「セキュリティクラウド」を利用可能にし、ファイルレピュテーションで検知力を強化。「URLフィルタリング機能」追加で安全性と生産性を向上


エフセキュア株式会社(本社: 東京都千代田区、カントリーマネージャ キース・マーティン)は、Linuxサーバーで稼働するゲートウェイ型アンチウイルスソフトウェア「エフセキュア アンチウイルスLinuxゲートウェイ」の最新版(Ver.5.30)を提供開始しました。
最新版では、独自のクラウド型のデータベース「セキュリティクラウド」をすべてのプロトコルで利用可能にし、ファイルレピュテーションによりウイルス検知性能を向上させ、新しい脅威への対応を強化しました。また、Webコンテンツへのアクセスを制御する「URLフィルタリング機能」を追加しました。
エフセキュアのアンチウイルス製品は、オールインワン設計により追加費用なしでウイルス防御、スパム検査、URLフィルタリングなどのすべての機能を利用可能なこと、ユーザー数ベースのライセンス体系でサーバー数に制約がないので柔軟な構成が組めること、高速ウイルススキャンエンジンを搭載しているのでサーバー1台で多くの同時接続数(ユーザ数)をカバーできるのが特長で、大規模システムに最適なことから、エフセキュアでは、特にISP向けの販売に注力します。


◆「セキュリティクラウド」で新しい脅威への対応力を強化
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エフセキュアは、フィンランドとマレーシアに「セキュリティ研究所」を擁し、24時間365日、脅威情報を分析・研究しています。エフセキュアの「セキュリティクラウド」は、同セキュリティ研究所が管理しているセキュリティデータベースで、セキュリティ研究所が収集した情報や、既存ユーザーからのフィードバック情報を反映して、最新脅威の登場に合わせて、常に最新の状態に保たれています。
「エフセキュア アンチウイルスLinuxゲートウェイ Ver.5.30」では、従来のパターンファイルによる検出に加えて、この「セキュリティクラウド」が利用可能になり、ファイルのダウンロード時やメールの添付ファイルの検査時に「セキュリティクラウド」データベースに照合することで、最新の不正プログラムに対して、リアルタイムで更新される情報を元に検出を行うことができます。
「セキュリティクラウド」によるファイルレピュテーションが追加されたことで、ウイルス検知能力を大幅に向上すると共に、「セキュリティクラウド」にはホワイトリスト情報もあるため、誤検出の低減も行われます。
「セキュリティクラウド」は既にエンドポイント向け製品ではサポートされており、1日辺り約50億件のクエリを処理し、1日辺り約100万ファイルのサンプルを受け取っているという実績があります。
(実績値はいずれも2015年中旬時点のもの)


◆「URLフィルタリング機能」によりセキュリティ強化、生産性を向上
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Webコンテンツへのアクセスを制御することで、セキュリティ強化、生産性向上、ネットワーク帯域の浪費を抑制します。90%のサイバー攻撃は、Webサイトを通して行われており、不必要なサイトへのアクセスをブロックすることで、セキュリティの向上が期待できます。
また、調査(※)によると、業務中に業務外のサイトへアクセスする従業員は年々増加しており(2013年69%→2014年89%)、その内4%が一日の半分以上を業務以外のことに費やしたと回答しています。URLフィルタリング機能により、不必要なWebコンテンツへのアクセスを制御することで、生産性が向上します。
※出典:http://www.salary.com/2014-wasting-time-at-work


◆「エフセキュア アンチウイルスLinuxゲートウェイ Ver.5.30」の販売について
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◇提供開始:2016年2月18日  

◇提供形態:ソフトウェア、または、仮想アプライアンスの2種類のパッケージがあります。
 仮想アプライアンス(VMWare vSphereハイパーバイザに対応)は、2016年3月  末頃提供開始予定です。

◇販売価格例(税別):年間ライセンス
 ・25ユーザー:90,000円
 ・100ユーザー:220,000円
 ・1万ユーザー以上:400万円~
 ※上記価格には、年間サポート費用が含まれます。
 ※サポート契約している既存ユーザーは、追加費用なしで最新版の追加機能を利用できます。

◇販売経路:弊社販売パートナー経由


◆「エフセキュア アンチウイルスLinuxゲートウェイ」の主な特長
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・マルチプロトコル対応マルウェア防御
ゲートウェイレイヤーで、メール送受信(SMTP、POP3)、Web ブラウジング(HTTP)およびファイル転送(FTP)などのトラフィックに対して、データの入出時におけるウイルス侵入をリアルタイムに検出、駆除。外部からのウイルス侵入だけでなく、内部から流出するウイルスもブロック。
また、ActiveXコンポーネントやJavaコードにも対応。

・URLフィルタリング(Ver.5.30から)
カテゴリによるフィルタリングが可能で、セキュリティ保護だけでなく、従業員の生産性向上に寄与。

・「セキュリティクラウド」によるファイルレピュテーション(Ver.5.30から)
従来のパターンマッチングによる検査だけでなく、オンラインのサーバーにあるデータベースを参照したファイル検査が可能。未知のウイルスへの迅速な対応を実現。

・WebUI/コマンドラインによる管理
日本語のWebベースユーザインターフェースを使用して製品を運用管理可能。WebUIを使用したくない場合、コマンドラインによる設定ファイルの編集での運用管理にも対応。

・柔軟な構成
プロキシモード、透過モード(ルータ、ブリッジ)の設定が可能。L4-SWやDNS等を使用して、簡単に負荷分散、冗長構成を取ることが可能。既存のメールサーバとの同居や、既存プロキシからのICAP連携利用も可能。


◆「エフセキュア アンチウイルスLinuxゲートウェイ」の
  システム要件について
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・CPU : i686(2GHz以上推奨)
・メモリ : 512MB以上必須(1024MB以上推奨)
・ディスク : 5GB以上必須(20GB以上推奨)

・ソフトウェア
ソフトウェア版:Linux kernel 2.6以降(RHEL、CentOS、Ubuntu、Debian)
仮想アプライアンス版:VMWare vSphere(予定)

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■エフセキュアについて
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https://www.f-secure.com/ja_JP/
エフセキュアは、オンラインセキュリティおよびプライバシー保護を提供するフィンランドの企業です。エフセキュアの製品は数多くの受賞実績があり、クライムウェアから企業へのサイバー攻撃にいたる全ての脅威から人々と企業を守ってきました。現在、世界40か国以上、6,000以上のパートナーが販売しており、また、200以上のクラウドサービスでも提供されています。「Switch on freedom」をスローガンに掲げ、全世界の人々が安全に“つながる”ことができるよう支援することを使命としています。エフセキュアは、1988年に創業し、NASDAQ OMX Helsinki Ltdに上場しています。エフセキュア株式会社は、エフセキュア社100%出資の現地法人として1999年に設立され、以降、増収を続けながら順調に企業規模を拡大しています。