TCP Cloud社のテクノロジーとの統合により、顧客インフラのコードベースでの継続したデリバリーを実現し、シームレスなアップグレードを提供
OpenStackに特化して製品、技術、サービスを提供する米ミランティス(Mirantis, Inc. 本社:米カリフォルニア州) の日本法人であるミランティス・ジャパン株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長 磯 逸夫)は、ミランティスがTCP Cloud社(本社:チェコ プラハ)を買収する最終契約を締結したことを発表します。
TCP Cloudは、30名の社員を擁し、OpenStack、OpenContrail、およびKubernetesに関するマネージドサービスに特化しています。
今回の買収は、ミランティスがGoogleおよびIntelと共に推進しているKubernetes 上でOpenStackを利用可能にする取り組み をサポートし、ミランティスから顧客のデータセンターへの継続したOpenStack提供を可能にします。これにより、オンプレミスのクラウド基盤において大きな負荷となっているアップグレードの課題を解決します。
ミランティスのCEOであるAlex Freedland(アレックス・フリードランド)は次のように述べています。
「従来のベンダーによるインフラストラクチャの提供モデルは、最新のソフトウェア開発モデルに基本的に適合していません。従来のエンタープライズ向けベンダーは、インフラストラクチャ用パッケージソフトウェアを数年に1度のペースでリリースし、その都度システムの全面アップグレードを必要としてきました。それに対し、デジタル時代のディスラプター(急伸するスタートアップ企業)は、1日に何度も新しいコードを本番環境にプッシュします。ミランティスは、この新しい継続したデリバリーモデルを取り入れることで、ユーザー企業を支援します。そして、TCP Cloudのテクノロジーと専門性が、われわれのこのビジョンの実現を加速します。」
Intel のCross Enterprise Systems IT 担当VP & GMであり、米連邦保安局および Georgetown UniversityのCIOでもある Lisa Davis氏は次のようにコメントしています。
「ミランティスとTCP Cloudとの連合は、インテルが提唱するCloud for All構想を加速させます。我々は、 ミランティスが描くインフラストラクチャの将来ビジョンを世界のトップ企業の現実にするべく、ミランティスと積極的に協業していきます。」
ミランティスは、TCP Cloudのテクノロジーである「MK.20」と、「Mirantis OpenStack」を統合し、オンプレミスのプライベートクラウドユーザにも、パブリッククラウドを利用しているような使い勝手の良さを提供します。「MK.20」におけるコンピューティング基盤を管理するための設計パターンは、一般的にmanaging infrastructure-as-code(コードによるインフラ 管理)と言われており、AWS、Google Compute Cloud、Microsoft Azureなどの主要なパブリッククラウドベンダーも採用しています。
「Mirantis OpenStack」の次期バージョンからは、「MK.20」がミランティスのFuelソフトウェアの一部となり、OpenStackならびに関連のオープンソースのインフラソフトウェアのデプロイと管理を提供します。
TCP CloudのCEOである Adam Scotnicky氏は次のように述べています。
「ミランティスとTCP Cloudは、オープンソースソフトウェアの構築に関するビジョンを共有しており、今後も継続的にユーザー企業に提供し続けます。ミランティスは、TCP Cloudを買収することで、主要なオープンソースコミュニティへの影響力を強化し、インフラストラクチャの継続したデリバリーに関する技術やノウハウなどの専門性をさらに広めることになります。われわれの強力なコンビネーションにより、AT&Tやフォルクスワーゲンをはじめとするお客様は、ソフトウェアをより迅速に開発し、デジタルエコノミーにおける勝者となるでしょう。」
ミランティスは、OpenStackのオープンソースプロジェクトに最も貢献しており、最新版のMitakaにおいては、コミッター人数、コア コントリビューター人数、コントリビュートしたコード行数のいずれにおいてもトップです。またミランティスは、Cephのトップコントリビューターでもあり、現在注目されるKubernetesへの最もアクティブなコントリビューターの1社にもなりつつあります。
OpenStackに特化して製品、技術、サービスを提供する米ミランティス(Mirantis, Inc. 本社:米カリフォルニア州) の日本法人であるミランティス・ジャパン株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長 磯 逸夫)は、ミランティスがTCP Cloud社(本社:チェコ プラハ)を買収する最終契約を締結したことを発表します。
TCP Cloudは、30名の社員を擁し、OpenStack、OpenContrail、およびKubernetesに関するマネージドサービスに特化しています。
今回の買収は、ミランティスがGoogleおよびIntelと共に推進しているKubernetes 上でOpenStackを利用可能にする取り組み をサポートし、ミランティスから顧客のデータセンターへの継続したOpenStack提供を可能にします。これにより、オンプレミスのクラウド基盤において大きな負荷となっているアップグレードの課題を解決します。
ミランティスのCEOであるAlex Freedland(アレックス・フリードランド)は次のように述べています。
「従来のベンダーによるインフラストラクチャの提供モデルは、最新のソフトウェア開発モデルに基本的に適合していません。従来のエンタープライズ向けベンダーは、インフラストラクチャ用パッケージソフトウェアを数年に1度のペースでリリースし、その都度システムの全面アップグレードを必要としてきました。それに対し、デジタル時代のディスラプター(急伸するスタートアップ企業)は、1日に何度も新しいコードを本番環境にプッシュします。ミランティスは、この新しい継続したデリバリーモデルを取り入れることで、ユーザー企業を支援します。そして、TCP Cloudのテクノロジーと専門性が、われわれのこのビジョンの実現を加速します。」
Intel のCross Enterprise Systems IT 担当VP & GMであり、米連邦保安局および Georgetown UniversityのCIOでもある Lisa Davis氏は次のようにコメントしています。
「ミランティスとTCP Cloudとの連合は、インテルが提唱するCloud for All構想を加速させます。我々は、 ミランティスが描くインフラストラクチャの将来ビジョンを世界のトップ企業の現実にするべく、ミランティスと積極的に協業していきます。」
ミランティスは、TCP Cloudのテクノロジーである「MK.20」と、「Mirantis OpenStack」を統合し、オンプレミスのプライベートクラウドユーザにも、パブリッククラウドを利用しているような使い勝手の良さを提供します。「MK.20」におけるコンピューティング基盤を管理するための設計パターンは、一般的にmanaging infrastructure-as-code(コードによるインフラ 管理)と言われており、AWS、Google Compute Cloud、Microsoft Azureなどの主要なパブリッククラウドベンダーも採用しています。
「Mirantis OpenStack」の次期バージョンからは、「MK.20」がミランティスのFuelソフトウェアの一部となり、OpenStackならびに関連のオープンソースのインフラソフトウェアのデプロイと管理を提供します。
TCP CloudのCEOである Adam Scotnicky氏は次のように述べています。
「ミランティスとTCP Cloudは、オープンソースソフトウェアの構築に関するビジョンを共有しており、今後も継続的にユーザー企業に提供し続けます。ミランティスは、TCP Cloudを買収することで、主要なオープンソースコミュニティへの影響力を強化し、インフラストラクチャの継続したデリバリーに関する技術やノウハウなどの専門性をさらに広めることになります。われわれの強力なコンビネーションにより、AT&Tやフォルクスワーゲンをはじめとするお客様は、ソフトウェアをより迅速に開発し、デジタルエコノミーにおける勝者となるでしょう。」
ミランティスは、OpenStackのオープンソースプロジェクトに最も貢献しており、最新版のMitakaにおいては、コミッター人数、コア コントリビューター人数、コントリビュートしたコード行数のいずれにおいてもトップです。またミランティスは、Cephのトップコントリビューターでもあり、現在注目されるKubernetesへの最もアクティブなコントリビューターの1社にもなりつつあります。