【緊急連載企画・全3回】
事件を担当した弁護士の裁判レポート
乳腺外科医の準強制わいせつ事件に対する無罪判決の経緯からみる医療安全への試み
執筆/弁護士 水沼直樹氏
■ある日突然逮捕され刑事被告人に!
これは、あなたが医療職である限り、決してありえないことではありません。
患者のせん妄による幻覚なのか,あるいは検出されたDNA量とアミラーゼが犯行を裏付けるのか。現職の医師が、その治療行為の中で犯行に及んだと疑われた乳腺外科医の準強制わいせつ事件。
東京地裁が無罪を言い渡した本件について、裁判の経緯とその中で浮かびあがったせん妄に関しての医療安全上の留意点を、実際に裁判を担当した弁護士に、3回連載でご報告いただきます。
また第2回(2020年2-3月号)には、本連載に連動する特別企画として、小川朝生氏(国立がん研究センター)から、現在、発症率を下げるエビデンスが確立しつつあるという、せん妄に関する最新情報を寄稿いただきます。
【掲載号とタイトル】
2019年12-1月号 連載第1回 事件の概要と争点~DNA鑑定とアミラーゼ鑑定
2020年2-3月号 連載第2回 せん妄に関する裁判所の見解(麻酔と精神)
2020年2-3月号 連載連動特別企画:適切なアセスメントとケアで予防できる。医療者が知っておくべきせん妄への対応(国立がん研究センター東病院 精神腫瘍科 小川朝生氏)
2020年4-5月号 連載第3回 裁判を担当して得た医療者側に伝えたい学び
※裁判は上告され係属中。(2019年10月 現在)
※各号のタイトルは予告なく変更される場合があります。
連載第1回/2019年12-1月号はただいま配本中です。
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