住民数100人に満たない小さな山間集落の新たな取組み
林野庁が掲げる『Forest Style』の創造を目指す“あたらしい森林浴”
□日時: 2020 年3 月20 日(祝・金) 10:00~14:30
□会場: 山村都市交流の森(京都市左京区花脊八桝町) ほか
□主催: 花脊自治振興会
□内容 : 一部は講演会、二部は森林浴体験
10:00 ~ 11:30 : 講演会 『あたらしい森林浴』著者、小野なぎさ氏による講演会
11:30 ~ 12:30 : 昼食 山里の春ならではの昼食を参加者の皆さまへ
13:00 ~ 14:30 : 森あるき 峰定寺山門付近から“花脊の三本杉” までを歩きます
□参加費: 3,000 円(昼食付) 中学生以上を推奨
□申込締切日: 3月15 日
□定員: 40 名(申込み順)
□申込方法: 公式ホームページの申込フォームから
平成30年度には、国土緑化推進機構により「森林サービス産業」検討委員会が設置され、同2月には「“森林サービス産業~新たな森と人のかかわり『Forest Style』の創造~” キックオフ・フォーラム」が開催されました。その開催に至った背景としては、新たな森林の価値を積極的に引き出すアクティビティや空間としての森林の利活用が、山村地域の活性化には不可欠だと捉えられたことによります。
花脊自治振興会を擁する花脊地域は、古くは平安京の造営にまで遡り、山から木を切り出し市井に送り出すことで利益を得て、地域を潤し、共同体を維持してきました。しかし今では、全国の山間地域と同じように疲弊し、また山主は林業に対する希望を見出すことが難しくなっています。そこで、上の『Forest Style』の考え方を参考にし、特に都市居住者にとって今後求められるであろう『森林浴』をメインテーマにして、地域ぐるみの新たな取組みを始めることにしました。やがては地域の新たな事業になるよう、併走者を求めました。それが小野講師です。講師のブログから引用します「“地域のこと” を重点的に森林浴を考えるということ。医学的効果でも、森の整備の具合でもなく、地域の魅力からその地域の森林浴を創っていくということ。( 中略) 一言で森と言っても、地域ごとに全然違います。その地域が大切にしてきた習慣や文化と共にこれからの森と人の関わり方を考えていく。」このような思想と実践の方法を学びながら、新たな時代の山間地域の姿を、小さな村から発信していければと考えるところです。 なお、本イベントの実施にあたっては、林業女子@京都ほかの皆さんにもご協力を得ています。 多くの方々へのイベントの周知、更には今後の事業へのご支援またご参画を願っています。
通称“花脊の三本杉” は、大悲山峰定寺の神木で樹齢およそ1200年を数えます。近畿中国森林管理局 京都大阪森林管理事務所が測定(H29.11.28) して、三本杉のうちの一本が樹高62.3m であることと、測定器具を用いて測った樹木において、現存する日本一の高さであることが公表されました。 峰定寺は平安時代末に創建され、本堂や仁王門の造営には平清盛なども尽力したと伝えられます。
地域の特徴を生かした「あたらしい森林浴」のキックオフイベントとして、地域が誇る 歴史の道をあるくコース を設定しました。
□講師プロフィール
小野なぎさ 一般社団法人 森と未来 代表理事
東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科卒業 認定産業カウンセラー、森林セラピスト。約10年間で、森林を活用した研修プログラムの開発、健康リゾートホテル事業、海外のメンタルヘルス事業の立ち上げを経験。全国の地域と連携し森林資源を活用した観光プランづくり、企業研修、人材育成を実施し、執筆や講演活動を行う。2015 年一般社団法人 森と未来を設立、代表理事に就任、“森林浴” “森を感じる自分の時間” に着目し、国内、海外で活動を行う。2019 年~2022 年林野庁林政審議会委員・地球環境小委員会委員。国土緑化推進機構“森林と市民を結ぶ全国の集い” 実行委員ほか。
最新著書『あたらしい森林浴』学芸出版社(2019.7.20) 森と未来HP https://www.fwithf.org/
林野庁が掲げる『Forest Style』の創造を目指す“あたらしい森林浴”
□日時: 2020 年3 月20 日(祝・金) 10:00~14:30
□会場: 山村都市交流の森(京都市左京区花脊八桝町) ほか
□主催: 花脊自治振興会
□内容 : 一部は講演会、二部は森林浴体験
10:00 ~ 11:30 : 講演会 『あたらしい森林浴』著者、小野なぎさ氏による講演会
11:30 ~ 12:30 : 昼食 山里の春ならではの昼食を参加者の皆さまへ
13:00 ~ 14:30 : 森あるき 峰定寺山門付近から“花脊の三本杉” までを歩きます
□参加費: 3,000 円(昼食付) 中学生以上を推奨
□申込締切日: 3月15 日
□定員: 40 名(申込み順)
□申込方法: 公式ホームページの申込フォームから
平成30年度には、国土緑化推進機構により「森林サービス産業」検討委員会が設置され、同2月には「“森林サービス産業~新たな森と人のかかわり『Forest Style』の創造~” キックオフ・フォーラム」が開催されました。その開催に至った背景としては、新たな森林の価値を積極的に引き出すアクティビティや空間としての森林の利活用が、山村地域の活性化には不可欠だと捉えられたことによります。
花脊自治振興会を擁する花脊地域は、古くは平安京の造営にまで遡り、山から木を切り出し市井に送り出すことで利益を得て、地域を潤し、共同体を維持してきました。しかし今では、全国の山間地域と同じように疲弊し、また山主は林業に対する希望を見出すことが難しくなっています。そこで、上の『Forest Style』の考え方を参考にし、特に都市居住者にとって今後求められるであろう『森林浴』をメインテーマにして、地域ぐるみの新たな取組みを始めることにしました。やがては地域の新たな事業になるよう、併走者を求めました。それが小野講師です。講師のブログから引用します「“地域のこと” を重点的に森林浴を考えるということ。医学的効果でも、森の整備の具合でもなく、地域の魅力からその地域の森林浴を創っていくということ。( 中略) 一言で森と言っても、地域ごとに全然違います。その地域が大切にしてきた習慣や文化と共にこれからの森と人の関わり方を考えていく。」このような思想と実践の方法を学びながら、新たな時代の山間地域の姿を、小さな村から発信していければと考えるところです。 なお、本イベントの実施にあたっては、林業女子@京都ほかの皆さんにもご協力を得ています。 多くの方々へのイベントの周知、更には今後の事業へのご支援またご参画を願っています。
通称“花脊の三本杉” は、大悲山峰定寺の神木で樹齢およそ1200年を数えます。近畿中国森林管理局 京都大阪森林管理事務所が測定(H29.11.28) して、三本杉のうちの一本が樹高62.3m であることと、測定器具を用いて測った樹木において、現存する日本一の高さであることが公表されました。 峰定寺は平安時代末に創建され、本堂や仁王門の造営には平清盛なども尽力したと伝えられます。
地域の特徴を生かした「あたらしい森林浴」のキックオフイベントとして、地域が誇る 歴史の道をあるくコース を設定しました。
□講師プロフィール
小野なぎさ 一般社団法人 森と未来 代表理事
東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科卒業 認定産業カウンセラー、森林セラピスト。約10年間で、森林を活用した研修プログラムの開発、健康リゾートホテル事業、海外のメンタルヘルス事業の立ち上げを経験。全国の地域と連携し森林資源を活用した観光プランづくり、企業研修、人材育成を実施し、執筆や講演活動を行う。2015 年一般社団法人 森と未来を設立、代表理事に就任、“森林浴” “森を感じる自分の時間” に着目し、国内、海外で活動を行う。2019 年~2022 年林野庁林政審議会委員・地球環境小委員会委員。国土緑化推進機構“森林と市民を結ぶ全国の集い” 実行委員ほか。
最新著書『あたらしい森林浴』学芸出版社(2019.7.20) 森と未来HP https://www.fwithf.org/