Telstraの子会社としてプレミアム動画の配信、分析、収益化で業界を牽引するOoyala(ウーヤラ、本社:米カリフォルニア州)は、日本における事業を統括する新しい責任者として花岡セラ大二が就任したことを発表します。
花岡は、外資系大手IT企業およびスタートアップ企業の日本法人において、18年以上のビジネス経験があり、フランスと日本のハーフで、フランス語、英語、日本語の3ヶ国語に堪能であるというコミュニケーション能力と、異文化を理解してリーダーシップを発揮する対人スキルを生かして、ソリューション営業、パートナー会社との関係構築などで多くの実績を残してきました。

具体的には、アジャイルマーケティングソフトウェアのKenshoo 、映像コンテンツなどにおける著作権管理技術のマクロビジョン(現Flexera Software)、音声認識および音声合成ソリューションベンダであるニュアンスコミュニケーションズの日本法人などの数々のグローバル企業において営業責任者を務め、幅広い分野での知識や経験があります。
また、カルテシス(現SAP)では日本法人の責任者を務め、ハイペリオン(現オラクル)では日本市場における最大規模のディールを担当し、BI(ビジネスインテリジェンス)、ビジネス業績管理(EPM)の分野でも造詣が深く、映像配信サービスはもとより、収益向上の鍵となる視聴状況に関するビッグデータ解析を強みとするOoyalaのソリューションビジネスに生かされます。

日本市場においても、インターネット動画の普及が、放送局、コンテンツ事業者、通信キャリアなどの既存のビジネスモデルに多くの新たな機会を創出しつつあります。また、固定テレビやパソコンにとどまらず、モバイル端末やタブレット端末など、視聴環境が多様化する中、コンテンツ配信ルールや広告ルールなどを視聴者単位(端末の種類、時間帯、興味など)で最適にマネージすることができれば、ユーザーのエンゲージメントを高め、動画配信ビジネスの収益を最大化し、また、新しい発想のサービスやビジネスモデルを成功に導くことが可能で、Ooyalaは、世界の先進的な企業に多くの実績をもたらしています。
Ooyalaは、花岡の指揮の下で、各業界に強みを持つパートナーとの関係をさらに強化し、日本の事業者の映像配信・広告配信ビジネスを強力にバックアップしていきます。


日本の新カントリーマネージャに就任した花岡は次のようにコメントしています。
「Ooyalaは、Telstraに統合されて以来、重要な技術を擁する企業の買収やパートナーシップによって、解析や収益化などの機能を備えた完成された動画プラットフォームソリューションを実現するために、戦略的なビジョンを打ち立てており、Ooyalaに参画して日本の経営に携われることを非常に喜ばしく思っています。」

OoyalaのAsia Pacific and Japan担当 Vice President であるKeith Budge(キース・バッジ)は、次のようにコメントしています。
「日本のオペレーションを牽引する責任者として花岡氏をOoyalaに迎えることができ、大変期待を高めています。日本におけるビジネスのスタートアップや開拓における彼の素晴らしい実績と、様々なソフトウェア企業における幅広い経験により、Ooyalaの日本における事業を新しいレベルに成長されてくれるものと確信しています。」