パレルモの造船所でMSCアルモニアの増設部分を建造
5月19日 、MSCアルモニアの竜骨に増設部分が設置され、MSCクルーズのルネサンス・プログラムが始まりを告げました。これにより、MSCクルーズの全客船が最新のテクノロジーと快適性を備えることになります。
この日建造された増設部分は350トンに及びます。パレルモの造船所では今後3カ月で更に3箇所の増設部分を建造予定です。全ての増設箇所は7月末に完成し、MSCアルモニアが造船所に到着する8月末には船の中央に接合されます。200室ほどのキャビンとエンターテイメント用のスペースが追加され、新技術が導入される予定です。
MSCアルモニアには水流と放水銃を備えた全く新しいスプレー・パークがオープンします。また、免税店も拡張され、内装が一新されます。有名ブランドの香水をディスプレイした香水店も加わる予定です。改装が終了する2014年11月17日 には造船所を出発し、ジェノバに到着。ここからカナリア諸島クルーズを開始します。
昨年12月に発表されたルネサンス・プログラムでは、リリカクラスの4船(MSCアルモニア、MSCリリカ、MSCシンフォニア、MSCオペラ)の改装に2億ユーロを投入することになりました。完成は2015年です。
MSCクルーズのCEO、ジャンニ・オノラートはこのプログラムについて次のように述べました。「今日、増設部分の建造が始まり、リリカクラスの客船が生まれ変わります。2015年11月 にプロジェクトが終了したあかつきには、リリカクラスは全く新しい客船に変わっているでしょう。より大きく、より快適になり、最新の技術が導入されます。お客様の厳しい要求にもお応えできることでしょう。ルネサンス・プログラムによりMSCクルーズの船隊は拡大し、私たちのスタンダードも更に高度になります。ルネサンス・プログラムは、この分野において卓越した技術を誇る世界最大級のイタリアの造船所に発注しました。イタリアの産業の成長と発展のためには強固な信頼が必要ですが、この発注によりそれを示すことができたと思います。」
フィンカンティエリ社のCEO、ジュセッペ・ボーノ氏はこうコメントしています。「増設部分の建造が開始されたことをとても光栄に思います。この野心的なプロジェクトの構想と調整をフィンカンティエリ社が受注したことは、この分野における弊社の高度な技術が認められた証といえるでしょう。弊社は卓越した2000人以上の技術者および160人以上の研究開発部門員をイタリアとヨーロッパに擁します。これが私たちの強みであり、世界でもユニークな会社である理由です。MSCクルーズを顧客に持つことができたのも、この強みによるでしょう。MSCクルーズの成功は、イタリアが高度な産業を持っていることの証でもあります。」
【MSCクルーズについて】
MSCクルーズは地中海、南アフリカ、ブラジルにおけるマーケットリーダーであり、世界中を運航しています。年間を通じて地中海一帯を航行、また季節により北欧、カナリア諸島、大西洋、カリブ海、アンティル諸島、南米、南・西アフリカ、アラブ首長国連邦に配船。最新鋭の客船を12隻所有しています―ファンタジアクラスのMSCプレチオーサ、MSCディヴィーナ、MSCスプレンディダ、MSCファンタジア、ムジカクラスのMSCマニフィカ、MSCポエジア、MSCオーケストラ、MSCムジカ、リリカクラスのMSCシンフォニア、MSCアルモニア、MSCオペラ、そしてMSCリリカです。MSCクルーズは高い品質管理と環境保護を認められ、ビューローベリタスより「6つの金真珠」賞を受賞した世界唯一の企業です。また、食品管理全般において陸上・海上共に高い安全性を達成し、ISO9001とISO22000を取得しました。世界中でリーダーシップを発揮する以上、運営する地域の自然環境や人的環境に対する責任があると考え、2009年にユニセフと長期にわたるパートナーシップを締結。ブラジルの恵まれない子供たちが高い教育を受けるためのプロジェクトに対し、これまで約300万ユーロを提供してきました。2014年初めに更新されたパートナーシップでは、発展途上国や非常時における飢餓や栄養失調に取り組むユニセフを支援しています。
【フィンカンティエリ社について】
200年の歴史を持つ世界最大級の造船グループ企業であり、これまでに造船した数は7,000隻を超えます。現在、フィンカンティエリグループはクルーズ客船製造のリーディングカンパニーであるだけでなく、軍艦、クルーズフェリー、メガヨット、特別仕様の船舶の製造、船の修理や改装においても主要な役割を果たしています。トリエステに本拠を置く同グループは3大陸に21の製造施設を持ち、従業員は2万人(イタリア国内で8,100人)に上ります。年間総売上高は40億ユーロです。最近、シンガポール証券取引所に上場しているVARを買収。規模の倍増により、世界第4位の造船会社になりました。上位3位を占める韓国の造船会社のすぐ後に続きます。高付加価値産業における多様性とマーケットの存在感という点でフィンカンティエリグループだけが韓国の大手3社と肩を並べることができます。アメリカでは五大湖地域に3つの造船所(マリネット・マリン、ベイ・シップビルディング、エース・マリン)を持つグループ会社のフィンカンティエリ・マリングループ(FMG)が民間だけでなく海軍や沿岸警備隊等の軍隊と取引しています。アラブ首長国連邦では、マレラ・ミドルイーストとアルファッタン・シップインダストリーズとの合弁企業であるエティハド・シップビルディングが、様々な民間船舶及び軍艦の設計、造船、販売、及びメンテナンスと改装を行っています。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社MSCクルーズジャパン マーケティング部/担当:鈴木
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目7番10号 ランディック虎ノ門ビル8F
電話: FAX: ウェブサイト:www.msccruises.jp
5月19日 、MSCアルモニアの竜骨に増設部分が設置され、MSCクルーズのルネサンス・プログラムが始まりを告げました。これにより、MSCクルーズの全客船が最新のテクノロジーと快適性を備えることになります。
この日建造された増設部分は350トンに及びます。パレルモの造船所では今後3カ月で更に3箇所の増設部分を建造予定です。全ての増設箇所は7月末に完成し、MSCアルモニアが造船所に到着する8月末には船の中央に接合されます。200室ほどのキャビンとエンターテイメント用のスペースが追加され、新技術が導入される予定です。
MSCアルモニアには水流と放水銃を備えた全く新しいスプレー・パークがオープンします。また、免税店も拡張され、内装が一新されます。有名ブランドの香水をディスプレイした香水店も加わる予定です。改装が終了する2014年11月17日 には造船所を出発し、ジェノバに到着。ここからカナリア諸島クルーズを開始します。
昨年12月に発表されたルネサンス・プログラムでは、リリカクラスの4船(MSCアルモニア、MSCリリカ、MSCシンフォニア、MSCオペラ)の改装に2億ユーロを投入することになりました。完成は2015年です。
MSCクルーズのCEO、ジャンニ・オノラートはこのプログラムについて次のように述べました。「今日、増設部分の建造が始まり、リリカクラスの客船が生まれ変わります。2015年11月 にプロジェクトが終了したあかつきには、リリカクラスは全く新しい客船に変わっているでしょう。より大きく、より快適になり、最新の技術が導入されます。お客様の厳しい要求にもお応えできることでしょう。ルネサンス・プログラムによりMSCクルーズの船隊は拡大し、私たちのスタンダードも更に高度になります。ルネサンス・プログラムは、この分野において卓越した技術を誇る世界最大級のイタリアの造船所に発注しました。イタリアの産業の成長と発展のためには強固な信頼が必要ですが、この発注によりそれを示すことができたと思います。」
フィンカンティエリ社のCEO、ジュセッペ・ボーノ氏はこうコメントしています。「増設部分の建造が開始されたことをとても光栄に思います。この野心的なプロジェクトの構想と調整をフィンカンティエリ社が受注したことは、この分野における弊社の高度な技術が認められた証といえるでしょう。弊社は卓越した2000人以上の技術者および160人以上の研究開発部門員をイタリアとヨーロッパに擁します。これが私たちの強みであり、世界でもユニークな会社である理由です。MSCクルーズを顧客に持つことができたのも、この強みによるでしょう。MSCクルーズの成功は、イタリアが高度な産業を持っていることの証でもあります。」
【MSCクルーズについて】
MSCクルーズは地中海、南アフリカ、ブラジルにおけるマーケットリーダーであり、世界中を運航しています。年間を通じて地中海一帯を航行、また季節により北欧、カナリア諸島、大西洋、カリブ海、アンティル諸島、南米、南・西アフリカ、アラブ首長国連邦に配船。最新鋭の客船を12隻所有しています―ファンタジアクラスのMSCプレチオーサ、MSCディヴィーナ、MSCスプレンディダ、MSCファンタジア、ムジカクラスのMSCマニフィカ、MSCポエジア、MSCオーケストラ、MSCムジカ、リリカクラスのMSCシンフォニア、MSCアルモニア、MSCオペラ、そしてMSCリリカです。MSCクルーズは高い品質管理と環境保護を認められ、ビューローベリタスより「6つの金真珠」賞を受賞した世界唯一の企業です。また、食品管理全般において陸上・海上共に高い安全性を達成し、ISO9001とISO22000を取得しました。世界中でリーダーシップを発揮する以上、運営する地域の自然環境や人的環境に対する責任があると考え、2009年にユニセフと長期にわたるパートナーシップを締結。ブラジルの恵まれない子供たちが高い教育を受けるためのプロジェクトに対し、これまで約300万ユーロを提供してきました。2014年初めに更新されたパートナーシップでは、発展途上国や非常時における飢餓や栄養失調に取り組むユニセフを支援しています。
【フィンカンティエリ社について】
200年の歴史を持つ世界最大級の造船グループ企業であり、これまでに造船した数は7,000隻を超えます。現在、フィンカンティエリグループはクルーズ客船製造のリーディングカンパニーであるだけでなく、軍艦、クルーズフェリー、メガヨット、特別仕様の船舶の製造、船の修理や改装においても主要な役割を果たしています。トリエステに本拠を置く同グループは3大陸に21の製造施設を持ち、従業員は2万人(イタリア国内で8,100人)に上ります。年間総売上高は40億ユーロです。最近、シンガポール証券取引所に上場しているVARを買収。規模の倍増により、世界第4位の造船会社になりました。上位3位を占める韓国の造船会社のすぐ後に続きます。高付加価値産業における多様性とマーケットの存在感という点でフィンカンティエリグループだけが韓国の大手3社と肩を並べることができます。アメリカでは五大湖地域に3つの造船所(マリネット・マリン、ベイ・シップビルディング、エース・マリン)を持つグループ会社のフィンカンティエリ・マリングループ(FMG)が民間だけでなく海軍や沿岸警備隊等の軍隊と取引しています。アラブ首長国連邦では、マレラ・ミドルイーストとアルファッタン・シップインダストリーズとの合弁企業であるエティハド・シップビルディングが、様々な民間船舶及び軍艦の設計、造船、販売、及びメンテナンスと改装を行っています。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社MSCクルーズジャパン マーケティング部/担当:鈴木
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目7番10号 ランディック虎ノ門ビル8F
電話: FAX: ウェブサイト:www.msccruises.jp