サイバーセキュリティのリーディングプロバイダー、エフセキュア株式会社(本社: 東京都港区、カントリーマネージャ キース・マーティン)は、Amazon API Gateway上で動作する新しいURLチェックAPI「F-Secure Security Cloud API for AWS」を、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のAWS Marketplaceで提供開始します。
「F-Secure Security Cloud API for AWS」は、Amazon API Gateway上で実行され、クラウド内の悪意のあるコンテンツのURLをチェックし、コンテンツタイプ別に分類します。AWS Marketplaceにおいて、注目APIグループのひとつとして選定されており、リンクや共有機能を備えたあらゆるクラウドサービスのセキュリティを強化します。


AWS Marketplaceは、APIを利用する顧客のソフトウェア調達手順を簡素化し、使用量課金で、広範かつ重要な機能を提供します。「F-Secure Security Cloud API for AWS」は、安全なリンク共有を確保する専用のセキュリティコンポーネントをAWSの顧客に提供し、顧客企業は、社内製品やAWS上で提供される商用製品・サービスに統合することで、エフセキュアのスレットインテリジェンスエンジンへの直接接続が可能になります。

「F-Secure Security Cloud API for AWS」は、他のクラウドサービスのセキュリティを補完し強化するように設計されています。このAPIは、絶えず拡張しているデジタル脅威のナレッジベースを含むデジタル脅威分析システムである「F-Secure Security Cloud」上に構築されており、またエフセキュアの製品で受賞歴を誇るデスクトップ製品およびサーバー製品で使用されているものと同じ技術をベースに構築されています。

「F-Secure Security Cloud」により、APIはサービスのパフォーマンスを損なうことなくリンクの安全性を検証します。悪意のあるリンクをブロックして検疫し、管理者がさらなる分析と処理を行うためにログに記録し、フラグを付けることができます。URLはコンテンツのタイプに応じて分類され、不審なコンテンツ(ヘイト、アダルトなど)にはフラグが付けられます。このアプローチにより、クラウドサービスがマルウェアや不要なコンテンツを広めることを防ぎ、IT管理者は脅威を調査して対応することができます。

Amazon Web Services、Inc.のAWS Marketplace and Catalog Services担当バイスプレジデントDave McCann氏は次のように述べています。「F-Secure Security Cloud API for AWSは、ユーザーが作成したコンテンツが含まれるあらゆるサービスに不可欠なセキュリティに対して追加の評価基準を提供します。AWSのお客様は、自身のソリューションに組み込むことができるAPIを購入する方法を模索されています。エフセキュアが、AWSマーケットプレイスとAmazon API Gatewayを使用することで、お客様は容易に調達し、現行のAWS請求書にその使用料金分を追加することができます。」

エフセキュアのビジネス開発担当バイスプレジデント、Mikko Peltolaは次のように述べています。「このクラウドネイティブのセキュリティ機能をAWS Marketplace上で提供できることにより、コンテンツの安全なリンク共有を確保したいと考えている他のサービスや企業に対して、AWS Marketplaceを通じて、エフセキュアのセキュリティクラウドインテリジェンスが容易に利用できるようになります。」


F-Secure Security Cloud API for AWSは、AWS Marketplaceから入手できます。https://aws.amazon.com/marketplace/pp/B01N3NNLIW

※さらに詳しい情報は以下をご参照ください。
F-Secure Security Cloud API for AWS (英文)
https://campaigns.f-secure.com/aws/
F-Secure Security Cloud (日本語)
http://images.news.f-secure.com/Web/FSecure/%7b712e4565-b722-448e-a838-98203590092d%7d_security_cloud_jp_update.pdf