦苦闘の毎日を伝えたい!