◆ 企画概要
旗揚げから4年を迎える劇団なかゆびは、『問いの同時代性』を主眼に上演に取り組んできました。今回の公演では、平成とは果たしてなんであったのか、この問いに答えるために、この国の象徴を題材とします。一つの時代の終わりと、その次の始まりを迎えつつあるこの社会で、この時代の、その意義を問う作品です。
単独本公演としては約2年半ぶりの新作。閉塞感と欠落感にとらわれた、平成という時代を振り返ります。
■上演について
もうじき平成が終わります。平成に生まれ、平成を生きた身としては、昭和という時代に圧迫され、閉塞感だけが漂う、つまらない時代だったと思います。流行は加速し、同時代だからと言って共有できるものは少なく、東京に希望を抱いて旅立つものも少なくなりました。
けれど、今いるこの場所に満たされているというわけではない。そんななかで否応なしに、私たちは次の〈時代〉の準備をしなければならなくなりました。そのためにはこの〈時代〉を振り返らねばなりません。そこで、この国の中心、時代を超えて普遍的に中心であったものに触れようと思います。これは避けられない問いであるとともに、この国の最大のアポリアです。難しい創作になるかもしれません。どうかお付き合いください。
(劇団なかゆび主宰 神田真直)
◆ 公演概要
Nakayubi.-9『象徴の詩人;My Dad was God.』
作・演出 神田真直
ここは、都市から遠く離れた街、旧都。首都から落ち延びた平成天皇と、駅舎で働く公務員の男、そして都市への憧れを抱く少女。彼らの言葉を通して劇団なかゆびが問いかける、2020年以降の国家、人種、技術の在り方とは。
「この駅には、もう、四年に一度しか、電車は来ないというんです」
■公演日時
2018年11月23日(金) 15:00/20:00
24日(土) 14:00/19:00
25日(日) 13:00
※受付開始、開場は開演の30分前
※上演時間は約60分を予定
■会場
人間座スタジオ (京都市左京区下鴨東高木町11)
■チケット料金
前売 1,500円/当日 2,000円
高校生以下 無料
◎over30割
30歳以上のお客様は前売・当日に関わらず300円引きとなります。
※当日受付にて年齢を確認できるものをご提示ください。
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/symbolpoets
■クレジット
〈キャスト〉
山根悠 柊木樹 神田真直
〈スタッフ〉
舞台監督:玉井秀和(劇団FAX)
舞台美術:柊木樹
照明:西面樹
音響:岩谷紗希
映像:柊木樹
宣伝美術:渚ひろむ(劇団洗濯氣)
制作:新原伶 吉岡ちひろ
製作:劇団なかゆび
◆ 劇団なかゆびとは
2014年、同志社大学・第三劇場の神田真直を主宰として結成。2014年、2015年に大学内での公演を経た後、2016年には京都学生演劇祭2016に参加し、「45分間」にて審査員特別賞を受賞。続く2017年の第二回全国学生演劇祭でも審査員賞を受賞する。同年には第二回大韓民国演劇祭in大邱に招聘され、初の海外公演として「断絶の詩人」を上演。現地メディアにて、「宝石のような台詞」と好評を博す。古典戯曲から創作戯曲まで幅広く取り扱いつつ『問いの同時代性』を主眼に上演に取り組む。
旗揚げから4年を迎える劇団なかゆびは、『問いの同時代性』を主眼に上演に取り組んできました。今回の公演では、平成とは果たしてなんであったのか、この問いに答えるために、この国の象徴を題材とします。一つの時代の終わりと、その次の始まりを迎えつつあるこの社会で、この時代の、その意義を問う作品です。
単独本公演としては約2年半ぶりの新作。閉塞感と欠落感にとらわれた、平成という時代を振り返ります。
■上演について
もうじき平成が終わります。平成に生まれ、平成を生きた身としては、昭和という時代に圧迫され、閉塞感だけが漂う、つまらない時代だったと思います。流行は加速し、同時代だからと言って共有できるものは少なく、東京に希望を抱いて旅立つものも少なくなりました。
けれど、今いるこの場所に満たされているというわけではない。そんななかで否応なしに、私たちは次の〈時代〉の準備をしなければならなくなりました。そのためにはこの〈時代〉を振り返らねばなりません。そこで、この国の中心、時代を超えて普遍的に中心であったものに触れようと思います。これは避けられない問いであるとともに、この国の最大のアポリアです。難しい創作になるかもしれません。どうかお付き合いください。
(劇団なかゆび主宰 神田真直)
◆ 公演概要
Nakayubi.-9『象徴の詩人;My Dad was God.』
作・演出 神田真直
ここは、都市から遠く離れた街、旧都。首都から落ち延びた平成天皇と、駅舎で働く公務員の男、そして都市への憧れを抱く少女。彼らの言葉を通して劇団なかゆびが問いかける、2020年以降の国家、人種、技術の在り方とは。
「この駅には、もう、四年に一度しか、電車は来ないというんです」
■公演日時
2018年11月23日(金) 15:00/20:00
24日(土) 14:00/19:00
25日(日) 13:00
※受付開始、開場は開演の30分前
※上演時間は約60分を予定
■会場
人間座スタジオ (京都市左京区下鴨東高木町11)
■チケット料金
前売 1,500円/当日 2,000円
高校生以下 無料
◎over30割
30歳以上のお客様は前売・当日に関わらず300円引きとなります。
※当日受付にて年齢を確認できるものをご提示ください。
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/symbolpoets
■クレジット
〈キャスト〉
山根悠 柊木樹 神田真直
〈スタッフ〉
舞台監督:玉井秀和(劇団FAX)
舞台美術:柊木樹
照明:西面樹
音響:岩谷紗希
映像:柊木樹
宣伝美術:渚ひろむ(劇団洗濯氣)
制作:新原伶 吉岡ちひろ
製作:劇団なかゆび
◆ 劇団なかゆびとは
2014年、同志社大学・第三劇場の神田真直を主宰として結成。2014年、2015年に大学内での公演を経た後、2016年には京都学生演劇祭2016に参加し、「45分間」にて審査員特別賞を受賞。続く2017年の第二回全国学生演劇祭でも審査員賞を受賞する。同年には第二回大韓民国演劇祭in大邱に招聘され、初の海外公演として「断絶の詩人」を上演。現地メディアにて、「宝石のような台詞」と好評を博す。古典戯曲から創作戯曲まで幅広く取り扱いつつ『問いの同時代性』を主眼に上演に取り組む。