小売業向けCRM/SCMサービスの厳しい性能要件に対応。サービス提供までの期間を45日から30日に短縮
ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、株式会社TOKAIコミュニケーションズ(本社:静岡市、代表取締役社長 鴇田 勝彦)が、同社の岡山データセンターで提供する新しいクラウドサービスのシステム基盤に、ネットワールドが提供する「EMC VSPEX(ヴイスペックス)」を導入したことを発表します。
VSPEXはEMCが提供する実証済みリファレンス・アーキテクチャーで、今回導入されたVSPEXは、「EMC VNX5400」ストレージと、IAサーバは「Cisco Unified Computing System(UCS)」、スイッチは「Cisco Nexus」で構成され、小売業向けCRM/SCMサービス基盤として、2014年9月 より本格稼働開始します。
新しいサービスでは、性能要件が非常に厳しいことに加えて、ユーザ企業の個々のニーズへの迅速な対応力、管理性と拡張性の高さが要求され、旧システムでの評価が高かったEMCストレージを中核として、サーバ、スイッチの組合せの自由度が高く、高信頼のインフラを短期間で構築できることからVSPEXを選択しました。
また、ネットワールドは、VSPEXに関する独自の検証結果などを提供しており、自社の推奨ソリューションとしてVSPEXの研究を深く行っていることが高く評価されました。
◆ 導入の背景
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TOKAIコミュニケーションズは、静岡県に保有する第1・第2センターに続き、自然災害のリスクが非常に少なく、安定した電力供給、交通の利便性が高いことなどの利点を持つ岡山に、2013年4月 、第3のデータセンターを開設し「おかやまクラウドセンター」としてサービスを開始しました。
そして、第2データセンターにおいて2009年から提供開始し、大手小売業とメーカー間での売上/在庫情報開示サイトや購買情報開示サイト、基幹業務システムなどに広く利用されていた「Hi Spec Storage Cloudサービス」を、新しいデータセンターに移行し、2014年9月 から小売業向けCRM/SCMサービス「Pracla(プラクラ) Hosted Private Cloud Enterprise」を提供することになりました。
従来のサービスは、大手企業ユーザが中心であり、個々の案件ごとに個別に環境を構築していましたが、今後は、幅広いユーザ企業に拡販していく計画であり、大量高速処理が可能で、拡張性・管理性の高い新たなインフラを構築することになりました。
◆ 選択のポイント
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TOKAIコミュニケーションズは、高性能・高信頼システム環境をできるだけ短期間で実現するために検証済みのインフラソリューションに注目し、旧システムにおいてEMCストレージの評価が高かったこと、製品組合せの自由度が高いことなどを評価してVSPEXを選択しました。
流通業界では、共通商品コードであるJAN (Japanese Article Number)コードが近年枯渇しているために、ある程度期間が経つと同じコードが別の商品に振られること、同じ商品でも異なるカテゴリーに分類されることがあり、分析/販促業務に活用するためには、膨大な過去データの更新を日次で行う必要があります。VSPEXは、このような大量のトランザクション処理に対応できる高性能クラウドサービス基盤を提供可能にします。
VSPEXを構成するシステムについて、特に、高く評価されたポイントは以下のとおりです。
[1] 「EMC VSPEX」
VSPEXは、ストレージベンダー大手のEMCが提供する実証済みリファレンス・アーキテクチャーであり、パートナー企業が提供するサーバ、ネットワーク機器、ハイパーバイザーなどと組み合わせて、高信頼なインフラを短期間で構築できる。
[2] 「EMC VNX」
ストレージに搭載された大容量フラッシュデバイスをキャッシュとして利用し、処理の高速化を図る「FAST Cache」機能、アクセス頻度に応じてデータを最適なディスク装置に再配置できる「FAST-VP」機能が、大規模データベースの高速処理に威力を発揮。
[3] 「Cisco UCS」
「Fabric Interconnect」によりシンプルで拡張性に優れた環境を実現し、「Cisco UCS」専用の運用管理ツール「UCS Manager」により、シンプルな一元管理が可能。また、予備機への切り替えや新たなサーバの展開なども、事前に設定したサービスプロファイルを適用するだけで対応可能。
[4] 「Cisco Nexus」
耐障害性や性能の向上に寄与する「Virtual PortChannel(vPC)」」や、柔軟な拡張性を実現する「Fabric Extender」などの機能を活かすことで、シンプルかつスケーラブルネットワーク環境を実現。
TOKAIコミュニケーションズは、今回のVSPEX導入により、従来は約45日かかっていたサービス提供期間を、今後は30日程度にまで短縮できると見込んでおり、ユーザ企業の多様な要望にスピーディに対応できる環境が整いました。TOKAIコミュニケーションズは、新しいクラウド基盤を活用し、クラウド事業をさらに拡充・発展させていく計画です。
ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、株式会社TOKAIコミュニケーションズ(本社:静岡市、代表取締役社長 鴇田 勝彦)が、同社の岡山データセンターで提供する新しいクラウドサービスのシステム基盤に、ネットワールドが提供する「EMC VSPEX(ヴイスペックス)」を導入したことを発表します。
VSPEXはEMCが提供する実証済みリファレンス・アーキテクチャーで、今回導入されたVSPEXは、「EMC VNX5400」ストレージと、IAサーバは「Cisco Unified Computing System(UCS)」、スイッチは「Cisco Nexus」で構成され、小売業向けCRM/SCMサービス基盤として、2014年9月 より本格稼働開始します。
新しいサービスでは、性能要件が非常に厳しいことに加えて、ユーザ企業の個々のニーズへの迅速な対応力、管理性と拡張性の高さが要求され、旧システムでの評価が高かったEMCストレージを中核として、サーバ、スイッチの組合せの自由度が高く、高信頼のインフラを短期間で構築できることからVSPEXを選択しました。
また、ネットワールドは、VSPEXに関する独自の検証結果などを提供しており、自社の推奨ソリューションとしてVSPEXの研究を深く行っていることが高く評価されました。
◆ 導入の背景
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TOKAIコミュニケーションズは、静岡県に保有する第1・第2センターに続き、自然災害のリスクが非常に少なく、安定した電力供給、交通の利便性が高いことなどの利点を持つ岡山に、2013年4月 、第3のデータセンターを開設し「おかやまクラウドセンター」としてサービスを開始しました。
そして、第2データセンターにおいて2009年から提供開始し、大手小売業とメーカー間での売上/在庫情報開示サイトや購買情報開示サイト、基幹業務システムなどに広く利用されていた「Hi Spec Storage Cloudサービス」を、新しいデータセンターに移行し、2014年9月 から小売業向けCRM/SCMサービス「Pracla(プラクラ) Hosted Private Cloud Enterprise」を提供することになりました。
従来のサービスは、大手企業ユーザが中心であり、個々の案件ごとに個別に環境を構築していましたが、今後は、幅広いユーザ企業に拡販していく計画であり、大量高速処理が可能で、拡張性・管理性の高い新たなインフラを構築することになりました。
◆ 選択のポイント
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TOKAIコミュニケーションズは、高性能・高信頼システム環境をできるだけ短期間で実現するために検証済みのインフラソリューションに注目し、旧システムにおいてEMCストレージの評価が高かったこと、製品組合せの自由度が高いことなどを評価してVSPEXを選択しました。
流通業界では、共通商品コードであるJAN (Japanese Article Number)コードが近年枯渇しているために、ある程度期間が経つと同じコードが別の商品に振られること、同じ商品でも異なるカテゴリーに分類されることがあり、分析/販促業務に活用するためには、膨大な過去データの更新を日次で行う必要があります。VSPEXは、このような大量のトランザクション処理に対応できる高性能クラウドサービス基盤を提供可能にします。
VSPEXを構成するシステムについて、特に、高く評価されたポイントは以下のとおりです。
[1] 「EMC VSPEX」
VSPEXは、ストレージベンダー大手のEMCが提供する実証済みリファレンス・アーキテクチャーであり、パートナー企業が提供するサーバ、ネットワーク機器、ハイパーバイザーなどと組み合わせて、高信頼なインフラを短期間で構築できる。
[2] 「EMC VNX」
ストレージに搭載された大容量フラッシュデバイスをキャッシュとして利用し、処理の高速化を図る「FAST Cache」機能、アクセス頻度に応じてデータを最適なディスク装置に再配置できる「FAST-VP」機能が、大規模データベースの高速処理に威力を発揮。
[3] 「Cisco UCS」
「Fabric Interconnect」によりシンプルで拡張性に優れた環境を実現し、「Cisco UCS」専用の運用管理ツール「UCS Manager」により、シンプルな一元管理が可能。また、予備機への切り替えや新たなサーバの展開なども、事前に設定したサービスプロファイルを適用するだけで対応可能。
[4] 「Cisco Nexus」
耐障害性や性能の向上に寄与する「Virtual PortChannel(vPC)」」や、柔軟な拡張性を実現する「Fabric Extender」などの機能を活かすことで、シンプルかつスケーラブルネットワーク環境を実現。
TOKAIコミュニケーションズは、今回のVSPEX導入により、従来は約45日かかっていたサービス提供期間を、今後は30日程度にまで短縮できると見込んでおり、ユーザ企業の多様な要望にスピーディに対応できる環境が整いました。TOKAIコミュニケーションズは、新しいクラウド基盤を活用し、クラウド事業をさらに拡充・発展させていく計画です。