急遽決定です!8月17日  水曜日に安田登さんの「寺子屋@北九州 (12)」を開催します。
安田登さんのスケジュールが、やっと!やっと!空き、北九州に来ていただけます。最近では、w3iトポス会議(世界の賢者と考える会議)、六本木アートカレッジ、山のシューレなどなど、様々なところで公演されたり、お話になられたり、積極的に活動されていて、超多忙を極められています。そんな安田登さんが北九州に来られます。

前回の寺子屋では、初めての方もいらっしゃったので、復習からは行いました。中国の歴史で、孔子の居た時代より前の殷(イン)や周の時代では、人々はどのようであったか。そして孔子の居た時代以降の人々はどのようであったか。「時間」と「心」について話していただきました。それを踏まえて、本題の「樂」と秦河勝(※はたのかわかつ:飛鳥時代)のお話がありました。テーマだけを聞いても、何のことやらって感じですね。孔子は「樂」を最も大切にしていたものである。当時の考え方は、詩<禮(礼)<樂 の順でした。また、樂=成=誠も同様の意味をなしていたとのこと。「至誠」も樂に通ずる。秦河勝が聖徳太子の側近であった彼の様々な逸話や景教伝来の話からのキリスト教など、どんどんと発展したお話をしていただきました。途中からは、都市伝説?って感じの内容まで盛りだくさんでした。
そんな、寺子屋@北九州ですが、もう12回目を数えます。今回もどんなお話が聞けるのか楽しみです。もしかするとお盆の後なので、例の小泉八雲の「耳なし芳一」あたりを題材にされるかもしれませんね。源平最後の合戦の地である壇ノ浦に近い小倉で、ゆかりのある「耳なし芳一」を聞く。個人的には期待してしまいますが、テーマについては、当日までのお楽しみです!
さあ~寺子屋@北九州の開講ですよ~!

そもそも、「安田登って誰?」「能って知らない」「寺子屋って何?」って思われる方もいらっしゃるかもしれません。我々も安田登さんを一言で説明できるものではありません。また、寺子屋で何を学ぶかを定義することもできません。しかし、一度でも安田登さんのお話を聞かれた方は、次もまた聞きたくなるそんなお話が聞けるところです。毎回テーマを持ってお話をして頂くのですが、どんどんいろんなお話に広がり収拾がつかないように思えるのですが、しかし最終的にはテーマに戻ってしっかりとまとめられる。例えば、孔子が生きていた時代の文字である古代象形文字から読み解く論語の話から、シュメール語やアッカド語の話になり、松尾芭蕉の奥の細道や夏目漱石、小泉八雲の話になりながらの数学の話になり、仏教の話をしているかと思えば、宇宙の話になりながらブラックホールや相対性理論、量子力学の話になる。どんなに広がってもそれらはすべて繋がっているという、はちゃめちゃというか摩訶不思議としか言いようの無い、それが安田ワールドであるこの寺子屋@北九州の良いところです。参加される方は、ニュートラルな心持で来場して頂き、何かしら不思議な気分と何となく判ったような気持ちの中に残るモヤモヤ感、しかしながら清々しい清涼感を持ち帰って頂きます。さぁ、ご一緒に、安田ワールド満載の至福の時間を堪能しましょう。

安田登
能楽師下掛宝生流のワキ方、大学時代に中国古代哲学を学び、20代前半で漢和辞典の執筆に携わる他「論語」などを孔子の時代の漢字で読み解くなどの寺子屋を、東京を中心に全国各地で開催する。また公認ロルファー(米国のボディワーク、ロルフィングの専門家)として各種のワークショップも開催している。最新刊に「肝をゆるめる身体作法」「日本人の身体」の他「あわいの力」「能に学ぶ和の呼吸法」「身体感覚で論語を読みなおす」「本当はこんなに面白いおくのほそ道」など多数。

日時 8月17日(水)  19時00分〜21時00分
場所 社会起業大学・九州校
    北九州市小倉北区魚町4-3-8 モナトリエ2F
参加料 お賽銭(お気持ちで)
お問い合わせ 社会起業大学九州校 
参加申込は: ●社会起業大学・九州校HPのセミナーページより
安田 登 寺子屋@北九州 
コチラから → (https://kyushu.socialvalue.jp/workshop160817/)
      ●社会起業大学・九州校FACEBOOKページより
安田 登 寺子屋@北九州 
コチラから → 
(https://www.facebook.com/events/1238102646214585/?notif_t=plan_user_associated¬if_id=1470965463954699)
当日参加もOKです。
備考: 今後も定期開催を予定しています。今回参加できない方は、次回お申し込みください。