悩みがなくなればどれだけ幸せかとは常々思うこと。
では、悩み事の原因は何かと問われれば、そのすべては「ないものねだり」に行き着くことがわかります。
「欲しい欲しい」が積み重なると心の平穏は失われていきます。
あなたの心に巣食う不幸の源「ないものねだり」とどう向き合い、どう処理すればいいのか。
「ないものねだり」がむくむくと湧いてきたときの心の置きどころを教えてくれます。
さあ、「ないものねだり」から「あるものさがし」へと視点を変え、平穏だけれど豊かに生きる術を身につけてみませんか。

【書籍】
「ないものねだり」をしない生き方
~これで悩みは9割消える!

【書籍情報】
定価:本体価格1,400円+税
判型:四六変判並製
頁数:192ページ
初版発行 2014年10月10日  
ISBN978-4-7696-1132-5 C2015

【こう書房サイト書籍ページ】
http://www.kou-shobo.co.jp/book/b182671.html

【著者】
アルボムッレ・スマナサーラ(Alubomulle Sumanasara)
1945年スリランカ生まれ。スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとった後、1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程で道元の思想を研究。現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で、初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。メディア出演や全国での講演活動を続けている。

【目次】
はじめに
第一章 人はなぜ「ないものねだり」をしてしまうのか?
 あなたの「ないものねだり」はあなたを成長させているか
 たいてい人は「自分に必要なもの」をすでに持っている
 「しっかり生きる」とは「自分から変える」ということ
 自信はあり過ぎても、なさ過ぎてもいけない!
 上を目指さない生き方は単なる怠け!

第二章 人と自分を比べて苦しむのは、愚の骨頂だ
 「感情的な比較」をせず「科学的、客観的な比較」をする
 タイムリミットを意識して理性的に生きる!
 「片思い」は「ないものねだり」の典型例
 「あの人のようになりたい!」には二つのパターンがある
 劣等感や優越感との向き合い方

第三章 どんな悩みも、9割は「勘違い」から起こる
 小さな単位で「完成させること」が大事
 「自分と同じレベル」を他人に求めるのはおかしい
 「自分を理解してない人」ほど他人を許すことができない
 人間関係で大事なのは、その場に適した「役柄」を演じること
 「自分は正しい」という勘違いには極端に注意する

第四章 自分を大きく見せたところでいいことなんか一つもない
 「やりたい仕事」なんてない。仕事とは「やらなければいけないこと」
 「何をしたいか」ではなく「義務を果たせるか」を考える
 自分の「向き・不向き」がわからないという人は、「自分」ばかりを見て「世界」を見ていない
 「充実した人生」を送っている人などいない
 「他人に認めて欲しい」という考え自体がおこがましい
 「本当の自分」を見られたら困る人ほど自分を大きく見せたがる

第五章 「今、この時」を淡々と生きる
 「自分を好きになれない」なんてあり得ない
 「理想の自分」と「現実の自分」を分けて考える
 誰でも「自分の能力」の使い方を初めから知っている
 「自分らしく生きる」必要なんてない
 「将来の不安」はなくならない。だからこそ、とらわれてはいけない

【出版社概要】
会社名:株式会社こう書房
所在地:東京都新宿区矢来町112 第2松下ビル3F
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URL:http://www.kou-shobo.co.jp