仏壇・仏具・お香販売の(株)岩佐佛喜堂(高松市丸亀町10-3 代表取締役/岩佐武彦)は、香川大学と共同で行った実証試験の結果をもとに、ドライバーの運転に対する集中度を増して事故の低減に寄与するパインオイル「KOKO zero」を開発しました。
■松の香りで交通事故低減に貢献
香川県に馴染みの深い松の木から抽出したパインオイルを主成分にした「KOKO zero」は、2月から順次販売を開始します。
当社は、2015年から香川大学創造工学部の鈴木桂輔教授の研究室に依頼し、お香が脳活動や神経活動に与える効果を検証するための共同研究を進めてきました。2016年6月 には「お香には心を落ち着かせ作業時の集中力を高める効果がある」という結果をまとめ香川大学が学会で発表。続いて、「お香の匂いには作業中の緊張やストレスを緩和させると同時に、集中度を向上・維持させる効果がある」ことなどが実証されました。
さらに、現在香川県は交通死亡事故率で上位(平成30年度は全国ワースト6位)にランクされていることから、車内で香りを嗅ぐことによって主な死亡事故の要因である漫然運転(注意力低下、眠気)を防止することができるのではないかとの仮説に基づく検証を行い、香川大学によって昨年9月に発表されました。
■運転中の事故「ゼロ」をめざして
栗林公園や鬼無の盆栽で香川県に馴染みの深い松の香り(パインオイル)を使い、ドライビングシミュレータでの実験を行った結果、香りを嗅ぎながら運転することで、適度な集中とリラックスが促され、香りを嗅がなかったときと比較して、相対的に4割程度の追突事故の低減効果が確認できました。
この結果をもとに、当社でお香の成分を加えて一般的に好まれる香りに調合し製品化したのが「KOKO zero」(ココ ゼロ)です。商品名には「運転中の事故ゼロを実現する」という意味合いを込めました。
◎「KOKO zero」は、オイルが2g入り(1回1滴で約60回分)、価格は1,700円(税別)。
◎車内でオイルの香りを拡散するディフューザー(連続稼働8時間まで)は6,000円(税別)。
■香川大学における実験の概要
【実験参加者】
◎香川大学の男子大学生15名(平均年齢23.4才)
【実験のパターン】
◎ドライビングシミュレータキャビンに着席しハンドル、アクセルを操作
◎5分間の開眼安静状態のあと、20分間にわたり先行車を追従走行
◎香り提示2分、送風のみ2分を交互に繰り返す
◎先行車との車間距離を一定に保ちながら走行し、香りを提示した場合と提示しない場合の反応を比較
◎制動反応時間、平均減速度、衝突回避余裕時間を数式に当てはめて算出し評価
◎開眼率(目を開いている度合)を香りがある場合、ない場合で比較
【実験結果】
◎ドライビングシミュレータを用いた実験により、先行者追従時における追突リスクに対する、ドライバーの制動反応時間、平均減速度、衝突回避余裕時間を分析した場合、自分が好む香りを嗅いだときは、制動反応時間が有意に短縮し、追突率が低減した。嗜好性が低い(好まない)香りを嗅いだ時には有意差は確認できなかった
◎脳波や開眼率については統計的に有意な差は確認されなかった
◎ドライバーが好む香り(パインオイル)の場合は、相対的に43.8%の事故低減率を確認できた
■車の中でパインオイルを感じられるよう、オイルとディフューザーを販売
香川大学での実験結果を受け、岩佐佛喜堂では松の香りをベースにお香成分を調合し、一般的な日本人に好まれる香りに仕上げて商品化しました。
2月5日 から東京で開かれる展示会「ギフトショー2020」に出展し、岩佐佛喜堂店頭や自社ショッピングサイト「流川香」https://ryusenko.com/ で順次販売を開始いたします。
【(株)岩佐佛喜堂 企業概要】
所在地:香川県高松市丸亀町10-3
事業内容:仏壇・仏具販売
資本金:1,000万円/創業:1872年
設立:1950年/店舗:丸亀町本店、勅使店
URL:https://www.buddha.co.jp/
■松の香りで交通事故低減に貢献
香川県に馴染みの深い松の木から抽出したパインオイルを主成分にした「KOKO zero」は、2月から順次販売を開始します。
当社は、2015年から香川大学創造工学部の鈴木桂輔教授の研究室に依頼し、お香が脳活動や神経活動に与える効果を検証するための共同研究を進めてきました。2016年6月 には「お香には心を落ち着かせ作業時の集中力を高める効果がある」という結果をまとめ香川大学が学会で発表。続いて、「お香の匂いには作業中の緊張やストレスを緩和させると同時に、集中度を向上・維持させる効果がある」ことなどが実証されました。
さらに、現在香川県は交通死亡事故率で上位(平成30年度は全国ワースト6位)にランクされていることから、車内で香りを嗅ぐことによって主な死亡事故の要因である漫然運転(注意力低下、眠気)を防止することができるのではないかとの仮説に基づく検証を行い、香川大学によって昨年9月に発表されました。
■運転中の事故「ゼロ」をめざして
栗林公園や鬼無の盆栽で香川県に馴染みの深い松の香り(パインオイル)を使い、ドライビングシミュレータでの実験を行った結果、香りを嗅ぎながら運転することで、適度な集中とリラックスが促され、香りを嗅がなかったときと比較して、相対的に4割程度の追突事故の低減効果が確認できました。
この結果をもとに、当社でお香の成分を加えて一般的に好まれる香りに調合し製品化したのが「KOKO zero」(ココ ゼロ)です。商品名には「運転中の事故ゼロを実現する」という意味合いを込めました。
◎「KOKO zero」は、オイルが2g入り(1回1滴で約60回分)、価格は1,700円(税別)。
◎車内でオイルの香りを拡散するディフューザー(連続稼働8時間まで)は6,000円(税別)。
■香川大学における実験の概要
【実験参加者】
◎香川大学の男子大学生15名(平均年齢23.4才)
【実験のパターン】
◎ドライビングシミュレータキャビンに着席しハンドル、アクセルを操作
◎5分間の開眼安静状態のあと、20分間にわたり先行車を追従走行
◎香り提示2分、送風のみ2分を交互に繰り返す
◎先行車との車間距離を一定に保ちながら走行し、香りを提示した場合と提示しない場合の反応を比較
◎制動反応時間、平均減速度、衝突回避余裕時間を数式に当てはめて算出し評価
◎開眼率(目を開いている度合)を香りがある場合、ない場合で比較
【実験結果】
◎ドライビングシミュレータを用いた実験により、先行者追従時における追突リスクに対する、ドライバーの制動反応時間、平均減速度、衝突回避余裕時間を分析した場合、自分が好む香りを嗅いだときは、制動反応時間が有意に短縮し、追突率が低減した。嗜好性が低い(好まない)香りを嗅いだ時には有意差は確認できなかった
◎脳波や開眼率については統計的に有意な差は確認されなかった
◎ドライバーが好む香り(パインオイル)の場合は、相対的に43.8%の事故低減率を確認できた
■車の中でパインオイルを感じられるよう、オイルとディフューザーを販売
香川大学での実験結果を受け、岩佐佛喜堂では松の香りをベースにお香成分を調合し、一般的な日本人に好まれる香りに仕上げて商品化しました。
2月5日 から東京で開かれる展示会「ギフトショー2020」に出展し、岩佐佛喜堂店頭や自社ショッピングサイト「流川香」https://ryusenko.com/ で順次販売を開始いたします。
【(株)岩佐佛喜堂 企業概要】
所在地:香川県高松市丸亀町10-3
事業内容:仏壇・仏具販売
資本金:1,000万円/創業:1872年
設立:1950年/店舗:丸亀町本店、勅使店
URL:https://www.buddha.co.jp/