エフセキュア株式会社(本社: 東京都千代田区、カントリーマネージャ キース・マーティン)は、 エフセキュア本社(フィンランド、ヘルシンキ)の取締役会が、2016年8月1日 付でSamu Konttinen(サム・コンティネン)を新社長兼CEOとする決定をしたことを発表します。現在の社長兼CEO、Christian Fredrikson(クリスチャン・フレドリクソン)は退職し、社外にて新たな経営の要職に就くことになります。
新社長のコンティネンは2005年にエフセキュアに入社後、セールス・マーケティング担当上席副社長、コンシューマー事業担当上席副社長など、幅広く経営の要職を歴任してきました。2009年からは経営幹部の一員であり、直近では法人向けセキュリティ事業担当上席副社長の職に就いていました。
エフセキュア取締役会長のRisto Siilasmaa(リスト・シーラスマー)は次のように述べています。「取締役会一同により、エフセキュアの新しい社長兼CEOにコンティネンが任命されたことを謹んでお知らせいたします。コンティネンは、エフセキュアでの10年を超えるキャリアの中で、イノベーションを推進する力を実証し、当社の成長を実現する戦略を着実に遂行してきました。その勝利を招く姿勢と職務遂行に対する優れた集中力により、エフセキュアがヨーロッパ有数のサイバーセキュリティ企業となる日がさらに近づくでしょう。 」
サム・コンティネンは次のように述べています。「このたび、社長兼CEOに任命され、熱い思いに満ちています。当社はサイバー攻撃から企業や人々を守る会社として、数千に及ぶ企業や数百万に及ぶユーザーから信頼を得ています。その事業戦略により、今後の成長への準備も整っています。当社はセキュリティ業界の中で最も優れた人材を擁しており、その社員全員が一丸となり、ネットワーク社会における新たなビジネスチャンスの獲得において優位に立つことを目指しています。」
エフセキュアは、成長著しい法人向けセキュリティ市場への投資を拡大することで、増え続けるデジタル化によって創出されるビジネスチャンスの獲得に照準を合わせています。また、個人向けセキュリティに対する投資も、黒字成長を狙える一定の水準で継続する予定です。当社の事業成長戦略を実践するため、エフセキュアは既存の優秀なセキュリティ専門技術者や今後頭角を現すサイバーセキュリティ系の人材や優れた営業系人材の採用を積極的に進めています。それと同時に、合併や買収による成長も視野に入れています。
現社長であるクリスチャン・フレドリクソンは2012年1月 にエフセキュアのCEOに就任し、セキュリティを主眼とする戦略へのシフトや個人向けクラウドストレージ事業の売却、北欧系のセキュリティ関連コンサルティングサービス企業の買収など、会社の重大な転換期において組織を統率し、サイバーセキュリティの主導者となる道を築いてきました。
シーラスマー会長は、「これまでの4年間、エフセキュアに対するフレドリクソンの貢献と使命感に満ちた行動に感謝し、新天地でのさらなる活躍を祈念します」と述べています。
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■エフセキュアについて
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エフセキュアは、オンラインセキュリティおよびプライバシー保護を提供するフィンランドの企業です。エフセキュアの製品は数多くの受賞実績があり、クライムウェアから企業へのサイバー攻撃にいたる全ての脅威から人々と企業を守ってきました。現在、世界40か国以上、6,000以上のパートナーが販売しており、また、200以上のクラウドサービスでも提供されています。「Switch on freedom」をスローガンに掲げ、全世界の人々が安全に“つながる”ことができるよう支援することを使命としています。エフセキュアは、1988年に創業し、NASDAQ OMX Helsinki Ltdに上場しています。エフセキュア株式会社は、エフセキュア社100%出資の現地法人として1999年に設立され、以降、増収を続けながら順調に企業規模を拡大しています。