今年1月のAAF戯曲賞(愛知県芸術劇場自主事業)で最終選考まで残ったフルカワトシマサ(大阪市西区)の自身初の本格戯曲作「ヤクタタズ!」をリーディングの形で上演します。(2019年10月22日  <祝・火>会場:ドーンセンター・パフォーマンススペース(大阪市))
今作品は2016年7月  に発生した「相模原障害者施設殺傷事件」をモチーフにし、同事件から得た衝撃と怒り、疑問、そして、社会的弱者をさらに虐げていくというこの国の現象に警鐘を鳴らし、この事件に真摯に向き合うことを訴える作品となっています。
 今回は実験的に第一弾として、作品の中から第一幕第一場「路上にて」を2種類のリーディングで上演するとともに、特定非営利活動法人MAMIE(マミー)の協力を得て、聴導犬の啓発イベントも併催します。
 また、聾唖者も参加できるように全演目に手話通訳者を配備し、このイベントのコミュニケーション保障といたします。さらにこのコミュニケーション保障をするための資金調達としてクラウドファンディングを実施。当作品の上演目的を広く認知・理解していただくことを目的としています。