2014 年 9月 3日
谷健㈱ 取締役
ツムギラボ 主宰
谷 佳津臣(かづお)

伝統工芸の技術を活かす「ツムギラボ」
名古屋の伝統工芸とアパレルが融合したシャツを商品開発

■ 「伝統工芸産地とのフェアトレード」を根本に
谷健㈱は明治 9 年創業の繊維製品製造卸の会社です。130 年以上規模は追い求めずコツコツと続けてきた会社です。一人の有松絞職人との出会いをきっかけに「伝統工芸」の魅力とその継続の重要性に気づき、ものづくりに取り組むことになりました。そして一人一人の縁や一つ一つの品を丁寧に紡いでいきたいとの想いから「ツムギラボ」 と名付けました。従来の発注者・受注者の関係ではなく対等にものづくりを進めるパートナーということを意識しており、職人の方に言われた「伝統工芸産地とのフェアトレード」という言葉が一番しっくりきています。 伝統産業の存続危機とも言われる今、お互いに Win-Win の取組になると考えています。


【コンセプト】
・日本の伝統工芸や一点一点の手仕事から
・一筋の糸を紡ぎだすように
・一つ一つことばを紡ぎだすように
・一人一人と縁を紡ぐように
・コツコツと永く価値を創る取り組みです
・「伝統」「手仕事」「縁」を大事に考え、ここにユニークなアイデアを加えることで紡ぎだされるモノを製品
として世の中に提案していきます。


■ 「アンチ・ファストファッション」での挑戦
流行を追い、使い捨てのように衣服を消費していく今のアパレル分野に疑問を持っていました。便利な反面、大切に扱うことを疎かにしがち。流行を第一とするのではなく、人として大切に使いたいアパレルを生み出すことにチャレンジしたいと考えています。ファストファッションも様々な製品が安く人々の手元に届くので、 良い面もあります。使い捨てできる気軽さもあるでしょう。しかし、「長く着るもの」「長く使うもの」という視点がもっとあっても良いのではないかと思っています。これは「継続こそ価値を生み出していく」という想いにも繋がっています。

■ 「“伝統工芸 × 100 年企業 × ユニークアイデア”」で日本全国・世界へ発信
今までに産地に無かった(もしくはあってもできなかった)アイデアを持ち込むことで伝統工芸産地が「継続する」お手伝いができると思っています。当然のことではあるのですが、伝統工芸産業も日常の商売が無ければ継続していく事は困難です。あくまで「振興」ではなく「商売」で関わっていくことを大事にしたいと思っています。100 年以上の歴史があっても「安泰」という企業はほとんどありません。常に変化を求められます。その変化のアイデアを商売に繋げられるかがカギです。その結果として伝統そして商売の継続という「花」が咲くと考えます。当たり前のように自分たちの着る服や生活用品の中に伝統工芸が息づいていること。そしてそれを全国・さらには世界に向けて発信していくこと、これを目指しています。


■ツムギラボ
~伝統工芸技術を活かした
アパレル・ファブリック製品の企画製造~
所在地:名古屋市中区錦1-2-25谷健㈱内
E-mail:
HP:http://tsumugilabo.com/

■本リリースに関するお問い合わせ
谷健㈱ 取締役
谷 佳津臣(かづお)
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