『お日さまも笑ってる 今日もいい天気 ドラ猫女房が語る昭和家族の物語』
作曲家・すぎやまこういちを兄に、アニメ「サザエさん」主題歌の作詞家・林春生を夫に持つ女性による家族の物語
文芸社×毎日新聞(営業総本部)「第1回 人生十人十色大賞」長編部門 最優秀賞作品
2019年4月5日 全国発売
あの、国民的アニメに登場する家族は、本当にいるんです、たぶん。
年齢を重ねると抗えない人生の流れを強く感じる時が訪れる。懸命に抗っても、結局その流れに身を任せてきた。振り返ればいつも、何でもやってやれ!の精神で凸凹人生を通り過ぎてきた。
そこで以前から書きたいと思っていた実家と婚家の話を昭和の風景をからめて書き始めたが、改めて昭和の時代は面白かったと思う。昭和から平成、そして新しい時代へと引き継がれる、ある家族の物語。
林 日南子・著
文芸社・刊/定価1,400円+税/四六判並製
ISBN 978-4-286-20417-8
■出版記念パーティー
日時:2019年4月5日(金) 18:00–20:00
場所:新宿御苑前・文芸社サロン
〒160-0022東京都新宿区新宿1-10-1
参加費:2,000円(出版本1冊・飲み物/軽食を含む)
●講評
作曲家・すぎやまこういち氏の妹であり、作詞家・林春生氏の妻による半生記。テンポよく読み進められる作品であり、登場人物や設定の華やかさも魅力となっている。「サザエさん」の話を地でいくような、明るく大らかな椙山家の話がユーモラスであった。5人兄弟の末っ子として過ごした独身時代、フジテレビ局ディレクター・作詞家の夫を支えた時代、2児の母親として奔走した時代。それぞれにおける「市井の人」としての生き様が、重苦しくない語り口で描かれている。健啖家で愛妻家であった父親と、「大丈夫よ」が口癖だった鷹揚な母親に対する敬愛の念が、思い出のなかの些細な一場面を描く筆致に溢れている点も印象的であった。
作曲家・すぎやまこういちを兄に、アニメ「サザエさん」主題歌の作詞家・林春生を夫に持つ女性による家族の物語
文芸社×毎日新聞(営業総本部)「第1回 人生十人十色大賞」長編部門 最優秀賞作品
2019年4月5日 全国発売
あの、国民的アニメに登場する家族は、本当にいるんです、たぶん。
年齢を重ねると抗えない人生の流れを強く感じる時が訪れる。懸命に抗っても、結局その流れに身を任せてきた。振り返ればいつも、何でもやってやれ!の精神で凸凹人生を通り過ぎてきた。
そこで以前から書きたいと思っていた実家と婚家の話を昭和の風景をからめて書き始めたが、改めて昭和の時代は面白かったと思う。昭和から平成、そして新しい時代へと引き継がれる、ある家族の物語。
林 日南子・著
文芸社・刊/定価1,400円+税/四六判並製
ISBN 978-4-286-20417-8
■出版記念パーティー
日時:2019年4月5日(金) 18:00–20:00
場所:新宿御苑前・文芸社サロン
〒160-0022東京都新宿区新宿1-10-1
参加費:2,000円(出版本1冊・飲み物/軽食を含む)
●講評
作曲家・すぎやまこういち氏の妹であり、作詞家・林春生氏の妻による半生記。テンポよく読み進められる作品であり、登場人物や設定の華やかさも魅力となっている。「サザエさん」の話を地でいくような、明るく大らかな椙山家の話がユーモラスであった。5人兄弟の末っ子として過ごした独身時代、フジテレビ局ディレクター・作詞家の夫を支えた時代、2児の母親として奔走した時代。それぞれにおける「市井の人」としての生き様が、重苦しくない語り口で描かれている。健啖家で愛妻家であった父親と、「大丈夫よ」が口癖だった鷹揚な母親に対する敬愛の念が、思い出のなかの些細な一場面を描く筆致に溢れている点も印象的であった。