関係各位
                          2011年06月11日  
                       超音波システム研究所

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超音波の「相互作用」を利用した制御技術を応用発展

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超音波システム研究所(所在地:神奈川県相模原市)は、
 *複数の異なる周波数の振動子の「同時照射」技術
 *代数モデルを利用した「定在波の制御」技術
 *時系列データのフィードバック解析による「超音波測定・解析」技術

 上記の技術を組み合わせることで
  超音波の相互作用を利用した制御技術を開発しました。

さらに、「相互作用」を応用発展させ、
 100kHz以下の超音波振動子による
 300-800kHzの高周波伝搬状態を実現させる
  超音波制御技術を開発しました。



今回開発した技術の応用事例として、
超音波振動子の発振周波数に対する、
 対象物への伝搬周波数の範囲を
 幅広く制御できるようになりました。

その結果
 40kHzの超音波振動子を使用した
   100-800kHzの超音波利用が簡単になり
 洗浄・改質・攪拌・・・様々な実績につながっています。

■超音波技術
  


  


  



これは、超音波に対する新しい視点です、
 今回の実施結果から
  対象物と超音波振動子の周波数の関係よりも
  システムの超音波振動による相互作用の影響と
  対象物の音響特性の確認が
  大変重要であることを確認しています。

  超音波の伝搬状態を有効に利用するために、
  対象物に合わせた、
  相互作用による伝搬周波数の効果的な利用が
  必要だと考えます。


なお、今回の技術を
 2種類の超音波振動子の同時照射に適応すると
 金属部品に対しては
 大変簡単に伝搬周波数の制御範囲を
 数メガヘルツにまで広げることが可能です。

 コンサルティング事業としては、
 超音波システムとしての展開を考えています。

追記
 周波数40kHz、出力50Wの超音波照射で、
 1ミクロンの分散効果が実現出来ることに関して、
 原因を追求することが開発のヒントとなりました。

【本件に関するお問合せ先】
超音波システム研究所
URL:http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/