手袋メーカーのレガン(香川県木田郡三木町 社長/砂川泰三)は、冬の都会での自転車生活をイメージした、防寒性・機能性とファッション性を兼ね備えた手袋をこの秋冬シーズンから販売します。

■新たな「自転車用ファッショングローブ」のカテゴリーに提案
香川県に本社を置く自転車メーカーの(有)アイヴエモーション(社長/廣瀬将人)の協力のもと、アイヴエモーションのスポーツサイクル「TYRELL(タイレル)」のユーザーを想定した、ファッション性の高い自転車用グローブを共同開発したものです。
今回企画したのは男性用で、「TYRELL×レガン」のダブルネームで三木町のふるさと納税への出品(ふるさとChoice)のほか、TYRELLのWebサイト等で今秋から販売します。アイヴエモーションのデザイン力と、レガンの持つ素材や裁断・縫製技術という強みを融合し「自転車用ファッショングローブ」という新たなカテゴリーを開拓します。

■ファッション性と機能性と防寒性
「冬場の都会を自転車で駆け抜ける、タウンユースの手袋」をイメージしたもの。甲部には高級メリノウール100%の網糸を香川で編んだ柔らかな素材をはじめ、英国製のHARIS TWEEDやMOONといった重厚感のある高級織物生地を使用。それぞれの素材の風合いを生かした味のある表情に仕上げました。掌部にはイタリアの名門Portolano社製の高級本革を使用。低反発フォームを内蔵することにより、サイクリング時の掌への負担を軽減。裏地には吸湿発熱するヒートウォームマイクロボアを使用することにより、防寒性を高めています。
製品の種類は当初7種類。販売ルートおよび価格は(1)ふるさと納税:寄付額¥15,000、(2)TYRELLのWebサイト:¥12,000(税抜き) 。

■ふるさと納税の「その後」を見据えて
今話題の「ふるさと納税」。香川県三木町はふるさと納税に注力しており、平成28年度に7億1千万の寄付を集めましたが、今後、ふるさと納税がたとえ廃止されても自立できる産業を目指すために、地元の生産者・企業同士を結びつけて新商品を研究開発し、将来にわたり安定経営ができる事業者を育成・支援しようとする「Kit*uruプロジェクト」を立ち上げました。その第一弾として、今年4月、地元三木町のレガンと、隣接するさぬき市のアイヴエモーションの両社が協力することに合意し、共同で手袋のデザインからスタートすることになりました。

■企業紹介
【(有)アイヴエモーション】
2004年にさぬき市で、現社長の廣瀬将人氏が創業した自転車メーカー。同社の「TYRELL」は、スポーツ自転車の新しいカテゴリーとなっている「ミニベロ※」を中心に、優れたデザイン性とフレームから一つ一つの部品までしっかりと作り込まれた品質で、専門家の間でも高い評価を得るブランドと認知されている。(※ミニベロ=直径が40インチ程度と通常より小さい車輪で軽快な走りの自転車)

【(株)レガン】
 1962年三木町で創業。大手スポーツ用品メーカーへのOEM生産のスポーツ手袋が中心。野球のメジャーリーガーやゴルフのトッププロにも同社が製造するグローブの愛用者が多い。2016年からオリジナルブランド「941」シリーズをスタート。三木町のふるさと納税返礼品に出品し、好評を博している。
 スポーツだけでなくファッション部門の自社オリジナルブランド化も進めている。

【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社レガン
担当者名:カジュアル事業部 鎌田 晋輔
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