発売以来の累計出荷本数1,000本を達成し、BML&HTML5オーサリングツールを提供する業界唯一のベンダーとして、今後のコンテンツ制作環境の充実を加速


株式会社メディアキャスト(本社: 東京都品川区、代表取締役 杉本孝浩)は、デジタルデータ放送用BMLオーサリングツールである「Foliage (フォーリッジ)シリーズ」の最新版「Foliage Version 3.3シリーズ」を発表し、2016年6月8日  より販売開始します。また、「Foliageシリーズ」の出荷累計数が、発売後約13年間で1,000本を超えたことを発表しました。

「Foliageシリーズ」の最新版は、固定受信機用「Foliage typeA Version 3.30」と、ワンセグデータ放送用「Foliage typeC Version 3.30」の2種類で、いずれも最新OSであるWindows 10に対応しました。
また、「Foliage typeA 3.30」は、ハイブリッドキャストへの連携機能を強化し、従来版で連携可能だった「ハイブリッドキャスト フェーズ0方式」に加えて、今後の「ハイブリッドキャスト フェーズ1方式」に対応するBML連携機能が追加されました。


◆ ハイブリッドキャストに対応するコンテンツ制作環境について
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「Foliage」シリーズは、ARIBが策定した地上デジタルデータ放送規格に準拠した業界唯一の本格的なBMLオーサリングツールで、容易にデータ放送コンテンツの制作や検証が可能なことから、NHK、民放各局、CATV局、ならびに多数のコンテンツ制作会社で採用されてデファクトスタンダードとしてのポジションを確立し、2003年の地デジ化以降の約13年間、データ放送業界を支えてきました。

一方、現在、新しい放送サービスとして注目されているハイブリッドキャストは、2013年9月  にNHKが最初のハイブリッドキャストを実施して以降、全民放キー局が実施しており、2020年の東京オリンピックに向けて新たなビジネスモデル発掘が急ピッチで進行している最中です。また、最近ではテレビを使った各種ネットサービスや番組演出、VOD、Live Streaming、地上波による4K放送など、ハイブリッドキャストを基盤技術として位置付け、その技術を応用した各種次世代放送サービスの試みが盛んに行われています。
これらのハイブリッドキャストは「フェーズ0方式」と呼ばれ、データ放送(BML)を起点に、全ての各制御情報やコンテンツをIP経由で配信するのが特徴です。これに対して、ハイブリッドキャストの更なる進化版が「フェーズ1方式」で、放送波で一部の制御情報やコンテンツ配信が可能であることから、テレビ受信機がインターネットに結線されていなくてもハイブリッドキャストが実現する点で民放各局などから注目されています。

メディアキャストは、2013年10月  、「Foliage」シリーズで、いち早くハイブリッドキャスト「フェーズ0方式」と連携するためのBML関数や機能をサポートし、また、ハイブリッドキャスト「フェーズ0」用HTML5コンテンツ制作ツール(開発コード名:amphibious:アンフィビアス)を開発しました。
今回の新バーションリリースと共に、今後メディアキャストは、BMLオーサリングツールとHTML5オーサリングツールを提供する業界唯一のベンダーとして、更なる制作環境の充実を加速していきます。


◆「Foliage Version 3.3シリーズ」について
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◇シリーズ構成
 ・固定受信機用「Foliage typeA Version 3.30」
 ・ワンセグデータ放送用「Foliage typeC Version 3.30」

◇販売:出荷開始:2016年6月8日  

◇販売価格:
 新規購入 ・Foliage typeA 598,000円 (1ライセンス、税別)
・Foliage typeC 598,000円 (1ライセンス、税別)
旧バージョン(Ver1.XX、Ver2.XX)からのアップグレード
・両製品ともに 248,000円 (1ライセンス、税別)
※Ver3.XXからのアップグレードは無償

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■ 株式会社メディアキャストについて
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http://www.mcast.co.jp/
株式会社メディアキャストは、デジタルデータ放送やハイブリッドキャスト分野に特化したソフトウェア開発・販売、受託開発を行う業界唯一のデータ放送専門会社です。BML(Broadcast Markup Language)技術を始め、コンテンツ制作技術や運用システムなど、デジタルデータ放送に求められる専門分野で多くの経験と実績を有し、メディアキャストのデータ放送製品群は、NHK(日本放送協会)、民放各局、地方局、CATV局、ならびにコンテンツ制作会社などで多数採用され、デジタルデータ放送業界のデファクトスタンダード製品として位置付けられています。