ハーフラック分のシステムと同等以上の性能・容量を2Uで実現/「VMware Virtual SAN」でI/O性能が3倍以上に向上
ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、ワコールグループの株式会社ピーチ・ジョン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 上野 顕之)が実施した情報系仮想化基盤の再構築プロジェクトにおいて、ネットワールドが扱うハイパーコンバージド・インフラストラクチャー「Dell EMC VxRail」が採用され、本格稼働開始したことを発表します。
ハーフラック分の機器で構築されていた従来の情報系システムを、ストレージ、ハイパーバイザー、ネットワークなどのコンポーネントを2Uのアプライスンスに統合した「Dell EMC VxRail」に移行したことで、占有スペースや放熱などの問題が解決され、専用の管理ツールにより運用が効率化されました。さらに、サーバー内蔵ディスクのプール化とSSDのキャッシュ利用を可能にする「VMware Virtual SAN」により、システムのI/O性能が従来の3倍以上に向上し、インフラ性能は大幅に改善されました。
「Dell EMC VxRail」は事前の検証作業などが不要なため、導入作業が常にスムーズで、旧仮想化基盤からの移行は、実質2~3日程度で完了しました。また、新たに導入したCiscoスイッチの設定においては、ネットワールドの技術支援が高く評価されました。
尚、システムの導入、構築は、ネットワールドのパートナーである兼松エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区)が行いました。ピーチ・ジョンでは、ビジネスの成長に伴う新しい要求に「Dell EMC VxRail」を対応させていくことにしており、ネットワールドは兼松エレクトロニクスと協力して、今後も的確な情報提供や技術支援に努めます。
● 導入の背景と選定のポイント
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ランジェリー通販のリーディング・カンパニーであり近年目覚ましい成長を続けているピーチ・ジョンは、東日本大震災以降、主要業務システムの仮想化を進めてきました。グループウェアなどの業務システム群を収容する情報系仮想化基盤が更新時期を迎えたのを機に、もっと環境をシンプルにするべく再構築に着手しました。
既存の仮想化基盤は、数台の物理サーバーとiSCSI接続の外付けストレージなどで構成されており、ハーフラック分のスペースを占有し、搭載機器からの放熱量も多く、冷却に苦労することもありました。新しい仮想化基盤は、よりコンパクトで運用管理の手間がかからないことをポイントとして検討した結果、VMwareとEMCのアライアンスから生まれたハイパーコンバージド・インフラストラクチャー「Dell EMC VxRail」が選定されました。
「Dell EMC VxRail」は、2Uサイズの筐体にサーバー、ストレージ、ハイパーバイザー、ネットワークなどのコンポーネントがすべて集約されており、ピーチ・ジョンが求める要件を満たす機能を搭載していると評価されました。また、別サーバーで稼動中のマーケティング系システムも十分に収容可能であり、性能や容量面でのアドバンテージも評価されました。
● 新システムの導入成果と今後の展開
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新しいシステムは、2016年8月 より段階的に本番稼動を開始しました。個別の製品を組み合わせてシステムを構築する場合、不具合発生時の原因切り分けなどに手間がかかりがちですが、「Dell EMC VxRail」は事前の検証作業などが不要で、導入作業も非常にスムーズに進みました。旧仮想化基盤からの移行も、既存ストレージを接続してそのままコピーすることで、実質2~3日程度で完了しました。構築時に、新たに導入したCiscoスイッチの設定に悩む場面がありましたが、ネットワールドのネットワーク部隊の支援によって迅速に解決しました。
「Dell EMC VxRail」の採用でラックスペースの問題が解消されたことに加えて、「Dell EMC VxRail」には、サーバー内蔵ディスクのプール化とSSDのキャッシュ利用を可能にする「VMware Virtual SAN」が搭載されているため、システムのI/O性能は従来の3倍以上にアップし、インフラ性能は大幅に改善されました。これにより、マーケティング部門などの現場ユーザーに対しても快適な業務環境を提供することが可能になりました。
ピーチ・ジョンは、以前から「VMware vCenter」による集中管理を行っていたため、運用業務も従来と変わりなく安定稼動を実現でき、「Dell EMC VxRail」専用管理ツール「VxRail Manager」を利用して運用管理業務を効率化しています。
「Dell EMC VxRail」は増設・拡張を柔軟に行えるため、ピーチ・ジョンでは、ビジネスの成長に伴う新しい要求にも迅速に対応可能なインフラが実現したと評価しており、今後もネットワールドと兼松エレクトロニクスの情報提供や技術支援が期待されています。
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◆株式会社ピーチ・ジョンについて
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http://www.peachjohn.co.jp/
設 立:1994年6月1日
資本金:9,000万円
事業概要:ワコールグループの一員として、女性用下着やルームウェア等の通信販売及び直営店販売を手がける。
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◆兼松エレクトロニクス株式会社について
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http://www.kel.co.jp/
本 社:東京都中央区京橋2-13-10
設 立:1968年7月23日
資本金:90億3125万円
事業概要:IT(情報通信技術)を基盤に企業の情報システムに関する 設計・構築、運用サービスおよびシステムコンサルティングとITシステム製品およびソフトウェアの販売、賃貸・リース、保守および開発・製造、労働者派遣事業。
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■ 株式会社ネットワールドについて
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http://www.networld.co.jp/
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャーのソリューション・ディストリビューターとして、クラウド・ コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャーのあるべき姿をリードしています。
ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、ワコールグループの株式会社ピーチ・ジョン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 上野 顕之)が実施した情報系仮想化基盤の再構築プロジェクトにおいて、ネットワールドが扱うハイパーコンバージド・インフラストラクチャー「Dell EMC VxRail」が採用され、本格稼働開始したことを発表します。
ハーフラック分の機器で構築されていた従来の情報系システムを、ストレージ、ハイパーバイザー、ネットワークなどのコンポーネントを2Uのアプライスンスに統合した「Dell EMC VxRail」に移行したことで、占有スペースや放熱などの問題が解決され、専用の管理ツールにより運用が効率化されました。さらに、サーバー内蔵ディスクのプール化とSSDのキャッシュ利用を可能にする「VMware Virtual SAN」により、システムのI/O性能が従来の3倍以上に向上し、インフラ性能は大幅に改善されました。
「Dell EMC VxRail」は事前の検証作業などが不要なため、導入作業が常にスムーズで、旧仮想化基盤からの移行は、実質2~3日程度で完了しました。また、新たに導入したCiscoスイッチの設定においては、ネットワールドの技術支援が高く評価されました。
尚、システムの導入、構築は、ネットワールドのパートナーである兼松エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区)が行いました。ピーチ・ジョンでは、ビジネスの成長に伴う新しい要求に「Dell EMC VxRail」を対応させていくことにしており、ネットワールドは兼松エレクトロニクスと協力して、今後も的確な情報提供や技術支援に努めます。
● 導入の背景と選定のポイント
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ランジェリー通販のリーディング・カンパニーであり近年目覚ましい成長を続けているピーチ・ジョンは、東日本大震災以降、主要業務システムの仮想化を進めてきました。グループウェアなどの業務システム群を収容する情報系仮想化基盤が更新時期を迎えたのを機に、もっと環境をシンプルにするべく再構築に着手しました。
既存の仮想化基盤は、数台の物理サーバーとiSCSI接続の外付けストレージなどで構成されており、ハーフラック分のスペースを占有し、搭載機器からの放熱量も多く、冷却に苦労することもありました。新しい仮想化基盤は、よりコンパクトで運用管理の手間がかからないことをポイントとして検討した結果、VMwareとEMCのアライアンスから生まれたハイパーコンバージド・インフラストラクチャー「Dell EMC VxRail」が選定されました。
「Dell EMC VxRail」は、2Uサイズの筐体にサーバー、ストレージ、ハイパーバイザー、ネットワークなどのコンポーネントがすべて集約されており、ピーチ・ジョンが求める要件を満たす機能を搭載していると評価されました。また、別サーバーで稼動中のマーケティング系システムも十分に収容可能であり、性能や容量面でのアドバンテージも評価されました。
● 新システムの導入成果と今後の展開
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新しいシステムは、2016年8月 より段階的に本番稼動を開始しました。個別の製品を組み合わせてシステムを構築する場合、不具合発生時の原因切り分けなどに手間がかかりがちですが、「Dell EMC VxRail」は事前の検証作業などが不要で、導入作業も非常にスムーズに進みました。旧仮想化基盤からの移行も、既存ストレージを接続してそのままコピーすることで、実質2~3日程度で完了しました。構築時に、新たに導入したCiscoスイッチの設定に悩む場面がありましたが、ネットワールドのネットワーク部隊の支援によって迅速に解決しました。
「Dell EMC VxRail」の採用でラックスペースの問題が解消されたことに加えて、「Dell EMC VxRail」には、サーバー内蔵ディスクのプール化とSSDのキャッシュ利用を可能にする「VMware Virtual SAN」が搭載されているため、システムのI/O性能は従来の3倍以上にアップし、インフラ性能は大幅に改善されました。これにより、マーケティング部門などの現場ユーザーに対しても快適な業務環境を提供することが可能になりました。
ピーチ・ジョンは、以前から「VMware vCenter」による集中管理を行っていたため、運用業務も従来と変わりなく安定稼動を実現でき、「Dell EMC VxRail」専用管理ツール「VxRail Manager」を利用して運用管理業務を効率化しています。
「Dell EMC VxRail」は増設・拡張を柔軟に行えるため、ピーチ・ジョンでは、ビジネスの成長に伴う新しい要求にも迅速に対応可能なインフラが実現したと評価しており、今後もネットワールドと兼松エレクトロニクスの情報提供や技術支援が期待されています。
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◆株式会社ピーチ・ジョンについて
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http://www.peachjohn.co.jp/
設 立:1994年6月1日
資本金:9,000万円
事業概要:ワコールグループの一員として、女性用下着やルームウェア等の通信販売及び直営店販売を手がける。
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◆兼松エレクトロニクス株式会社について
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http://www.kel.co.jp/
本 社:東京都中央区京橋2-13-10
設 立:1968年7月23日
資本金:90億3125万円
事業概要:IT(情報通信技術)を基盤に企業の情報システムに関する 設計・構築、運用サービスおよびシステムコンサルティングとITシステム製品およびソフトウェアの販売、賃貸・リース、保守および開発・製造、労働者派遣事業。
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■ 株式会社ネットワールドについて
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http://www.networld.co.jp/
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャーのソリューション・ディストリビューターとして、クラウド・ コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャーのあるべき姿をリードしています。