8月15日  に向けて考える“アジアの民衆とどうつながるか”
ACT「アジア民衆パートナーシップ支援基金」助成事業の現場から

7月28日(土)  14時から、終戦記念日を前に、“アジアの民衆とどうつながるか”をテーマに、アジアの人々との経験・知見の交流に取り組む市民団体5団体を招いてACT「アジア民衆パートナーシップ支援基金」報告会を開催します。

「アジア民衆パートナーシップ支援基金」は、アジア-とくに日本が第二次世界大戦中に多大な被害を与えたアジアの国々-の民衆と日本の人々が交流し、経験・知見の共有を通して共に成長・発展しようとする諸活動を支援することを目的に2009年に設定され、助成活動を行ってきました。これまでにアジア16カ国と日本の相互交流・協力活動を行う15事業に1,850万円を支援しました。

7月28日  の報告会では、参加団体より、アジアの人々―とくに社会的に差別を受けていたり、諸権利を享受できていない人々―との経験や教訓の共有や未来づくりなどの活動の成果について報告していただき、現場から見えてくる日本とアジアの課題、今後の目指すべき方向について考えていきます。

今年の8月15日  で、終戦の日から73年となります。一世代分の年月を経た今、過去で得た教訓や経験を忘れることなく、そして日本とアジアの人々の間に、より深い信頼関係を構築し、平和で公正なアジアを実現するために、今私たちには何が必要かを考えます。

◎報告団体
・(特活)Asia Commons亜洲市民之道
 ≪日本と中国の市民活動家の交流と対話、学びあい≫
・(特活)アントレプレナーシップ開発センター
 ≪日本とインドネシアの若手ソーシャルリーダーの育成と交流、学びあい≫
・(特活)WE21ジャパン
 ≪鉱山開発の影響を受けたフィリピン先住民族の命と暮らしと文化を
  守る活動、日本の鉱山開発と環境修復の歴史からの学び≫
・外国人支援ネットワークKAMEIDO
 ≪急増するアジア圏からの在日外国人の生活、労働、健康についての
  注意喚起と情報普及≫
・ロラネット
 ≪ドキュメンタリー映画『ロラたちに正義を!』の制作・上映≫

◎詳細 http://acc21.org/news/20180713.html
【日時】2018年7月28日(土)  14:00-17:00
【会場】アジア文化会館地下1F 101教室(東京都文京区)
【主催】認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)
【協力】公益信託アジア・コミュニティ・トラスト(ACT)
【参加お申込み方法】
7月26日(木)  までに宛に参加される方のお名前をお知らせください。または、お電話( 平日10:00-18:00)でお申込みください。

【交通アクセス】http://acc21.org/contact/index.html
・都営地下鉄三田線『千石』駅A1出口徒歩5分
・JR山手線『駒込』駅南口(池袋寄り)またはメトロ南北線『駒込』駅
 2番出口(六義園側)から本郷通りを徒歩12分
・JR山手線『巣鴨』駅南口から旧白山通りを千石方面へ徒歩15分
・東京メトロ南北線『本駒込』駅出口2より本郷通りを駒込方面に徒歩12分

◎アジア民衆パートナーシップ支援基金とは
「アジア民衆パートナーシップ支援基金」は、アジア、とくに日本が第二次世界大戦中に多大な被害を与えた国々の民衆と日本の人々が交流し、経験・知見の共有を通して共に成長・発展しようとする諸活動を支援することを目的として設定された、公益信託アジア・コミュニティ・トラスト(ACT)の特別基金です。2009 年8 月に当初基金2,000万円で設定され、以後のべ35人の個人から580万円のご寄付をいただいています。これまでにアジア16カ国*と日本の相互交流・協力活動を行う15事業に1,850万円を支援しました。

*アジア16カ国:中国、韓国、モンゴル、タイ、カンボジア、ミャンマー、ラオス、ベトナム、フィリピン、インドネシア、 マレーシア、東ティモール、インド、スリランカ、ネパール、バングラデシュ