精神を支配する監禁映画「BLACK ROOM」 梅田ブルク7の初日舞台あいさつに辻岡正人監督登壇。
リリース本文 公開前から様々な波紋が繰り広げられていた、第67回カンヌ国際映画祭のマルシェデュフィルム出品「BLACK ROOM」が9月26日  より大阪・梅田ブルク7で公開される。初日舞台あいさつでは辻岡正人監督が来場することがわかった。

本作は、片思いの女性に異常な執着を示して監禁、食事・排泄・精神・肉体のすべてを管理する破滅的な青年の姿を描いたバイオレンス作品。
俳優としても活躍する辻岡正人が、企画、製作、監督、主演、編集、脚本、撮影・照明・美術監督を一人で務めて作り上げた力作。

主人公は、クリエイティブな仕事で実力を発揮できず、自らの死が近いことを悟った青年・毬乙(辻岡)。同僚(朝霧涼)の婚約者・清住(夕樹ゆう)に恋い焦がれ、残された命を相手と共に過ごすことを決意、主人と奴隷の形を作ればいずれ体も心も奪えると信じて彼女を監禁する。食事、排泄、精神、肉体を管理して清住の全てを奪おうとするも思うようにいかず、強引にでも奪ってみせようと電動ノコギリを手に彼女に襲いかかる……。

東京での初日舞台あいさつでは「監督自身の実体験が作品へ投影されていた」「監督自身が映画のように監禁されていた」というという一部メディアによる報道で、さらなる作品への波紋が加熱した。辻岡監督の公式ブログでは「《正確には監禁》されていたわけではない」などと綴られてあり、報道とは異なる事実が判明。

梅田ブルク7で辻岡監督がどのような発言をするのか。注目が集まる。