東日本大震災の経験と教訓を活かした地域防災活動を推進している、杉戸町・富岡町・川内村地域間共助推進協議会(主幹:特定非営利活動法人すぎとSOHOクラブ(所在地:埼玉県北葛飾郡杉戸町、理事長:小川伊七)、同法人NPO埼玉ネット(所在地:埼玉県さいたま市北区、代表理事:松尾道夫))は、「第6回協働型災害訓練 in 杉戸~つながることは備えること「ウィメンズレジリエンス」~」を、平成31年2月1日(金)9時から2月2日(土)18時までの2日間にわたり開催します。

【イベントの内容】
東日本大震災の経験と教訓を生かすべく、平成25年度国土交通省広域的地域間共助推進事業としてスタートした「協働型災害訓練」。大規模災害時には一人でも多くの命を助けるために、効率と統一された災害対応が必要になります。
1日目は、「ウィメンズレジリエンス~今必要な女性目線での防災~」と題して、「世界の女性起業家22名」に選ばれた防災ガール田中美咲代表理事の登壇が決定!更に、防災女子によるパネラー活動発表とパネルディスカッションを行います。午後は埼玉県介護福祉士会など各種団体と協働し、福祉避難所開設運営訓練を実施します。さらに、「東日本大震災2.0~我がまちの防災、あれから~」と題して、福島県双葉郡富岡町・双葉町などから報告を行います。
2日目の図上訓練では、特別講演として元総務省消防庁長官青木信之氏が登壇。今回からはCDT認定講座として米国で誕生した災害版ISOとも呼ばれるICS(Incident(現場) Command(指揮) System(システム))を学ぶ講座を実施。実践講座として、ICSを用いて、行政職員と市民や災害対応経験のあるNPOが同じテーブルで将来発生し得る大規模災害発生時に即時助け合いの対応ができる仕組みをつくる図上訓練を実施します。

【こんな要望・悩みを抱えている方】
1:避難所運営体験がしたい自治体職員
2:ICSを学びたい防災組織関係者
3:首都圏災害などに備え避難所のリアルを知りたい人や団体


【開催概要】
イベント名:「第6回協働型災害訓練 in 杉戸
~つながることは備えること「ウィメンズレジリエンス・今必要な女性目線での防災」~」
主催 杉戸町・富岡町・川内村地域間共助推進協議会
   一般社団法人協働型災害訓練(CDT)
主管 すぎとSOHOクラブ、NPO埼玉ネット
共催 立正大学地球環境科学部、市民キャビネット災害支援部会・スマートICT部会
協力 関東ICT推進NPO連絡協議会、総務省関東総合通信局、
   埼玉県危機管理課/共助社会づくり課、東埼玉総合病院、
   全日本救助犬団体協議会、ユニバーサル志縁センター、
   フードバンク埼玉、防災ガール、防災科学技術研究所、
   DMTC(東京大学災害対策トレーニングセンター)、
   SAFE、日本アマチュア無線連盟埼玉支部、
   ソーシャルインパクトワークス、ホワイトボックス、
   埼玉県介護福祉士会、杉戸町社会福祉協議会、他
日時:平成31年2月1日(金)9時00分~17時15分
   平成31年2月2日(土)9時00分~18時00分
会場:彩の国いきいきセンター・すぎとピア
(345-0024埼玉県北葛飾郡杉戸町大字堤根4742-1 電話
対象 首都圏を囲む後方支援自治体の職員や関係者、団体など
   地域防災に関わっているまたは興味のある人や団体など
定員:300名
費用:1000円/日(昼食・資料代込)
   ※食事・会場宿泊は事前予約制。修了証発行+1,000円、夕食+1,000円
オフィシャルサイト:https://www.icsjapan.org
フェイスブックページ:http://fb.me/saigaikunren
お申込み方法:オフィシャルサイトまた下記フォームからお申し込みください
      事前エントリー受付フォームhttp://bit.ly/cdtenter6

【協働型災害訓練in杉戸プログラム(予定)】
1日目
 8:30 受付開始(参加費徴収)
 9:00 開会式(主催者挨拶:杉戸町、ご来賓挨拶、県危機管理課、訓練概要説明)
 9:30 ウィメンズレジリエンス~今必要な女性目線での防災~
      <パネラーによる活動発表とパネルディスカッション>
      「災害時、大切な命を守るために」看護師・防災士 田原ひとみ
      「人もペットも救え!動物支援ナースの活動」動物看護師・看護師 西村裕子
      「災害時に知識の備え~生活のソナエ袋~」株式会社嶋屋 防災安全ソリューション課 岡田奈津子
      「防災をこれからのフェーズへ」一般社団法人防災ガール 代表理事 田中美咲
12:00 避難所ワークショップ1<体験型ランチタイム>
      避難所昼食体験~アレルギー対応食体験と炊き出し~(嶋屋・ベジカルチャーネットワーク)
      防災グッズ展示(嶋屋・サイボウ・星野商事)
13:00 避難所ワークショップ2<チェックインタイム>
      避難所運営ゲーム~HUG~(浦和防祭連合 佐藤真実)
14:00 福祉避難所開設ガイドライン<インプットワーク>
      浦和短期大学 介護福祉科教授 福島猛行(埼玉県介護福祉士会)
14:15 避難所ワークショップ3<個別実践ワーク>A~D各30分、E1~E2各15分
      A福祉避難所開設体験(杉戸町社会福祉協議会、埼玉県介護福祉士会)
      B訪日外国人多言語音声翻訳体験(総務省関東総合通信局)
      C傷病者トリアージ体験(東埼玉総合病院)
      Dドローンマッピング体験(DMTC(災害対策トレーニングセンター)、㈱測設)
      E1避難所セラピードック体験(全日本救助犬団体協議会)
      E2移動基地局展示(NPO法人SAFE)
16:45 東日本大震災2.0~我がまちの防災、あれから~
      福島県双葉郡富岡町からの報告、双葉町からの手紙
      埼玉県共助社会づくり課 遠藤有紀子
      埼玉県立大学 保健医療福祉部准教授 新井利民
18:00 閉会式~挨拶、記念撮影~
      ※東武動物公園駅へ送迎車でのピストン輸送あり
      ※1日目終了→希望者のみ懇親会と会場宿泊
18:30 映画「未題」上映と参加者交流会~1階和室での夕食懇親会~
20:00 入浴タイム~@nifty温泉ランキング5年連続全国1位「雅楽の湯」~※車移動
21:00 避難所ワークショップ4<施設宿泊>※暖房はありますが寝袋・毛布・洗面道具等は要持参

2日目
 7:30 起床、朝食(会場宿泊者のみ)
 9:00 シェアリングタイム<チェックインタイム>
      ~昨日の振り返りと共有、本日のスケジュール説明~
 9:30 特別講演1~CDT認定ICS講座プロローグ~
      「今求められる総合的防災力」元総務省消防庁長官 青木信之
10:30 CDT認定ICS講座(主管:一般社団法人協働型災害訓練)
      ICS基礎講座Ⅰ「異なる組織が無駄なく動くためには~ICSの組織構造~」
      ICS基礎講座Ⅱ「異なる組織がまとまる手順書の作り方~災害時対応手順書(SOP)~」立正大学 地球環境科学部教授 後藤真太郎
      ICS基礎講座Ⅲ「ICSと医療支援の親和性」東埼玉総合病院 経営企画室長・医師 中野智紀
12:30 避難所ワークショップ5<体験型ランチタイム>
      避難所昼食体験~災害備蓄食品と食品ロスの現状~(フードバンク埼玉)
13:30 CDT認定ICS講座実践プログラム<協働型災害訓練>
      ICS図上訓練Ⅰ実践講座~災害時対応手順書(SOP)作成ワーク~(立正大学後藤教授)
15:00 休憩
15:10 ICS図上訓練Ⅱ実践講座~フェーズ1緊急対応図上訓練~(立正大学後藤教授)
17:10 フィードバックタイム<チェックアウトタイム>
      ~本日の感想と共有~
17:40 ICS講座修了証授与式(主管:一般社団法人協働型災害訓練)
18:00 閉会式~挨拶、記念撮影~
      ※東武動物公園駅へ送迎車でのピストン輸送あり

【見どころ】
「平成最後」の協働型災害訓練の開催もいよいよ迫ってまいりました。
今回は「ウィメンズレジリエンス」と題して、「女性目線の防災」をテーマに実施します。
※一部お問い合わせを頂いておりますが、例年通り男性女性違わずご参加いただけます
フォーブズ社が選ぶ「世界を変える社会起業家22名」に選出され、
その後の世界投票で見事1位に輝いた一般社団法人防災ガール代表理事の「田中美咲氏」をはじめ、
介護医療分野の経験から講演を重ねる、看護師・防災士「田原ひとみ氏」、
動物支援ナースとしてその活動を広めている動物看護師・看護師「西村裕子氏」、
災害時に知識の備え「生活のソナエ袋」をリリースした株式会社嶋屋の「岡田奈津子氏」が登壇し、
活動発表とパネルディスカッションを行います。
そのほかにも、地域防災力を高める活動を続ける浦和防祭連合「佐藤真実氏」の活動報告と
避難所運営ゲーム~HUG~の運営も行われます。
午後は埼玉県介護福祉士会や杉戸町社会福祉協議会、各種団体と協働し、福祉避難所開設運営訓練を実施します。さらに、「東日本大震災2.0~我がまちの防災、あれから~」と題して、福島県双葉郡富岡町・双葉町からの報告、埼玉県から県内災害支援団体のネットワーク化についての報告を行います。
2日目の図上訓練では、特別講演として、元総務省消防庁長官青木信之氏が登壇。今回からはCDT認定講座として米国で誕生した災害版ISOとも呼ばれるICS(Incident(現場) Command(指揮) System(システム))を学ぶ講座を実施。実践講座として、ICSを用いて、行政職員と市民や災害対応経験のあるNPOが同じテーブルで将来発生し得る大規模災害発生時に即時助け合いの対応ができる仕組みをつくる図上訓練を実施します。
今年も全国有数のプログラム数を誇る災害訓練をここ埼玉で実施します。
報道各社の皆さまのお越しを事務局一同、心よりお待ち申し上げております。