株式会社エー・エス・ディ(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:内山岳彦 )は、去る4月21日  、建設現場の活性化を目指し、第1回目となる『現場活性化研究会』を開催したことを報告します。
 現場活性化研究会は、“現場に利益の源泉がある”をテーマとして、活き活きとした現場に変革するために、同じ課題に直面する仲間が集うネットワークを作りたいという思いから発足しました。今後も継続して、現場改革に取り組む方々にとって関心の高い話題を提供するセミナーや、有用な情報交換の場を設けてまいります。

【『第1回現場活性化研究会』の開催内容について】

 本研究会では、有益な情報提供と交換を通じて、現場の課題解決のために“現場の見える化”を推進します。第1回目となる今回は、キックオフセミナーを通じて、設立の意義や現場課題の解決のポイント、事例などの解説から、参加者間の情報の提供・交換の機会が設けられました。

●現場人工の生産性と施工品質の向上が、解決のカギとなる

 エー・エス・ディ代表取締役 内山岳彦は、『現場改革の第一歩は現場課題の発掘・見える化』と題し、参加者とのやり取りを交えながら解説。現場で利益が出ない理由の考察においてどの部分に課題が生じるのか、現場発掘シートを提示し、特に人手不足、すなわち「現場人工(にんく:労働者一人の1日の労働量をもとに作業に要する“延べ人数”を算出したもの)」と「施工品質」の問題を、労働市場の予測データ等を交えながら提起しました。
 こうした現場課題に対して、エー・エス・ディの施工情報管理システム『目視録』を活用した場合、品質の担保となる施工報告書を簡単に作成できるだけでなく、設計図書に関連付けて施工記録を残す(トレーサビリティ)、さらに内容が具体的にわかるように図面と施工写真を性能向上リフォーム履歴として管理が可能になるなど、ユーザーの事例や声などとあわせて紹介されました。
 最後に、現場の活性化を阻む現場の課題を解決するためには、現場人工の生産性アップと施工品質のレベルアップが欠かせないと結論付け、課題解決を通じて売上の最大化と経費の最小化を達成することで利益体質を強化すべきであると提言を行いました。
 これに先立つ第1部では、上場企業の経営者から若手社員まで幅広い層に対して経営、営業に関わる講演会、セミナー等を実施しているプルデンシャル生命保険 佐藤智明氏による、「売上向上は“誰に(マーケット)”を変えることが重要」、「成長戦略は現場で“求められているもの”の視点から」、さらには「自分(自社)の価値の伝え方のポイント」など自らの経験を交えたユニークな講演に、参加者も興味深く聞き入っていました。

<開催概要>
開催日時: 4月21日(金)   15:00-17:00(17:10より懇親会)
開催場所: 株式会社エー・エス・ディ セミナールーム
参加費用: 無料
内  容:
■第1部 『お金も時間も人手もかけずに売り上げを伸ばす方法』
講師:プルデンシャル生命保険株式会社 佐藤 智明 氏
■第2部 『現場改革の第一歩は現場課題の発掘・見える化』
講師:株式会社エー・エス・ディ 代表取締役 内山 岳彦

【エー・エス・ディについて】
 
 株式会社エー・エス・ディは、安全で安心できる住まいづくりの現場品質と生産性の向上を目指し、2000年2月  に設立されました。以来、230万の現場導入を誇るクラウド型施工情報管理システム「目視録」や、横浜市の中小企業新技術・新製品開発促進(SBIR)に指定され、さまざまな用途で点検報告作業を容易にする「点検録」、スマホ用赤外線カメラ「FLIR ONE」の活用など、ユニークかつ高機能な製品サービスの開発と提供を通じ、“施工履歴を確実に残すこと”の必要性を提言。また、2016年には経済産業省主催の「先進的なリフォーム事業者表彰」を受賞しています。

■(株)エー・エス・ディのホームページ:http://www.asd-inc.co.jp/

【本リリースおよびセミナーに関するお問合せ】
株式会社エー・エス・ディ  営業部:廻谷(めぐりや) 
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